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DELL Studio XPS 9100レビューをご紹介!DELLパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/10/18
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 9100 レビュー

Studio XPS 9100は、インテル最上位CPU「Core i7-900シリーズ」を搭載するハイエンドパソコン。最大12スレッド動作するCore i7 Extreme Editionと重量級3Dゲームが楽しめるハイエンドビデオコントローラの組み合わせはStudio XPS 9100だけの特権です。

Studio XPS 9100の性能を徹底ベンチマーク!

Studio XPS 9100の性能について、各種ベンチマークテストを行います。Core i7を搭載する人気デスクトップパソコンStudio XPS 8100との性能比較もご紹介しますので、購入を迷っていらっしゃる方はご参考にどうぞ。

【ベンチマーク比較 その6】 デジタル一眼レフで撮影した画像を編集する「Capture NX2」、「LightRoom3」、「Photoshop CS5」

デジタル一眼レフや一部の上位コンパクトカメラでは、RAWと呼ばれる高画質モードが選択できます。劣化が少ない画質が楽しめることから最近人気が急上昇していますが、CPUにかかる負荷が非常に重いのでCPU性能が快適さを左右します。

今回は、私が普段使用しているRAW現像ソフトCapture NX2」、マルチスレッドCPUとの相性が良い「Adobe Lightroom3」、定番画像編集ソフト「Photoshop CS5」を使って、画像編集の処理速度を比較してみました。

RAW現像ソフトCapture NX2」
ニコンのRAW現像ソフトCapture NX2」。私はニコン機種を所有してますので、常時これを使ってます。マルチスレッドに対応しきれていないのが不満です。コア数が増えるよりも動作周波数が高い方が、全体的に処理速度が速い印象を受けます。

アドビ社の現像ソフト「Lightroom3」
アドビ社の現像ソフト「Lightroom3」。マルチコアCPUとの相性が良く、6コアのPhenom II X6や4コア/8スレッドのCore i7なら劇的な処理速度を誇ります。

画像編集ソフトの定番であるアドビ社「Photoshop CS5」
画像編集ソフトの定番であるアドビ社「Photoshop CS5」。今回はプロ対応のCS5でフィルタを適用するのにかかる時間を計測しました。

各画像アプリケーションでの性能比較
機種名 Studio XPS 9100 その1 Studio XPS 9100 その2 Studio XPS 9100 その3 【参考1】 Studio XPS 7100 【参考2】 Studio XPS 8100 備考
Capture NX2
標準設定でRAW→JPEG変換100枚
3分2秒(182秒) 2分48秒(168秒) 2分35秒(155秒) 3分44秒(224秒) 3分2秒(182秒) マルチスレッドに対応しきれてませんが、動作周波数の高さに比例して処理が速く完了しています。
Lightroom
標準設定でRAW→JPEG変換100枚
1分39秒(99秒) 1分26秒(86秒) 1分16秒(76秒) 1分40秒(100秒) 1分40秒(100秒) マルチコアCPUとの相性が良いので、6コア/12スレッドのCore i7-980Xが強さを発揮。Core i7-930とCore i7-870がほぼ同じ、リアル6コアのPhenom II X6も検討してます。
Photoshop CS5
ノイズ軽減フィルタを適用100枚
4分2秒(242秒) 3分37秒(217秒) 3分15秒(195秒) 4分22秒(262秒) 4分00秒(240秒) 私がよく使うノイズ軽減フィルタについても上記と同じ傾向です。フィルタの種類によってマルチスレッド対応/非対応がありますので、ご参考にどうぞ。
※Studio XPS 9100 その1:Core i7-930(2.80GHz/3.06GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その2:Core i7-960(3.20GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その3:Core i7-980X(3.33GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

画像編集にかかる処理時間を比較
画像編集にかかる処理時間を比較

3種類の画像編集ソフトを使って比較しましたが、全体的にCore i7-900シリーズが強いです。下位のCore i7-930でも、他のベンチマークテストで負け気味だったCore i7-870とほぼ同性能になってます。データ容量が大きなファイルに重負荷をかける画像編集用途では、CPU性能に重点を置いたCore i7-900シリーズに軍配が挙がるようです。中でも、上位のCore i7-960とCore i7-980Xは強く、Core i7-930やCore i7-870の8割弱で処理が完了するソフトもあるほどです。画像編集の頻度が高い方は、予算の許す限り上位CPUを狙ってみてください。

マルチスレッドの効果が顕著に見受けられたアドビ社の「Lightroom3」
今回使用したソフトの中では、マルチスレッドの効果が顕著に見受けられたアドビ社の「Lightroom3」。12スレッド+定格動作周波数3.33GHzで爆速処理を行います。これでもCPU使用率が30%前後とかなり安定していました。将来、100%使用率で動作可能なようなソフトが登場すると、とんでもない処理時間短縮が可能になりそうです。

ちなみに、リアル6コアのPhenom II X6も何とか健闘してました。処理速度にそれほどこだわりがなければ、安価なPhenom U X6搭載機種Studio XPS 7100でも良いかもしれません。処理時間の差は歴然ですが・・・。

Studio XPS 9100の見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで!

Studio XPS 9100

 最新Core i7搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 9100。
  詳細はStudio XPS 9100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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