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DELL Studio XPS 9100レビューをご紹介!DELLパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/10/19
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 9100 レビュー

Studio XPS 9100は、インテル最上位CPU「Core i7-900シリーズ」を搭載するハイエンドパソコン。最大12スレッド動作するCore i7 Extreme Editionと重量級3Dゲームが楽しめるハイエンドビデオコントローラの組み合わせはStudio XPS 9100だけの特権です。

Studio XPS 9100の性能を徹底ベンチマーク!

Studio XPS 9100の性能について、各種ベンチマークテストを行います。Core i7を搭載する人気デスクトップパソコンStudio XPS 8100との性能比較もご紹介しますので、購入を迷っていらっしゃる方はご参考にどうぞ。

【ベンチマーク比較 その7】 動画エンコードの定番アプリケーション「TMPGEnc 4.0 XPress」

各種比較で圧倒的な性能差を誇るStudio XPS 9100ですが、さらに大きな力の差を見せつけるのが、動画ファイルのエンコードです。

動画エンコードの定番「TMPGEnc 4.0 XPress」
動画エンコードの定番「TMPGEnc 4.0 XPress」。複数コアに対応します。

TMPGEnc 4.0 XPressを使用して、約8分のDVビデオカメラ動画をDVD形式(720×480)に変換、約8分のAVCHDビデオカメラ動画ファイルをブルーレイ形式(1920×1080)に変換するのに必要な時間を、それぞれ比較してみました。

TMPGEnc 4.0 XPressでの性能比較
機種名 Studio XPS 9100 その1 Studio XPS 9100 その2 Studio XPS 9100 その3 【参考1】 Studio XPS 7100 【参考2】 Studio XPS 8100 備考
軽負荷エンコードテスト
DV(720×480)→DVD形式(720×480)に変換
1分25秒(85秒) 1分16秒(76秒) 1分8秒(68秒) 4分34秒(274秒) 1分19秒(79秒) Phenom II X6が極端に遅い。
重負荷エンコードテスト
HD(1920×1080)→ブルーレイ形式(1920×1080)に変換
7分12秒(432秒) 6分40秒(400秒) 6分8秒(368秒) 19分12秒(1552秒) 14分8秒(848秒) ハイビジョン画質になると、普及価格帯のCore i7-870が辛くなる。
重負荷エンコードテスト
HD(1920×1080)→H.264形式(1920×1080)に変換
14分40秒(880秒) 12分56秒(776秒) 8分56秒(536秒) 16分00秒(960秒) 15分20秒(920秒) H.264形式への変換では、マルチスレッドが利くためか、Phenom II X6とCore i7-870が遅れを取り戻す。
※Studio XPS 9100 その1:Core i7-930(2.80GHz/3.06GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その2:Core i7-960(3.20GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100 その3:Core i7-980X(3.33GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

TMPGEnc 4.0 XPressでの各スコアを比較
TMPGEnc 4.0 XPressでの各スコアを比較

動作周波数はそれほど大差ないにも関わらず、Core i7-900シリーズが全体的に強いです。

低解像度の動画ファイルであれば、普及価格帯のCore i7-870と差はありませんが、高解像度の動画ファイルになると普及価格帯のCore i7-870を大きく突き放します。映像の撮影時間が長かったり、フィルタなどの追加処理を行えば時間差はさらに発生しますので、「少しでも速くエンコード処理を完了したい。」方はStudio XPS 9100をおすすめします。

対して、処理負荷が高いH.264形式へのエンコードになると、マルチスレッドに対応するためか、Phenom II X6とCore i7-870とが追い上げを見せます。H.264形式目的であればコストパフォーマンスは高いです。それでもCore i7-960やCore i7-980Xの1.5倍近く処理時間が必要ですが、両CPUを選択する価値はあるかもしれません。

ブルーレイ形式変換時
形式毎におけるCPU使用率を比較。ブルーレイ形式変換時は30%前後です。

H.264形式変換時
形式毎におけるCPU使用率を比較。H.264形式変換時は90%前後にまで上昇するため、マルチスレッドCPUの恩恵を多大に受けることができます。

Studio XPS 9100の見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで!

Studio XPS 9100

 最新Core i7搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 9100。
  詳細はStudio XPS 9100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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