DELL Studio One 19 レビュー 更新履歴
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- Studio One 19 購入まとめ「Studio One 19を騒音計でしてみた」(2009/8/17)
- Studio One 19 購入まとめ「Studio One 19のカスタマイズを考える」(2009/8/16)
- Studio One 19 写真ギャラリー「Studio One 19を写真で振り返る(その3)」(2009/8/14)
DELL Studio One 19 速報レビュー
(速報1)スタイリッシュなデザインが特徴の一体型デスクトップStudio One 19
Studio One 19は、DELLの個人向け一体型デスクトップパソコンです。「デスクトップパソコンでは設置スペースが気になるし、ノートパソコンではモニタの大きさが物足りない・・・。」という欲張りな方におすすめします。
全体的に丸みを帯びたデザインのStudio One 19。18.5インチワイド液晶モニタを搭載しているため、デスクトップパソコンとしては大きすぎず小さすぎずという印象。
機種 | Studio One 19 | Inspiron 545 |
---|---|---|
CPU | ◎Core 2 Duo、Core 2 Quad | Core 2 Duo |
性能 | ◎カスタマイズにもよるが基本能力は高い | ◎低価格から高性能までカスタマイズの幅が広い |
設置スペース | ○液晶モニタを設置する程度でOK | ○ある程度の広さが必要 |
拡張性 | ○拡張性はない | ○拡張スロットが豊富 |
価格 | ◎タッチスクリーンやワイヤレスキーボード/マウスが付いても安価 | ◎最小限構成なら、とにかく安い |
製品ページ | Studio One 19 |
Inspiron545 |
Studio One 19の性能概要
Studio One 19は、Core 2 Duo/Quadやブルーレイコンボドライブを搭載可能であり、高いグラフィック能力を誇るNVIDIA GeForce 9200/9400チップセットやワイヤレスLAN、USB2.0×6、15メディア対応カードスロット、130万画素Webカメラ(オプション)など、一体型とは思えないほど高い性能を誇ります。
本体サイズは558mm(幅)×395mm(高さ)×195mm(厚み)と、一般的な18.5インチワイド液晶モニタよりも少し大きい程度。ただし、重さは約10.3kgと軽くありません。OSはWindows Vista Home Premiumのみですが、32ビット版と64ビット版が選べます。
数年前までは「一体型デスクトップは性能がおろそかになる・・・。」というイメージがありましたが、Studio One 19は最近主流となっている高性能CPU Core 2 Duoが搭載できますし、ハイエンドCPUのCore 2 Quadまでもカスタマイズすることが可能です。
(コンパクトなStudio One 19の本体に、発熱量が多いCore 2 Quadをよく搭載できたな・・・、というのが正直な印象ですが。)
前機種XPS Oneではノートパソコン用パーツが採用されており、ノートパソコン同等性能なんて言われ方もしましたが、Studio One 19ではデスクトップ用パーツを採用。もう性能不足なんて言わせません。(笑)
最新チップセットを搭載し高い基本性能を誇る
弱点と思われそうなグラフィック能力系も統合型ビデオコントローラとしては高性能なGeforce 9200、もしくはGeForce 9400と安心感があります。
今回ご紹介しているStudio One 19は、基本性能が高いGeForce 9400チップセットを採用しています。
Studio One 19のモデル名は「Studio ONE1909」、評価は4.8と高スコア。
ビスタエクスペリエンス値の詳細スコア。グラフィック能力が必要とされるビスタの3Dグラフィックも快適描画です。
グラフィックス系のスコアが足を引っ張っているだけであり、プロセッサやメモリ、ハードディスクの3大パーツでのスコアは、全て5.5以上とかなり高性能であることがわかります。
インターネットや文章作成などの軽負荷作業はもちろん、写真の管理や編集作業にも対応できます。設置スペースが少なくて済みますので、ノートパソコンからの買い換えを検討されている方や現在お使いのパソコンが2〜3年経過していらっしゃる方におすすめします。
大きな魅力を持つタッチ式液晶パネル
Studio One 19を購入する上で、ぜひとも狙って頂きたいのが、タッチスクリーンと呼ばれるセンサー式の液晶パネルです。
今回ご紹介しているStudio One 19には、タッチスクリーン(オプション)をカスタマイズしています。液晶モニタをマウスやキーボードではなく、指で直接操作できるアレです。
インターネットはもちろん、
現在自宅では、毎日お絵かき大会が実施されています(笑)。子供さんがいらっしゃる家庭であれば、リビング設置もおすすめです。
当然、ワイヤレスキーボードとマウスも標準装備
以前、知り合いに「リビングにパソコンを置いてみたい?」と聞いたことがあるのですが、「願望はあるんだけど、キーボードやマウスの置きスペースが案外邪魔なんだよね。」と言われたことがあります。
一般的なデスクトップパソコンは、リビングやキッチンに置くと非常に場所を取るからでしょう。その点、Studio One 19では、キーボードとマウスがワイヤレスです。わずらわしいケーブル類に悩まされることがありません。
多少値段は張りますが、タッチスクリーンをカスタマイズしておくと、普段は指先操作だけでOKです。キーボードやマウスは必要な時だけです。
もちろんワイヤレスキーボードとマウスは、うれしい標準装備です♪
シンプル is ベスト?なStudio One 19
Studio One 19は一体型デスクトップなので、他機種と比べるとカスタマイズは制限されます。例えば、液晶モニタは18.5インチワイド液晶かつ表示解像度も1366×768で固定ですし、接続端子についても正直多いとは言えません。
画面の広さを示す表示解像度は1366×768と、15.6インチワイド液晶を搭載するスタンダードノートInspiron 15と同等。
自分で本体ボディを分解しようものなら、DELLサポートの対象外になります。拡張重視のヘビーユーザーであれば、Studio One 19は対象外機種でしょう。
それでもStudio One 19に魅力を感じるのは、リビングに設置しても違和感がない本体デザインや、ワイヤレスキーボード/マウスを採用することによって、Studio One 19本体と接続するのは電源ケーブルのみ、という潔さです。
わずらわしいケーブルが電源ケーブルのみ、というシンプルさは好印象。
ワイヤレス子機を内蔵しているので、電源ケーブルを差し込むだけの簡単接続です。電源コンセントがある部屋であれば、どこでも使えます。
Studio One 19は基本的に高性能なので、3Dゲームなどの特殊用途でない限り、将来パーツの拡張は必要ありません。サブパソコンとしてもおすすめですので、ぜひ検討してみてください。。
DELL公式サイト 製品ページリンク
高い基本性能を持つ一体型デスクトップStudio One 19。
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詳細は、Studio One 19(DELL公式ページ)へ。