EIZOダイレクトの工場見学会に参加!
高画質なモニタを手に入れたい方には、EIZOモニタがおすすめです。 |
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ページ更新:2009/9/25 | |||||
(番外編)パソコン納得購入ガイド EIZOダイレクトの工場見学へ行く画像レタッチ編集など、色にこだわるヘビーユーザーに定評があるEIZOブランド。モニタ業界NO1を自負する、その品質の高さとこだわりは、他のモニタメーカーとは一線を画しています。今回は石川県にあるEIZOの工場見学会に参加しました。
3.EIZOは続くよ、どこまでもEIZOはモニタに関する高い技術力に定評がありますが、簡単に現在の地位を築いた訳ではありません。長年に渡る、派手さのない細かな努力の積み重ねによるものです。 社員教育による品質の確保EIZOさんの工場には、数多くの組立技術者さんが働かれています。数十年勤めている熟練者だけでなく、当然、若い新採さんもいらっしゃいます。 とすれば、EIZOブランドとして最低限の品質レベルを確保するために、作業スキルが低い新採さんは製造ラインに立たせてもらえません。そんな新採さんの技術力をアップさせるために、工場内には技能育成センターと呼ばれるスペースが設けられています。
育成プログラムは数多くありますが、最初はとりあえずゲーム的な訓練から始めるそうです。 例えば、
簡単そうに思いましたが、結構速く配らないと30秒以内に終わりません。反対に速過ぎても、配り方が雑だと評価されないそうです。理想の並べ方は、30秒ピッタリに配り終えるペース配分を考慮しつつ、キチンと整頓された状態です。 トランプをお持ちの方は、ぜひ一度やってみてください。1秒で約2枚という配分を頭に入れつつ、30秒ずっと同じペースで配ることの難しさが体験できます。
自社内にテストルームを作ってしまうほどの、品質へのこだわりEIZOは、自社内に複数のテストルームを確保しています。 例えば、以下のようなリスニングルーム。
また、モニタから出る電磁波を測定する部屋なんてモノまでありました。
電磁波に関する数値は、法的に基準が定められているため、必ずクリアしなければいけません。 通常は電磁波の測定を外部委託するそうですが、部品を少し改良しただけでも数値の測定が必要になるので、EIZOでは自社に測定ルームを持つことによって、時間が許す限り、品質を高める努力しているそうです。 「この部品を変えてみたら、画質はどう変化するんだろう…。製品発売のギリギリまで、技術的なこだわりを追求したい!」という技術者の声が聞こえてきそうです。
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