DELL初のUltrabook（ウルトラブック） XPS 13のレビューをご紹介！ DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。

ページ更新：2012/12/10

DELL初のUltrabook（ウルトラブック） XPS 13 レビュー

「12インチ液晶以下のモバイルノートは、画面やキーボードが小さくて使いづらい。」「一般的な15.6インチ液晶のオールインワンノートは持ち運びが面倒・・・。」という方におすすめなDELL初のUltrabook（ウルトラブック）XPS 13。発売前から話題をさらったスリム・省電力モバイルノートのレビューをご紹介します。

Ultrabook（ウルトラブック） XPS 13レビュー

DELL Ultrabook（ウルトラブック） XPS 13 レビュー
XPS 13の外観をチェック
XPS 13のキーボードをチェック
XPS 13のモニタをチェック
XPS 13の性能をベンチマークテスト！
別売りの光学ドライブとカードリーダー×USBハブを試す！
Core i5-2467MとCore i7-2637Mの性能をベンチマーク比較！
Windows 8を搭載するNew XPS 13の性能をチェック！
XPS 13　2014年夏モデルの性能をチェック！New！

DELL Ultrabook（ウルトラブック） XPS 13 レビュー

今回ご紹介するのは、2012年3月に発売されたばかりのDELL初のUltrabook（ウルトラブック）であるXPS13-Ultrabookです。

※追記
2012年12月26日現在、Windows 8を搭載するNew XPS13 Ultrabookも併売されてます。ただし、外観デザインは同じなのでご参考にどうぞ。性能については、「Windows 8を搭載するNew XPS 13の性能をチェック！」をご参照ください。

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DELL初となるUltrabook（ウルトラブック）XPS 13。コンパクトな11インチサイズにも関わらず、13.3インチ液晶モニタの搭載を実現し、かつ、最薄部で約6mm、最厚部でも約18mmと劇薄。本体サイズは、316mm（幅）×205mm（奥行き）×18mm（高さ）です。

今回ご紹介するXPS 13の主なスペック
項目	仕様	備考
CPU	Core i5-2467M（定格：1.60GHz、最大：2.3GHｚ）	Core i7もカスタマイズ可能
メモリ	4GB	4GB固定
HDD	SSD 128GB	256GBもカスタマイズ可能
液晶モニタ	13.3インチ光沢液晶（表示解像度は1,366×768ドット固定）	頑丈なコーニング社のゴリラガラス
OS	Windows 7 Home Premium	法人向けにも対応できるよう各種エディションがカスタマイズ可能。
インターフェイス	USB 3.0×1、USB 2.0×1（給電可能）、ミニディスプレイポート、ヘッドフォン出力、ワイヤレスLAN/Bluetooth、130万画素Webカメラ等	接続端子は最小限
バッテリ駆動時間	約8.18～8.88時間（DELL測定）	実測は5～6時間程度

とにかく薄いXPS 13。薄すぎて、iPadのようなタブレットを持っているような錯覚を味わえます。（驚！）

手で持っても軽々♪XPS 13の見た目が薄すぎるので、実際に持つと重たく感じてしまうかも。（笑）

贅を極めたXPS 13

XPS 13は、

液晶モニタは、頑丈なコーニング社のゴリラガラス
天板は、高質感かつ指紋が付きにくいアルミ素材
底面は、軽量かつ剛性を併せ持つカーボンファイバー

と、贅沢の極みとも言うべき技術を投入しつつ、13.3インチクラスで一般的な重量である約1.36kgに抑えることに成功。DELLのこだわり感が他機種と比べてもスゴイので、コストパフォーマンスは極めて高いです。

頑丈なコーニング社のゴリラガラス。XPS 13のような極薄を実現しつつ、強度を保つために採用されてます。実際に両手でねじってもたわみ感はほとんどなく、しかも、ガラス部分を天板ギリギリまで広げることができるDELL独自のEdge to Edge（エッジ・トゥー・エッジ）技術を併用しているため、液晶モニタが天板に引っ付いている印象さえ受けるほどです。

天板は、高質感かつ指紋が付きにくいアルミ素材。天板があまりにも薄いので、背面側から見ると「本当に液晶モニタが付いてるの？」と疑ってしまうほどの鋭さを感じます。でもかなり頑丈なので、満員電車など混み合った場所でも大丈夫です。

天板を拡大。刃物をイメージさせるような鋭さに一目惚れ。”スタイリッシュ”という言葉は、XPS 13のようなモバイルノートのことを言うのかもしれません。

XPS 13の底面を拡大。XPS 13の極薄デザインかつ軽量化を実現した立役者のカーボンファイバ複合材で、底面全体が覆われています。一部のジャンボジェット機にも採用されるほど高品質な素材だそうで、一台数十万～数百万円もする自転車のフレームに使われることもあるそう。

手を置くパームレスト部分を拡大。マグネシウム素材（ソフトタッチペイント仕上げ）を採用し、しっとりとした手触りのマット調で高級感バツグン！写真では少しわかりにくく、伝えきれないのが残念なほどです。

この他にも、XPS 13のボディにはこだわり部分が多々あります。詳しくは、別ページでご紹介します。

高速SSDを搭載し、８秒で電源オフ状態から起動！

XPS 13は、見た目のデザインだけでなく、省電力タイプのCore i5/i7や高速なSSDを搭載しており、性能面でも妥協がありません。

特に、高速SSDとインテル新技術を採用することによって、

DELLいわく、

１秒でスリープモードから復帰
４秒で休止状態から復帰
８秒で電源オフ状態から起動

と、スリープ状態や起動時間からの復帰時間が劇的に速くなってます。

実機でテストしてみると、電源オフ状態から起動に約十数秒はかかりますが（８秒はあくまで理論値？）、それでも劇的に速いことは間違いありません。これだけでも、XPS 13を購入するメリットがあるのではないか、と思うほどです。

XPS 13が搭載するSSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 3.0で計測。
読込・書込共、爆速！8万円台のモバイルノートとは思えません。

【参考】15.6インチ液晶のスタンダードノートInspiron 15R（ハードディスク）のアクセス速度。
XPS 13の速さがよくわかります。連続・ランダム共、全く別次元ですね。

15.6インチ液晶のスタンダードノートInspiron 15Rと比べてみると・・・

XPS 13の薄さを体験して頂くために、Inspiron 15Rと比べてみました。XPS 13のスゴサを実感してみてください。

左が13.3インチ液晶のXPS 13、右が15.6インチ液晶のInspiron 15R。厚みが全く違います。

厚みを拡大。XPS 13は、Inspiron 15Rの約半分の薄さを実現。同じノートパソコンとは思えないほどです。

重ねて比較。液晶モニタの大きささえ妥協できれば、XPS 13は圧倒的にコンパクト。自宅で使うにも便利です。

キーボード～パームレスト部分を拡大。XPS 13は低くて薄く、Inspiron 15Rは高くてガッシリしている印象を受けます。このあたりは好みの差が出るかもしれませんね。

メインノートとしても使えるUltrabook（ウルトラブック） XPS 13

2011年に登場し、2012年に飛躍すると言われるUltraBook（ウルトラブック）カテゴリにおいて、満を持してDELLが発売したのが今回のXPS 13です。開発していることが公表された時期から話題になっていた機種であり、事実、発売されてからもかなり売れているようです。

数年前に売れた激安ミニノートは、低品質・低性能・バッテリ駆動時間が短く、結果として長続きしませんでしたが、XPS 13は高品質・高性能・バッテリ駆動時間が長いので、メインノートとしても使えるほどのパフォーマンスを有します。しかも、トラブル時に国内専門チームで対応してくれる翌営業日出張修理サービス＋プレミアム電話サポートが標準で付属します。