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DELL初のタッチ式コンバーチブルウルトラブックXPS 12レビューをご紹介! DELLの人気ウルトラブック購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2012/12/1
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タブレットとしても使えるウルトラブック DELL XPS 12 レビュー

今回ご紹介するのは、液晶モニタ部分がくるっと回転するウルトラブックXPS 12。いわゆるタッチ式コンバーチブル(利用シーンに合わせてノートパソコン形状やタブレット形状に変更できる)と呼ばれるタイプです。

DELL XPS 12 レビュー

  1. 【レビュー1】 使ってて楽しい♪ DELL XPS 12 レビュー
  2. 【レビュー2】 XPS 12の外観と接続端子をチェック
  3. 【レビュー3】 XPS 12のキーボードをチェック
  4. 【レビュー4】 XPS 12のモニタと回転構造をチェック
  5. 【レビュー5】 XPS 12の性能をベンチマークテスト
  6. 【レビュー6】 Windows8の使用感をチェック
  7. 【レビュー7】 上位の薄型ウルトラブックNew XPS 13と比較New!

【レビュー1】 使ってて楽しい♪ DELL XPS 12 レビュー

今回ご紹介するのは、2012年10月に発売されたばかりのDELL初のタッチ式コンバーチブル(利用シーンに合わせてノートパソコン形状やタブレット形状に変更できる)ウルトラブックXPS12 Ultrabookです。

DELL初となるタッチ式コンバーチブルウルトラブックXPS 12
DELL初となるタッチ式コンバーチブルウルトラブックXPS 12。久しぶりに面白い機種に出会いました。

今回ご紹介するXPS 12の主なスペック
項目 仕様 備考
OS Windows 8 法人向けにも対応できるようWindows 8 Proもカスタマイズ可能
CPU Core i5-3317UM(定格:1.70GHz、最大:2.60GHz) Core i7-3517U(定格:1.90GHz、最大:3.00GHz)もカスタマイズ可能
メモリ 4GB 8GBもカスタマイズ可能
HDD SSD 128GB 256GBもカスタマイズ可能
液晶モニタ 12.5インチ光沢液晶(LEDバックライト採用。表示解像度は1,920×1,080ドット固定) 頑丈なコーニング社のゴリラガラス
インターフェイス USB 3.0×2(うち1つはPowerShare給電タイプ)、ミニディスプレイポート、ヘッドフォン/マイクコンボポート、ワイヤレスLAN/Bluetooth、130万画素Webカメラ等 接続端子は最小限
キーボード
タッチパッド
防滴設計、バックライト付きのフルサイズチクレットキーボード
ボタン一体型のガラス製タッチパッド
タイピングは良好、タッチパッドは高級感あり
寸法
重量
幅:317mm、奥行き:214mm、高さ:8〜20mm
最小重量:1.52kg
ウルトラブックとしては少し重いが、タッチ機能搭載なので仕方なし
※2012年11月30日時点。最新の価格・スペック情報はXPS12 Ultrabook(DELL公式サイト)でご確認ください。

XPS 12はモニタがくるりと回転して、しかもWindows 8+タッチ機能で快適

XPS 12は、モニタがくるりと回転&タッチ機能を搭載しています。

XPS 12の一番の特徴であるコンバーチブル機能
XPS 12の一番の特徴であるコンバーチブル機能。モニタ部分がスムーズに回転します。

とにかく薄いXPS 12
液晶モニタを回転させて、そのまま閉じるとiPadのようなタブレットとして使えます。(驚!)

XPS 12はタッチ機能を搭載している
XPS 12は、タッチ機能も搭載しているので、なんとノートパソコン状態でもタッチ操作とキーボード操作が併用可能。

XPS 12は、タブレットとノートパソコンのいいとこ取りをした製品です。例えば、文字の入力や複数の同時作業はパソコン、写真やWebページ閲覧であれば手軽なタブレットとして使えます。今までのノートパソコンにありそうでなかったカテゴリの製品で、Windows 8との組み合わせがピッタリだと思います。

質感が高いXPS 12

XPS 12は、タッチ機能だけでなく、

  • 液晶モニタは、頑丈なコーニング社のゴリラガラス
  • フレームは、高質感かつ指紋が付きにくいアルミ素材
  • 天板と底面は、軽量かつ剛性を併せ持つカーボンファイバー

など、DELLこだわりの素材を投入しています。激安ノートと比べると価格は若干高めですが、将来長く使うのであればコストパフォーマンスは悪くありません。

XPS 12のモニタは、頑丈なコーニング社のゴリラガラスで覆われてます
XPS 12のモニタは、頑丈なコーニング社のゴリラガラスで覆われてます。タブレットとしての利用が多くても、堅い物に当てて画面が割れません。両手でねじってもたわみ感なしです。モニタの隅までゴリラガラスが覆われているので、高級感も味わえます。

天板は、軽量かつ剛性を併せ持つカーボンファイバー素材を採用
XPS 12の天板は、軽量かつ剛性を併せ持つカーボンファイバー素材を採用。ビジネス用途としてもおすすめ。

手を置くパームレスト部分を拡大
手を置くパームレスト部分を拡大。マグネシウム素材(ソフトタッチペイント仕上げ)を採用し、しっとりとした手触りのマット調です。写真では高級感が伝えきれないのが残念です。

XPS 12の底面を拡大
XPS 12の底面を拡大。XPS 12の極薄デザインかつ軽量化を実現するカーボンファイバ複合材で底面全体が覆われています。一部のジャンボジェット機にも採用されるほど高品質な素材で、一台数十万〜数百万円もする自転車のフレームに使われることもあるとのこと。

Windows 8+最新パーツの組み合わせがとにかく速い

XPS 12は、見た目のデザインだけでなく、省電力タイプのCore i5/i7や高速なSSDを搭載しており、性能面でも妥協がありません。

Windows8との組み合わせによって、起動時間やシャットダウン時間極めて速く、特に、シャットダウン時間は画面が消えるまでに2〜3秒、本体の電源が落ちるまででも5秒前後しかかかりません。また、スリープ状態や起動時間からの復帰時間も劇的に速いです。「これだけでも、XPS 12を購入するメリットがあるのではないか?」と思うほどです。

XPS 12が搭載するSSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 3.0で計測
XPS 12が搭載するSSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 3.0で計測。
読込・書込共、爆速!9万円台のモバイルノートとは思えません。用途によっては、ハイエンドデスクトップパソコンよりも体感速度は上です。


【参考】1年ほど前の15.6インチ液晶のスタンダードノート旧Inspiron 15R(ハードディスク)のアクセス速度。
XPS 12の速さがよくわかります。連続・ランダム共、全く別次元ですね。

15.6インチ液晶のスタンダードノート旧Inspiron 15Rと比べてみると・・・

XPS 12の薄さを体験して頂くために、旧Inspiron 15Rと比べてみました。

上が12.5インチ液晶のXPS 12、下が15.6インチ液晶のInspiron 15R
上が12.5インチ液晶のXPS 12、下が15.6インチ液晶の旧Inspiron 15R。厚みや大きさが全く違います。XPS 12を2台目のサブノートとして購入してもOKです。

メインノートとしても使えるUltrabook(ウルトラブック) XPS 12

最近ではタブレットの普及がめまぐるしいですが、ノートパソコンとタブレットの中間的な製品として登場したのが、今回ご紹介しているXPS 12です。

タッチ式コンバーチブルウルトラブックとして話題になっていた機種
タッチ機能を強化したWindows8の発売と同時期だったこともあり、予想以上に売れてます。

価格下落が激しいスタンダードノートと比べると多少割高ですが、XPS 12のデザイン・品質・性能が9万円台(2012年11月30日現在)で手に入ると考えると、コストパフォーマンスは高いです。

  • 「タブレットとしても使えるノートパソコンが欲しい。」
  • 「OSの起動時間が速いノートパソコンが欲しい。」
  • 「リビングで、気軽なパソコン+タブレット環境を手に入れたい。」

という方におすすめです。

次ページでは、XPS 12の外観を徹底的にチェックします。

DELL公式サイト 製品ページリンク

XPS 12
タブレットとしても使えるウルトラブック DELL XPS 12

 液晶モニタ部分がくるっと回転するウルトラブックXPS 12
 詳しくはXPS12 Ultrabook(DELL公式ページ)をご参照ください。

デル株式会社

>>【レビュー2】 XPS 12の外観と接続端子をチェック

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