DELL Studio 15 速報レビュー
(速報4)Studio 15のビスタエクスペリエンス値
ノートパソコンはデスクトップパソコンと違って、搭載できるパーツが大きく制約されがちですが、Studio 15では最新の高性能パーツがカスタマイズ可能なので性能面での不安は少ないと思います。
以下に、Studio 15のビスタエクスペリエンス値をご紹介します。
ビスタエクスペリエンス値とは?
「重いとされるビスタをどれだけ快適に動作できるか」の指標とされている数値のこと。CPU、メモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、ハードディスクという5項目で数値化され、その最低値がパソコンの基本性能とされます。
Studio 15のビスタエクスペリエンス値
今回紹介するStudio 15のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
- CPU
- インテル Core 2 Duo T8100 (動作周波数:2.1GHz、2次キャッシュ:3MB L2キャッシュ)
- メモリ
- 2GB(1GB×2)
- ハードディスク
- 250GB(5400回転/分)
- ビデオコントローラ
- ATI Mobility Radeon HD 3450 256MB
- 液晶モニタ
- 15.4インチワイド液晶 WXGA+ (1440x900)
ビスタの動作快適性を表す「Windows エクスペリエンス インデックス値」を調べてみると、
Studio 15の エクスペリエンス インデックス値
- プロセッサ:5.1
- メモリ:4.9
- グラフィックス:4.0
- ゲーム用グラフィックス:4.0
- ハードディスク:5.1
基本スコアは4.0でした。
ビスタの動作は、インデックス値が、
- 5以上・・・ものすごく快適
- 4以上・・・かなり快適
- 3以上・・・実用レベル
- 2以上・・・多少性能不足
- 1以上・・・動作しない場合あり
というランク付けであることから、快適な性能を有していることになります。
グラフィック項目の数値こそ4.0ですが、他の項目は5前後と高い数値を示しています。ビスタを動作させるには十分な性能であり、最新の3Dゲームでもプレイしなければ問題はありません。
最新のビデオコントローラ「Radeon HD 3450」を採用
今回ご紹介している構成では、拡張型ビデオコントローラ「ATI Mobility Radeon HD 3450 256MB」を採用しています。
グラフィック性能を確認できるソフト「GPU-Z」でRadeon HD 3450を見る
Studio 15は標準オンボードタイプでの購入も可能ですが、グラフィック性能が大きく下がります。動画再生時にCPU負荷を減らす機能も備えていることからも、予算に余裕があれば「ATI Mobility Radeon HD 3450 256MB」がおすすです。
ただしゲーム系ベンチマークソフトで計測した限りでは、最新の3Dゲームには正直向かないことがわかります。
3DMARK05のベンチマークスコア。最新3Dゲームを楽しむには物足りない。
3DMARK06のベンチマークスコア。3Dゲーム向けというよりはビスタ向けと言えそうです。
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