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DELL Studio XPS 9100レビューをご紹介!DELLパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/9/19
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 9100 レビュー

Studio XPS 9100は、インテル最上位CPU「Core i7-900シリーズ」を搭載するハイエンドパソコン。最大12スレッド動作するCore i7 Extreme Editionと重量級3Dゲームが楽しめるハイエンドビデオコントローラの組み合わせはStudio XPS 9100だけの特権です。

Studio XPS 9100の性能を徹底ベンチマーク!

Studio XPS 9100の性能について、各種ベンチマークテストを行います。Core i7を搭載する人気デスクトップパソコンStudio XPS 8100との性能比較もご紹介しますので、購入を迷っていらっしゃる方はご参考にどうぞ。

【ベンチマーク比較 その4】 ファイナルファンタジー14やストリートファイターWなどの人気ゲームでベンチマークテスト

前ページでは、3Dゲームに特化したベンチマークテストの比較をご紹介しました。このページではファイナルファンタジー14やストリートファイターW、バイオハザード5などの人気ゲームでベンチマークテストした結果をご紹介します。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストで比較

いよいよ発売が迫ってきた超大作ゲームファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。設定は、標準的な1280×720、高解像度1920×1080の2種類です。

Core i7-980X+Radeon HD 5870は低解像度で6577
ファイナルファンタジー14のベンチマークテスト。Core i7-980X+Radeon HD 5870は低解像度で6577と驚異的なスコアをたたき出します。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 9100 その1 Studio XPS 9100 その2 Studio XPS 9100 その3 【参考1】 Studio XPS 7100 【参考2】 Studio XPS 8100 備考
1280×720 5461 6034 6577 4144 4457 低解像度であれば、Radeon HD 5770などミドルレンジビデオコントローラでも大丈夫な印象を受けます。
1920×1800 4584 4683 4704 4031 2469 高解像度になると、ハイエンドRadeon HD 5870のスコアはほとんど変化ないですが、ミドルレンジRadeon HD 5770は極端にスコアが下がります。
※Studio XPS 9100 その1:Core i7-930(2.80GHz/3.06GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その2:Core i7-960(3.20GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その3:Core i7-980X(3.33GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

ファイナルファンタジー14のベンチマークスコアを比較
ファイナルファンタジー14のベンチマークスコアを比較。4000前後あれば、比較的快適とされるファイナルファンタジー14のベンチマークテストですが、プレイする表示解像度によって結果が大きく変わりました。

標準解像度の1280×720、高解像度の1920×1080共、Studio XPS 9100が圧倒的に強いです。

高解像度になると、ミドルレンジRadeon HD 5770を搭載するStudio XPS 8100のスコアが極端に下がっている点も見逃せません。ハイエンドRadeon HD 5870を搭載するStudio XPS 9100やStudio XPS 7100は性能面で余裕があるのか、スコアはほとんど下がってません。

低解像度については、CPU性能の影響が大きくなるのか、Core i7-870を搭載するStudio XPS 8100の方が、Studio XPS 7100よりも少しだけ高スコアでした。ファイナルファンタジー14を標準モニタでプレイするのであれば、無理にハイエンドビデオコントローラをカスタマイズしなくても良さそうです。

ストリートファイターWのベンチマークテストも比較

3Dゲームで定評あるカプコンのストリートファイターWのベンチマークテストを試してみました。設定は、標準的な1280×720、高解像度1920×1200、高解像度1920×1200(グラフィック効果最大)の3種類です。

ストリートファイターWのベンチマークテスト
ストリートファイターWのベンチマークテスト。Studio XPS 9100では過大性能と言えそうな高スコアです。

ストリートファイターWのベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 9100 その1 Studio XPS 9100 その2 Studio XPS 9100 その3 【参考1】 Studio XPS 7100 【参考2】 Studio XPS 8100 備考
1280×720 32569
332.85FPS
34789
359.62FPS
34916
361.15FPS
26469
259.28FPS
23214
220.02FPS
十分過ぎるほどの性能です。
1920×1200 22011
241.04FPS
21927
239.87FPS
21843
238.74FPS
20151
215.58FPS
13847
129.38FPS
同上
1920×1200グラフィック効果最大 10263
148.04FPS
10249
147.77FPS
10255
147.79FPS
9972
141.12FPS
6591
72.93FPS
高表示解像度かつグラフィック効果を最大にしても60FPSをクリアしてます。
※Studio XPS 9100 その1:Core i7-930(2.80GHz/3.06GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その2:Core i7-960(3.20GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その3:Core i7-980X(3.33GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

ストリートファイターWベンチマークスコアを比較
ストリートファイターWベンチマークスコアを比較

ストリートファイターWベンチマークスコア(FPS)を比較
ストリートファイターWベンチマークスコア(FPS)を比較

ストリートファイターWは比較的動作が軽いゲームなので、ミドルレンジRadeon HDH5770でも十分対応可能です。高解像度にしても全く不安はありません。ローエンドのRadeon HD 5670ではグラフィック効果を上げると不安な場面がありそうなので、ストリートファイターWをプレイするなら、Radeon HD 5770を選んでおけば大丈夫そうです。

バイオハザード5のベンチマークテストも比較

同じくカプコンの定番ゲームバイオハザード5のベンチマークテストで比較します。

実プレイを想定したベンチマークテストA
通常は、ハードウェアの性能を厳密に調べるベンチマークテストBでの比較となるのでしょうが、Studio XPS 9100についてはグラフィック性能が高すぎるためか、スコアだけ比較しても面白みにかけました。そこで今回は、低解像度1280×720と高解像度1920×1200環境において、実プレイを想定したベンチマークテストAにおける負荷比較を行いました。

バイオハザード5のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 9100 その1 Studio XPS 9100 その2 Studio XPS 9100 その3 【参考1】 Studio XPS 7100 【参考2】 Studio XPS 8100 備考
低解像度1280×720 184.0(S) 188.9(S) 194.0(S) 141.7(S) 105.5(S) 十分過ぎるほどの性能です。
高解像度1920×1200 128.9(S) 130.6(S) 131.9(S) 119.4(S) 66.0(A) 同上
※Studio XPS 9100 その1:Core i7-930(2.80GHz/3.06GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その2:Core i7-960(3.20GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その3:Core i7-980X(3.33GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

低解像度1280×720時

低解像度1280×720では、全てフラットというスゴさです
低解像度1280×720では、全てフラットというスゴさです。負荷がかかっている状態でも、ビクともしてません。(笑)
このグラフを見て、「獅子はうさぎを狩るにも全力を以てす」ということわざを思い出しました。

高解像度1920×1200時

高解像度1920×1200では、さすがに少しブレます。ただ、快適なプレイの指標とされる60FPSラインに一度も触れることなく、長時間のベンチマークテストが完了ました。動画エンコードなど、他の作業をしながらでも、バイオハザード5がプレイできるんじゃないか?と思ってしまうほどの余裕はさすがです。反対に言えば、バイオハザード5レベル負荷しかないゲームでは、安価なStudio XPS 7100でも十分ということになります。

Core i7-930+Radeon HD 5870(高解像度1920×1200)
Core i7-930+Radeon HD 5870(高解像度1920×1200)。
Area 3で少し乱れが生じます。

Core i7-960+Radeon HD 5870(高解像度1920×1200)
Core i7-960+Radeon HD 5870(高解像度1920×1200)
Area 3で少し数値が下がりますが、落ち込む幅はかなり抑えられています。

Core i7-980X+Radeon HD 5870(高解像度1920×1200)
Core i7-980X+Radeon HD 5870(高解像度1920×1200)
Core i7-960と比べると、全体的に落ち込み幅はかなり小さくなってます。

Phenom II X6 1055T+Radeon HD 5870(高解像度1920×1200)
【参考1】Phenom II X6 1055T+Radeon HD 5870(高解像度1920×1200)
Studio XPS 9100+Core i7-900シリーズでは気にならなかったArea 2付近を含め、グラフィック能力に多少のバラツキがあります。ysfs、高解像度モニタでも60fpsを余裕で超えており、十分なグラフィック能力と言えます。

Core i7-870+Radeon HD 5770(高解像度1920×1200)
【参考2】Core i7-870+Radeon HD 5770(高解像度1920×1200)
ミドルレンジRadeon HD 5770なので、50〜70前後のFPSに落ち込んでます。20インチ前後でゲームを楽しむならRadeon HD 5770、24インチ級モニタでゲームを楽しむならRadeon HD 5870がおすすめです。

Studio XPS 9100の見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで!

Studio XPS 9100

 最新Core i7搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 9100。
  詳細はStudio XPS 9100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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