XPS 15レビューTOP > XPS 15の性能をベンチマーク測定 【ベンチマーク比較 その7】 3Dレンダリング性能を測定する「CINEBENCH」
性能/質感/機能 3拍子揃ったミドルレンジノート DELL XPS 15 レビュー
XPS 15は、使いやすい15.6インチモニタや最新プロセッサ「Core i7/i5」を搭載する売れ筋のミドルレンジノートパソコンです。軽い3Dゲームならプレイできる拡張性ビデオコントローラGeForce GT 400シリーズや堅牢なボディ、豊かな低音が楽しめるJBL製スピーカーなど、激安ノートでは得られない所有感が味わえます。
XPS 15の性能をベンチマーク測定
【ベンチマーク比較 その7】 3Dレンダリング性能を測定する「CINEBENCH」
3Dグラフィックのレンダリングは、パソコン処理の中でもかなり処理負荷が高い作業に入ります。普段あまり求める処理ではありませんが、XPS
15の底力を知るために他機種と比較してみました。今回テストしたのは、定番3Dレンダリングベンチマーク「CINEBENCH
R10」と最新版の「CINEBENCH R11」です。
CINEBENCH R10
「CINEBENCH R10」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフトです。
XPS 15のCINEBENCH R10スコア。ノートパソコンとしては高い部類に入ります。
CINEBENCH R10での性能比較
比較対象 |
旧機種Inspiron 15 |
XPS 14 |
XPS 15 |
XPS 17 |
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
- Core i3-330M
- 4GB
- 320GB(5400回転/分)
- オンボード
|
- Core i5-460M
- 4GB
- 500GB(7200回転/分)
- GeForce GT 420 1GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 435 2GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 445 3GB
|
シングルスレッドで処理 |
2820 |
2734 |
3878 |
3920 |
マルチスレッドで処理 |
6174 |
6299 |
10789 |
10533 |
OpenGLベンチマーク |
1782 |
3084 |
3971 |
3779 |
CINEBENCH R10でのベンチマークスコアを比較。Core i7-740QMを搭載するXPS 15とXPS
17のスコアが若干異なるのは誤差の範囲と考えます。
シングルスレッド処理、マルチスレッド処理共、Core i7を搭載するXPS 15とXPS
17が強いです。中でも、Core i7-740QMは比較的安価ながらもマルチスレッド処理スコアが10780と高く、ハイエンドデスクトップパソコン(マルチスレッド時スコア:8682)を超える高コストパフォーマンスCPUなのでおすすめです。CPUに負担がかかる処理が中心の方は、予算を確保してでもCore
i7を狙ってみてください。
CINEBENCH R11
最新版「CINEBENCH R11」。美麗なグラフィックになった分、レンダリング負荷が上がってます。Core
i7などハイエンドCPUの性能チェックに最適です。
XPS 15のCINEBENCH R11スコア。ノートパソコンとしてはかなり良い結果です。
CINEBENCH R11での性能比較
比較対象 |
旧機種Inspiron 15 |
XPS 14 |
XPS 15 |
XPS 17 |
主なカスタマイズ構成
(CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
- Core i3-330M
- 4GB
- 320GB(5400回転/分)
- オンボード
|
- Core i5-460M
- 4GB
- 500GB(7200回転/分)
- GeForce GT 420 1GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 435 2GB
|
- Core i7-740QM
- 4GB
- 600GB(7200回転/分)
- GeForce GT 445 3GB
|
OpenGL(fps) |
未計測 |
18.86 |
23.23 |
31.21 |
CPU(pts) |
未計測 |
1.67 |
3.08 |
3.08 |
CPUシングルコア(pts)/MP倍率 |
未計測 |
0.67/(×2.48) |
0.97/(×3.18) |
0.97/(×3.18) |
CINEBENCH R11でのベンチマークスコアを比較。4コア8スレッドのCore i7が、2コア4スレッドのCore
i5を圧倒しています。CINEBENCH R10では差が付かなかった旧Inspiron 15では、なぜか動作しませんでした。
CINEBENCHのようなマルチスレッド対応のアプリケーションが多くなると、Core
i7搭載ノートパソコンは性能をフルに発揮します。予算重視ならCore i3やCore
i5ですが、将来を見越しての投資を考えるならCore i7がおすすめです。
XPS 15が気になる方はDELL公式サイトをチェック!
スリムなデザインかつ最新パーツを搭載するミドルレンジノート DELL XPS 15
15.6インチ液晶モニタ/最新CPU「Core i5/i7」を搭載するミドルレンジノートXPS
15。
→詳細はXPS 15(DELL公式ページ)をご参照ください。
【ベンチマーク比較 その6】 動画エンコードでGPGPUの効果を確認 「TMPGEnc
4.0 XPress」と「MediaEspresso6」<< >>【ベンチマーク比較 その8】 CPUとGPUの温度上昇を計測してみた
▲このページのTOPに戻る
XPS 15レビューTOP > XPS 15の性能をベンチマーク測定 【ベンチマーク比較 その7】 3Dレンダリング性能を測定する「CINEBENCH」
>>パソコン納得購入ガイドのTOPに戻る
|