XPS 15レビューTOP > XPS 15の性能をベンチマーク測定 【ベンチマーク比較 その3】 3Dゲーム系の定番ベンチマークテスト「3DMark06」と「3DMarkVantage」、実ゲームベンチマークテスト
性能/質感/機能 3拍子揃ったミドルレンジノート DELL XPS 15 レビュー
XPS 15は、使いやすい15.6インチモニタや最新プロセッサ「Core i7/i5」を搭載する売れ筋のミドルレンジノートパソコンです。軽い3Dゲームならプレイできる拡張性ビデオコントローラGeForce GT 400シリーズや堅牢なボディ、豊かな低音が楽しめるJBL製スピーカーなど、激安ノートでは得られない所有感が味わえます。
XPS 15の性能をベンチマーク測定
【ベンチマーク比較 その3】 3Dゲーム系の定番ベンチマークテスト「3DMark06」と「3DMarkVantage」、実ゲームベンチマークテスト
XPS 15はゲーム用途にも対応できるミドルレンジノートパソコンです。定番ゲーム系ベンチマークテストの3DMark06と3DMarkVantage、ライトなストリートファイターWやバイオハザード5、重量級のファイナルファンタジー14のスコアをご紹介します。
定番ベンチマークテスト 3DMark06
3Dグラフィックの描画能力を計測できる3DMark06。定番ベンチマークテストです。
Core i7-740QM+GeForce GT 435 2GBのベンチマークスコア。表示解像度は1280×1024です。
3DMark06での性能比較
比較対象 |
XPS 15 |
入門デスクトップInspiron 580 |
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 435 2GB
|
- Core i3-530
- 4GB
- 500GB(7200回転/分)
- GeForce G310 512MB
|
3DMarks Score |
7358 |
3731 |
SM2.0 Score |
3048 |
1364 |
HDR/SM3.0 Score |
2758 |
1374 |
CPU Score |
3104 |
3052 |
※表示解像度1280×1024で比較。入門デスクトップパソコンInspiron 580と比べてみました。
3DMark06スコアを比較。ビデオコントローラによって大きくスコアが変化します。XPS
15が搭載するGeForce GT 435 2GBでは7358とかなり高いスコアを計測しており、ちょっとしたデスクトップパソコンを超えるグラフィック能力を誇ります。仮にCore
i5-460Mを搭載すると、CPUスコアは2781前後になりますのでゲーム用途であればCore
i7がおすすめです。
また、「ゲームをするなら、キレイな高解像度モニタで楽しみたい♪」という方もいらっしゃるでしょうから、XPS
15で選べる高解像度1920×1080パネルでも3DMark06ベンチマークテストを実施してみました。3DMarks
Scoreは6025と相変わらず高く、ライトなゲームであればプレイに問題はなさそうです。ただしグラフィック効果を上げ過ぎると少しツライかもしれません。
さらにグラフィック負荷が高い3DMarkVantage
3DMark06よりもグラフィック負荷が高い3DMarkVantageでもベンチマーク比較してみました。ノートパソコンではかなり厳しいテストですが、XPS
15の底力を知るためにミドルレンジデスクトップパソコンと比べてみます。
総合スコア、GPUスコア、CPUスコアが測定できる定番ベンチマークテストです。
3DMarkVantageでの性能比較
機種名 |
XPS 15 |
【参考1】 Studio XPS 7100 |
【参考2】 Studio XPS 8100 |
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 435 2GB
|
- Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)
- 4GB
- 500GB(7200回転/分)
- ATI Radeon HD 5870 1GB
|
- Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)
- 4GB
- 500GB(7200回転/分)
- ATI Radeon HD 5770 1GB
|
Entry
(1024×768) |
E13749
14827
11288 |
E30833
49873
14372 |
E28371
35431
17756 |
Performance
(1280×1024) |
P3838
3145
11304 |
P15448
15859
14332 |
P9821
8556
17657 |
High
(1680×1050) |
H2474
2173
11445 |
H12177
11869
14280 |
H6238
5605
17370 |
3DMarkVantage総合スコアを比較。入門デスクトップパソコンでは動作すら厳しいテストですが、XPS
15は完走しました。ただ、重量級ゲームはツライですね。高性能ビデオコントローラを搭載するミドルレンジデスクトップパソコンと比較すると、かなり大きなスコア差になりました。
ストリートファイターWベンチマークでの性能比較
ストリートファイターWベンチマークを実施。拡張型ビデオコントローラGeForce
GT 435 2GBを搭載すれば、ストリートファイターWは余裕で動作します。
ストリートファイターWベンチマークでの性能比較
比較対象 |
旧機種Inspiron 15 |
XPS 14 |
XPS 15 |
XPS 17 |
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
- Core i3-330M
- 4GB
- 320GB(5400回転/分)
- オンボード
|
- Core i5-460M
- 4GB
- 500GB(7200回転/分)
- GeForce GT 420 1GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 435 2GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 445 3GB
|
Score |
6261 |
10778 |
13367 |
16668 |
AVERAGE |
15.53FPS |
70.03FPS |
101.24FPS |
141.05FPS |
※表示解像度1280×720で比較
動作が比較的軽いストリートファイターWのベンチマークテストでは、101.24FPSのA評価とかなり好成績でした。快適にゲームがプレイできる目安の60FPSにもかなり余裕があります。
ストリートファイターWベンチマークスコアを比較
ストリートファイターWベンチマークスコア(FPS)を比較。XPS 15はもちろん、XPS
14のGeForce GT 420でもプレイ可能そうですね。
XPS 15で表示解像度を1920×1080まで上げても、約60FPSとプレイに問題ないレベルです。グラフィック効果を追加すると少々厳しいですが、ミドルレンジノートでこのスコアはスゴイです。
バイオハザード5のベンチマークテストも比較
ハードウェアの性能を厳密に調べるベンチマークテストBで計測すると45.9のB評価でした。
バイオハザード5ベンチマークでの性能比較
比較対象 |
旧機種Inspiron 15 |
XPS 14 |
XPS 15 |
XPS 17 |
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
- Core i3-330M
- 4GB
- 320GB(5400回転/分)
- オンボード
|
- Core i5-460M
- 4GB
- 500GB(7200回転/分)
- GeForce GT 420 1GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 435 2GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 445 3GB
|
スコア |
非測定 |
35.1(B) |
45.9(B) |
60.4(A) |
※表示解像度1280×720で比較
表示解像度1920×1080では27.0(C)と少々ツライ結果です。低解像度でのプレイ、もしくは、上位ビデオコントローラが搭載可能なXPS 17もご検討ください。
ファイナルファンタジー14のベンチマークテストで比較
超大作ゲームファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。設定は、標準的な1280×720、高解像度1920×1080の2種類です。
重量級ファイナルファンタジー14のベンチマークテスト。標準的な1280×720でも1499と少々厳しいスコアです。ちなみに1920×1080では742でした。
ファイナルファンタジー14のベンチマークテストでの性能比較
比較対象 |
旧機種Inspiron 15 |
XPS 14 |
XPS 15 |
XPS 17 |
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
- Core i3-330M
- 4GB
- 320GB(5400回転/分)
- オンボード
|
- Core i5-460M
- 4GB
- 500GB(7200回転/分)
- GeForce GT 420 1GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 435 2GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 445 3GB
|
スコア |
非測定 |
1141 |
1499 |
2168 |
※表示解像度1280×720で比較
4000前後あれば快適とされるファイナルファンタジー14のベンチマークテストですが、かなり厳しい結果です。やはり、ミドルレンジ〜ハイエンドデスクトップパソコンでないとツライですね。
XPS 15におけるファイナルファンタジー14のベンチマーク画面。キャラクターの動作が少ないシーンではそれなりに快適ですが、バトルシーンになるとゲームプレイは難しいようでした。
XPS 15が気になる方はDELL公式サイトをチェック!
スリムなデザインかつ最新パーツを搭載するミドルレンジノート DELL XPS 15
15.6インチ液晶モニタ/最新CPU「Core i5/i7」を搭載するミドルレンジノートXPS
15。
→詳細はXPS 15(DELL公式ページ)をご参照ください。
【ベンチマーク比較 その2】 実作業を想定した定番ベンチマークテスト「PCMark05」と「PCMark
Vantage」<< >>【ベンチマーク比較 その4】 シングルスレッド対応アプリケーションでの処理速度を測定する「Superπ」
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