メモリ
パソコンの快適性を高めるのであれば、メモリの増設はかかせません。
必要なメモリ容量は?
では、実際にメモリはどの程度必要なのでしょうか?
最度必要なメモリの容量を考えてみましょう。
これからパソコンを購入する方には、使用用途によってお薦めのメモリ容量があります。
個人差がありますので、あくまで参考程度ですが、
- 1GB
- インターネットやWord・Excel、デジカメ写真の管理、音楽CDの視聴・作成、DVD映画の鑑賞
- 1GB〜2GB
- データ容量が大きいExcelファイルやデジカメ写真を一度にたくさん開く
- 高画素デジカメ画像のレタッチ編集
- ビデオカメラで撮影した動画の編集
- 3Dグラフィックの再生(ゲームを含む)など、処理負荷が高い作業
ただし、動画編集や3Dゲームなど特に処理負荷の高い作業については、メモリだけでなく、CPUやハードディスク、ビデオコントローラなど色々なパーツの性能も必要です。
4GBメモリ以上は、パソコン初心者の方には必要なし
上位機種になると、4GBといった大容量メモリを選択することができますが、余程の作業をしなければ必要ない場合がほとんどです。仮に、2GBメモリを搭載しているパソコンを4GBに増設しても、体感速度としては差を感じることはできないと思います。
しかも、メモリ価格が急激に上がる場合が多いので、CPUやメモリにその分の予算を計上した方が、断然良いです。
ちなみに、セミプロレベルで動画編集をしたいという方には、2GBメモリをおすすめしておきます。
ただし、CPUやハードディスクなど周辺機器を、2GBメモリと対等なレベルまでグレードアップしないと効果は半減しますので、パソコン初心者の方には不向きだと言えます。
購入ガイドのおすすめ
あれこれとメモリの容量に関してお話ししましたが、簡単にまとめますと、
- 一度に大量のソフトを起動させたり、ファイルを開く
- 高画素デジカメ写真のレタッチ編集やビデオカメラの動画編集をする
これらの使用目的に合う方は、「1GBメモリ」(頻度が高い場合は2GBも検討要)がおすすめです。