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第8世代Core i7を搭載する人気デスクトップ XPS タワー(XPS 8930)をレビュー♪
DELLハイエンドデスクトップ DELL XPS タワー(XPS 8910) レビュー
DELL XPS タワーは、第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強いDELL主力モデルで、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。
(平成30年1月10日追記)
XPS タワーの発売開始当初に搭載されていた「第6世代プロセッサCore i7-6700/6700K」が、最新の「第8世代
インテル Core i7-8700 プロセッサ」を搭載したNew_XPSタワー_8930(2017/10/24発売)、New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930(2017/10/24発売)にマイナーチェンジし、継続して発売中です。
【スペシャルエディションと徹底比較!】 DELL XPS タワー VS DELL XPSタワー
スペシャルエディション
このページでは、「DELL XPS タワー」と「DELL XPS タワー スペシャルエディション」との徹底比較をご紹介いたします。
DELL XPSタワー スペシャルエディションの外観。つや消しアルミ製シャーシを備えたプレミアム機種で、所有欲がくすぶられます。
スタンダードなDELL XPS タワーの外観。こちらも重厚感ある漆黒色です。なお、前面の素材が異なるだけで、その他のデザインや素材は同じです。
1.主な仕様を比較
以下、DELL XPS タワーとDELL XPSタワー スペシャルエディションの主な仕様を比較してみました。
筐体サイズの比較
機種名 |
DELL XPS タワー |
DELL XPSタワー
スペシャルエディション |
備考 |
筐体デザイン |
|
|
DELL XPS タワー スペシャルエディションは、高級感あり |
OS |
- Windows 10 Home 64ビット 日本語
- Windows 10 Pro 64ビット 日本語
|
- Windows 10 Home 64ビット 日本語
- Windows 10 Pro 64ビット 日本語
|
同じ |
CPU |
- 第6世代 インテル Core i7-6700 プロセッサー (8M キャッシュ, 最大 4.0 GHzまで可能)
- 第6世代 インテル Core i7-6700K プロセッサー (8M キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)
|
- 第6世代 インテル Core i7-6700 プロセッサー (8M キャッシュ, 最大 4.0 GHzまで可能)
|
DELL XPS タワーは、Core i7-6700Kが選べる。 |
メモリ |
- 8GB デュアル チャネル DDR4 2133MHz (4GBx2)
- 16GB デュアルチャネル DDR4 2133MHz (16GBx1)
- 24GB デュアルチャネル DDR4 2133MHz (8GBx2 + 4GBx2)
|
- 16GB デュアルチャネル DDR4 2133MHz (16GBx1)
|
DELL XPS タワーは、8GBと24GBが選べる。 |
ハードドライブ |
- 1TB 7200 rpm ハードドライブ
- 2TB 7200 rpm ハードドライブ
- 256GB M.2 ソリッドステートドライブ + 2TB 7200 rpm ハード ドライブ
|
- 2TB 7200 rpm ハードドライブ
- 256GB M.2 ソリッドステートドライブ + 2TB 7200 rpm ハード ドライブ
|
DELL XPS タワーは、1TB 7200 rpm ハードドライブが選べる。 |
ビデオコントローラ |
- NVIDIA GeForce GT730 2GB DDR3 グラフィックス メモリ 付き
- NVIDIA GeForce GTX750Ti 2GB GDDR5 グラフィックス メモリ 付き
- NVIDIA GeForce GTX960 2GB GDDR5 グラフィックス メモリ 付き
|
- AMD Radeon RX 480 8GB GDDR5
- NVIDIA GeForce GTX 1070 8GB GDDR5
|
DELL XPS タワー スペシャルエディションは、GeForce GTX 1070が選べる。 |
光学ドライブ |
- DVDスーパーマルチドライブ
- Tray-load Blu-Ray ドライブ (Reads and Writes to BD/DVD/CD)
|
|
DELL XPS タワーは、Blu-Ray ドライブが選べる。 |
DELL公式ページ |
DELL XPS タワー |
DELL XPS タワー スペシャルエディション |
最新情報はDELL公式ページでご確認ください。 |
(平成30年1月10日追記)
XPS タワーの発売開始当初に搭載されていた「第6世代プロセッサCore i7-6700/6700K」が、最新の「第8世代
インテル Core i7-8700 プロセッサ」を搭載したNew_XPSタワー_8930(2017/10/24発売)、New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930(2017/10/24発売)にマイナーチェンジし、継続して発売中です。
この記事を書いている時点では、カスタマイズ上において、DELL XPSタワー スペシャルエディションのメリットは高性能なビデオコントローラGeForce GTX 1070がカスタマイズ可能なことです。上位機種なので、もう少しカスタマイズの自由が欲しいですが、時期によってカスタマイズ可能なパーツが異なりますので、DELL公式ページをチェックしてみてください。
2.DELL XPSタワー スペシャルエディションの外観をチェック
DELL XPSタワー スペシャルエディションの外観をご紹介します。
DELL XPSタワー スペシャルエディションを上から見た写真。写真では側面が少し白っぽくなってますが、実物は黒色です。
前面の上部に、接続端子や光学ドライブが集中しています。接続端子は、DELL
XPSタワーと同じです。
前面パネルを横から見る。”一枚物の金属感”があります。
前面パネルが高級だと、接続端子もキレイに見えますね。
DELL XPS タワー スペシャルエディションの背面。接続端子もDELL XPS タワーと同じです。
3.DELL XPSタワー スペシャルエディションの内部をチェック
DELL XPSタワー スペシャルエディションの内部をご紹介します。
DELL XPS タワー スペシャルエディションの内部写真。DELL XPS タワーと同じです。
左上に電源ユニット、右上にハードディスクベイ×1、下部にハードディスクベイ×2が確保されています。
DELL XPS タワー スペシャルエディションだけの特権が、高性能なビデオコントローラNVIDIA GeForce GTX 1070を搭載していることです!
4.高性能なビデオコントローラNVIDIA GeForce GTX 1070をチェック
高性能なビデオコントローラNVIDIA GeForce GTX 1070をご紹介します。
DELL XPS タワー スペシャルエディショに搭載される、高性能なビデオコントローラNVIDIA
GeForce GTX 1070
NVIDIA GeForce GTX 1070の給電は8ピンタイプです。
NVIDIA GeForce GTX 1070の裏面。放熱用のヒートプレートは付いてません。
NVIDIA GeForce GTX 1070をGPU-Zで見る。
NVIDIA GeForce GTX 1070の性能については、以下にベンチマーク結果をご紹介します。
5.DELL XPS タワー スペシャルエディションの性能をチェック
DELL XPS タワー スペシャルエディションの性能をご紹介します。
なお、今回ご紹介しているDELL XPS タワー スペシャルエディションは、高速な256GB M.2 ソリッドステートドライブも搭載しています。非常に高速なので、DELL XPS タワーでソリッドステートドライブをカスタマイズする際のご参考にもしてください。
写真中央右下に見えるのが、高速な256GB M.2 ソリッドステートドライブです。
256GB M.2 ソリッドステートドライブを拡大。82mmタイプです。
高速な256GB M.2 ソリッドステートドライブの速度をベンチマーク「CrystalDiskMark 5.0」で比較。ハードディスクとは別次元の速さです。
(参考)ハードディスク 2TBの速度をベンチマーク「CrystalDiskMark 5.0」で比較。桁が違います。
データの保存容量を重視する方は大容量ハードディスクがおすすめ、操作の快適性を重視する方は高速なSSDがおすすめです。また、データ保存用の「大容量ハードディスク」+システム起動用の「高速なSSD」という、贅沢な2台選択も可能です。
(参考)DELL XPS タワー スペシャルエディションのデバイスマネージャ
ビデオコントローラの「GeForce GT 730」、「GeForce GTX 750Ti」、「GeForce
GTX 960」、「NVIDIA GeForce GTX 1070」の性能比較
XPS タワーは、各種ビデオコントローラがカスタマイズ可能です。グラフィック能力に大きな差がありますので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
まずはビデオコントローラの仕様をチェック!
この記事を書いている時点で、XPS タワーでカスタマイズ可能なビデオコントローラは、ローエンドのGeForce
GT 730、ミドルレンジのGeForce GTX 750Ti、ハイエンドのGeForce GTX 960の3種類です。XPS
タワー スペシャルエディションでカスタマイズ可能なビデオコントローラは、今回ご紹介しているNVIDIA
GeForce GTX 1070です。
GeForce GT 730、GeForce GTX 750Ti、GeForce GTX 960、NVIDIA GeForce GTX
1070の概要比較
ビデオコントローラ名 |
GeForce GT 730 |
GeForce GTX 750Ti |
GeForce GTX 960 |
NVIDIA GeForce GTX 1070 |
備考 |
専用メモリ |
2GB DDR3 |
2GB DDR3 |
2GB DDR3 |
8GB DDR5 |
NVIDIA GeForce GTX 1070だけ8GB |
幅 |
シングルスロット |
ダブルスロット |
ダブルスロット |
ダブルスロット |
GeForce GT 730のみシングルスロット |
ワット数 |
30W |
75W |
120W |
150W |
性能に応じて、ワット数も多い |
グラフィックスのクロック |
967MHz |
1020MHz |
1127MHz |
1506MHz |
性能に応じてクロックも高い |
メモリスピード |
1000MHz |
2700MHz |
3500MHz |
1683MHz |
NVIDIA GeForce GTX 1070は高くない |
メモリデータ幅 |
64ビット |
128ビット |
128ビット |
256ビット |
NVIDIA GeForce GTX 1070は256ビット |
接続端子 |
DVI-D×1
HDMI×1
VGA×1 |
DVI-D×1
HDMI×1
VGA×1 |
DVI-D×1
HDMI×1
ディスプレイポート×3 |
DVI-D×1
HDMI×1
ディスプレイポート×3 |
GeForce GTX 960とNVIDIA GeForce GTX 1070はディスプレイポート×3を搭載する |
市場価格 |
約6,000円 |
約11,000円 |
約19,000円 |
約40,000円 |
2017年1月17日時点、パソコン納得購入ガイド調べ |
性能的には、NVIDIA GeForce GTX 1070が飛び抜けています。
XPS タワーでカスタマイズ可能な3種類のビデオコントローラを用意
今回、ローエンドのGeForce GT 730(DELL純正)、ミドルレンジのGeForce GTX 750Ti(市販製品)、ハイエンドGeForce
GTX 960(DELL純正)による性能比較をご紹介します。ビデオコントローラーの性能が気になる方はご参考にしてください。
XPS タワーでカスタマイズできるビデオコントローラ例。
左から、ローエンドのGeForce GT 730(DELL純正)、ミドルレンジのGeForce GTX
750Ti(市販製品:玄人志向 GF-GTX750TI-LE2GHD)、ハイエンドのGeForce GTX
960(DELL純正)です。性能と価格に比例して、ビデオコントローラの大きさや厚みが増します。
今回ベンチマーク比較したXPS タワーのカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
ベンチマーク比較したXPS タワーのカスタマイズ構成
ビデオコントローラ名 |
XPS タワー その1 |
XPS タワー その2 |
XPS タワー その3 |
XPS タワー
スペシャルエディション |
OS |
Windows 10 Home 64bit版 |
Windows 10 Home 64bit版 |
Windows 10 Home 64bit版 |
Windows 10 Home 64bit版 |
CPU |
Core i7-6700 |
Core i7-6700 |
Core i7-6700 |
Core i7-6700 |
メモリ |
8GB |
8GB |
8GB |
16GB |
ハードディスク |
1TB HDD |
1TB HDD |
1TB HDD |
256GB M.2 ソリッドステートドライブ+ハードディスク 2TB |
ビデオコントローラ |
GeForce GT 730
(DELL純正) |
GeForce GTX 750Ti
(市販製品) |
GeForce GTX 960
(DELL純正) |
NVIDIA GeForce GTX 1070
(DELL純正) |
※GeForce GTX 750Tiは市販カードであり、DELL公式ページに記載しているスペックと若干異なりますので参考としてください。
ゲーム定番ベンチマークテスト「3DMARK」
まずは、定番のベンチマークテスト「3DMARK」で比較しました。高い描画能力が必要となる中〜重量級ゲームを想定したベンチマークテストです。
3DMARKでの性能比較
ベンチマーク項目 |
XPS タワー その1 |
XPS タワー その2 |
XPS タワー その3 |
XPS タワー
スペシャルエディション |
FIRE STRIKE |
1044 |
4122 |
6433 |
13933 |
SKY DIVER |
4254 |
13783 |
20013 |
30209 |
CLOUD GATE |
7127 |
19508 |
23253 |
29237 |
ICE STORM |
58836 |
131920 |
152462 |
159324 |
XPS タワー その1 : Core i7-6700+8GBメモリ+1TB HDD+GeForce GT 730 2GB
XPS タワー その2 : Core i7-6700+8GBメモリ+1TB HDD+Geforce GTX 750Ti 2GB
XPS タワー その3 : Core i7-6700+8GBメモリ+1TB HDD+Geforce GTX 960 2GB
XPS タワー スペシャルエディション : Core i7-6700+16GBメモリ+256GB M.2 ソリッドステートドライブ+NVIDIA GeForce GTX 1070
3DMARKのベンチマークテスト結果
NVIDIA GeForce GTX 1070は、ダントツで高性能です。特に、グラフィック負荷が高い項目になっても、スコアの低下が少ないのが際立っています。最新のVR(仮想現実)テクノロジーが楽しめるというコンセプト機種だけあります。
なお、あまりゲーム負荷が高くなければ、Geforce GTX 960もバランスが良いと思います。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」
参考までに、ゲーム以外の用途でも、ビデオコントローラの影響があるのか確認してみます。以下、実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK
8」で比較してみました。
PCMARK8での性能比較
ベンチマーク項目 |
XPS タワー その1 |
XPS タワー その2 |
XPS タワー その3 |
XPS タワー
スペシャルエディション |
一般的な使い勝手の「Home」 |
3591 |
4390 |
4296 |
4802 |
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」 |
4033 |
4959 |
5188 |
7372 |
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」 |
4657 |
4730 |
4715 |
4890 |
XPS タワー その1 : Core i7-6700+8GBメモリ+1TB HDD+GeForce GT 730 2GB
XPS タワー その2 : Core i7-6700+8GBメモリ+1TB HDD+Geforce GTX 750Ti 2GB
XPS タワー その3 : Core i7-6700+8GBメモリ+1TB HDD+Geforce GTX 960 2GB
XPS タワー スペシャルエディション : Core i7-6700+16GBメモリ+256GB M.2 ソリッドステートドライブ+NVIDIA GeForce GTX 1070
PCMARK 8の各項目スコアを比較
一般的な使い勝手の「Home」で差が付いてますが、テスト内に簡易なゲームプレイ項目が含まれているためです。
画像や動画などクリエイティブな使い勝手の「Creative」では、NVIDIA GeForce
GTX 1070は高スコアです。
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」では、ビデオコントローラーの性能差は感じられません。
ゲーム以外の用途では、ビデオコントローラはあまり気にしなくても良いです。
【まとめ】 DELL XPSタワー スペシャルエディションは買いか?
「DELL XPS タワー スペシャルエディション」を購入する利点としては、以下の2つです。
- つや消しアルミ製シャーシを備えたプレミアム機種なので、圧倒的にかっこいい
- 高性能なビデオコントローラ「NVIDIA GeForce GTX 1070」を搭載しているので、最新のVR(仮想現実)に対応できる
反対に、予算重視であれば「DELL XPS タワー」の購入がおすすめです。目的と予算にあわせてご検討ください。
(平成30年1月10日追記)
XPS タワーの発売開始当初に搭載されていた「第6世代プロセッサCore i7-6700/6700K」が、最新の「第8世代
インテル Core i7-8700 プロセッサ」を搭載したNew_XPSタワー_8930(2017/10/24発売)、New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930(2017/10/24発売)にマイナーチェンジし、継続して発売中です。
DELL XPS タワーが気になる方はDELL公式サイトをチェック♪
第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップ DELL XPS タワー(左)とDELL
XPSタワー スペシャルエディション(右)
(平成30年1月10日追記)
XPS タワーの発売開始当初に搭載されていた「第6世代プロセッサCore i7-6700/6700K」が、最新の「第8世代
インテル Core i7-8700 プロセッサ」を搭載したNew_XPSタワー_8930(2017/10/24発売)、New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930(2017/10/24発売)にマイナーチェンジし、継続して発売中です。
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