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DELL Studio XPS 9100レビューをご紹介!DELLパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/9/19
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 9100 レビュー

Studio XPS 9100は、インテル最上位CPU「Core i7-900シリーズ」を搭載するハイエンドパソコン。最大12スレッド動作するCore i7 Extreme Editionと重量級3Dゲームが楽しめるハイエンドビデオコントローラの組み合わせはStudio XPS 9100だけの特権です。

Studio XPS 9100の性能を徹底ベンチマーク!

Studio XPS 9100の性能について、各種ベンチマークテストを行います。Core i7を搭載する人気デスクトップパソコンStudio XPS 8100との性能比較もご紹介しますので、購入を迷っていらっしゃる方はご参考にどうぞ。

【ベンチマーク比較 その3】 3Dオンラインゲームに対応できる数値を示す「3DMark06」と「3DMarkVantage」

前ページの画像/動画用途を想定したベンチマークテストでは、Studio XPS 8100よりも高いスコアを計測したStudio XPS 9100ですが、「本体ケースが大きくて割高な割に、イマイチ性能面で迫力がない・・・。」と感じられた方がいらっしゃるかもしれません。

そもそも、数字で表現できる性能だけで評価することができないのがStudio XPS 9100の魅力でもあるのですが、3Dグラフィック描画が極めて高いオンラインゲームでは、Studio XPS 9100が真の強さを発揮します。Studio XPS 8100では搭載不可のハイエンドビデオコントローラRadeon HD 5870とCore i7-900シリーズとの相性は驚異的です。

3Dゲーム定番ベンチマークテスト「3DMark06」

3Dグラフィックの描画能力を計測できる3DMark06
3Dグラフィックの描画能力を計測できる3DMark06。定番ベンチマークテストです。

Studio XPS 9100+Core i7-960+Radeon HD 5780 Studio XPS 9100+Core i7-980X+Radeon HD 5780
左がStudio XPS 9100+Core i7-960、右がStudio XPS 9100+Core i7-980Xの3DMark06スコア。
Core i7-980X+ATI Radeon HD 5870 1GB環境では22434という圧倒的なスコアを計測しています。

3DMark06での性能比較
機種名 Studio XPS 9100 その1 Studio XPS 9100 その2 Studio XPS 9100 その3 【参考1】 Studio XPS 7100 【参考2】 Studio XPS 8100 備考
3DMark Score
(1280×1024)
19214 20584 22434 17966 16328 同じビデオコントローラを搭載しているとは思えないほど、Studio XPS 7100とのスコア差が確認できます。
3DMark Score
(1920×1200)
18386 19650 21180 17570 13697 高解像度になると、ミドルレンジRadeon HD 5770を搭載するStudio XPS 8100のスコア下落は激しいですが、ハイエンドRadeon HD 5870を搭載するStudio XPS 9100/7100のスコアはそれほど変わりません。
CPU Score
(1280×1024)
5193 5767 7051 5099 5363 Core i7-980Xだけ、全く違う次元のスコアです。
CPU Score
(1920×1200)
5164 5830 6996 5230 5125 マルチスレッド非対応のテスト項目が多いためか、高解像度になってもスコアの変動はなし。
※Studio XPS 9100 その1:Core i7-930(2.80GHz/3.06GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その2:Core i7-960(3.20GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その3:Core i7-980X(3.33GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

3DMark06各スコアを比較
3DMark06各スコアを比較

前ページのPCMARK関連テストではStudio XPS 8100+Radeon HD 5770に追いつかれ気味だったStudio XPS 9100ですが、3Dゲーム専用ベンチマークテストになるとStudio XPS 9100+Radeon HD 5870がかなり差を付けます。下位のCore i7-930でも、同ビデオコントローラを搭載するStudio XPS 7100よりも数割ほど高スコアです。

安価なビデオコントローラでは高解像度時に極端に性能低下を起こすことがあるのですが、Studio XPS 9100+Radeon HD 5870は他機種と比べてスコアがそれほど下がってません。ミドルレンジビデオコントローラを搭載するStudio XPS 8100との差は特に顕著であり、Studio XPS 9100の安定感が見て取れます

それにしても、Core i7-980X+Radeon HD 5870は強烈ですね。1つだけ全く違う次元です。高解像度モニタでのプレイをご検討されている方は、Core i7-980Xとは言いませんが、予算が許す限り上位CPUを狙ってみてください。

さらにグラフィック負荷が高い3DMarkVantage

3DMark06よりもグラフィック負荷が高い3DMarkVantageでもベンチマーク比較してみました
3DMark06よりもグラフィック負荷が高い3DMarkVantageでもベンチマーク比較してみました。

総合スコア、CPUスコア、GPUスコアが測定できる定番ベンチマークテストです
総合スコア、CPUスコア、GPUスコアが測定できる定番ベンチマークテストです。
写真は「Studio XPS 9100 その2」のExtreme(1920×1200)におけるスコア画面です。

3DMarkVantageでの性能比較
機種名 Studio XPS 9100 その1 Studio XPS 9100 その2 Studio XPS 9100 その3 【参考1】 Studio XPS 7100 【参考2】 Studio XPS 8100 備考
Entry
(1024×768)
E37035
56293
18277
E40012
58242
20635
E48848
59442
31830
E30833
49873
14372
E28371
35431
17756
低解像度では、ビデオコントローラだけでなくCPUの性能も顕著に表れます。
Performance
(1280×1024)
P17532
17327
18177
P18194
17504
20634
P19987
17798
31679
P15448
15859
14332
P9821
8556
17657
表示解像度が上がると、唯一ミドルレンジRadeon HD 5770を搭載するStudio XPS 8100のスコアが急激に下がります。
High
(1680×1050)
H12575
11913
18350
H12734
11935
20512
H13303
12063
31830
H12177
11869
14280
H6238
5605
17370
ハイエンドRadeon HD 5870を搭載するStudio XPS 9100とStudio XPS 7100はスコアが接近します。
Extreme
(1920×1200)
X8904
8671
18195
X9020
8762
20598
X9030
8703
31689
X8906
8729
14459
X4268
4105
17621
同上
※スコアは上から、総合スコア、GPUスコア、CPUスコアです。
※Studio XPS 9100 その1:Core i7-930(2.80GHz/3.06GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その2:Core i7-960(3.20GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その3:Core i7-980X(3.33GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

3DMarkVantage総合スコアを比較
3DMarkVantage総合スコアを比較。高解像度になるほど、Radeon HD 5870 1GBを搭載するStudio XPS 9100とStudio XPS 7100が強いです。

GPUスコアを比較
GPUスコアを比較。3DMarkVantage総合スコアとほぼ同じ傾向。

CPUスコアを比較
CPUスコアを比較。表示解像度の違いによらず、ほぼ一定のスコアです。

低解像度ではCPU性能の影響が強く、中解像度になるとビデオコントローラ性能とのバランスが重要になるようです。高解像度になるとビデオコントローラの性能に依存するため、Studio XPS 8100は一人負け状態です。表示解像度だけでなく、重量級ゲームになるほど同様の傾向が見受けられますので、描画負荷が高いゲームタイトルであればRadeon HD 5870搭載可能機種がおすすめです。

次ページでは、ファイナルファンタジー14やストリートファイターWなどの人気ゲームベンチマークソフトを使って、各機種のパフォーマンスを比較してみたいと思います。

Studio XPS 9100の見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで!

Studio XPS 9100

 最新Core i7搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 9100。
  詳細はStudio XPS 9100(DELL公式ページ)をご参照ください。

【ベンチマーク比較 その2】 実作業での快適さを測定する「PCMARK05」と「PCMARKVantage」<<  >>【ベンチマーク比較 その4】 ファイナルファンタジー14やストリートファイターWなどの人気ゲームでベンチマークテスト

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