DELLハイエンドデスクトップ DELL XPS タワー(XPS 8930) レビュー
DELL XPS タワーは、第8世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強いDELL主力モデルで、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。
XPS タワー(XPS 8930) レビュー
XPS タワー スペシャルエディション(XPS 8930)との比較レビュー
【スペシャルエディションと徹底比較!】 DELL XPS タワー VS DELL XPSタワー
スペシャルエディションはどこが違う?
このページでは、「New_XPSタワー_8930」と「New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930」との徹底比較をご紹介いたします。
DELL XPSタワー スペシャルエディションの外観。つや消しアルミ製シャーシを備えたプレミアム機種で、所有欲がくすぶられます。
スタンダードなDELL XPS タワーの外観。こちらも重厚感ある漆黒色です。なお、前面の素材が異なるだけで、その他のデザインや素材は同じです。
1.外観を比較
DELL XPS タワーとDELL XPSタワー スペシャルエディションの外観を比較してみました。
左がDELL XPS タワー、右がDELL XPSタワー スペシャルエディション。見た目のデザインは同じで、前面パネルだけが違います。
左がDELL XPS タワー、右がDELL XPSタワー スペシャルエディション。後述しますが、接続端子は同じです。
DELL XPS タワーの「DELL」ロゴを拡大。黒色の光沢パネルの上に、ツルッとした平面的な銀ロゴです。
DELL XPS タワー スペシャルエディションの「DELL」ロゴを拡大。DELLロゴは少しザラザラ、かつ、立体感があり、高級感があります。
DELL XPS タワーの「XPS」ロゴを拡大。「DELL」ロゴと同様、ツルッとした平面的なロゴです。
DELL XPS タワー スペシャルエディションの「XPS」ロゴを拡大。「DELL」ロゴと同様、少しザラザラ、かつ、立体感があり、高級感があります。
内部を比較。左がDELL XPS タワー、右がDELL XPSタワー スペシャルエディション。
見た目は全く同じ。
電源ユニットを開いた状態を比較。左がDELL XPS タワー、右がDELL XPSタワー
スペシャルエディション。
見た目は全く同じ。
背面を比較。左がDELL XPS タワー、右がDELL XPSタワー スペシャルエディション。
見た目や接続端子は同じです。
詳細はNew_XPSタワー_8930(DELL公式ページ)、または、 New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930(DELL公式ページ)をご参照ください。
2.主な仕様を比較
以下、DELL XPS タワーとDELL XPSタワー スペシャルエディションの主な仕様を比較してみました。
筐体サイズの比較
機種名 |
DELL XPS タワー |
DELL XPSタワー
スペシャルエディション |
備考 |
筐体デザイン |
|
|
スペシャルエディションは、高級感あり |
OS |
- Windows 10 Home 64ビット 日本語
- Windows 10 Pro 64ビット 日本語
|
- Windows 10 Home 64ビット 日本語
- Windows 10 Pro 64ビット 日本語
|
同じ |
CPU |
- 第8世代インテル Core i7-8700 プロセッサー (6-コア, 12M キャッシュ, 最大
4.6 GHz まで可能)
|
- 第8世代インテル Core i7-8700 プロセッサー (6-コア, 12M キャッシュ, 最大
4.6 GHz まで可能)
- 第8世代インテル Core i7-8700K プロセッサー (6-コア, 12M キャッシュ, 最大
4.7 GHz まで可能)
|
スペシャルエディションは、Core i7-8700Kが選べる。 |
メモリ |
- 8GB DDR4 2666MHz
- 16GB DDR4 2666MHz
|
|
スペシャルエディションは、大容量16GBのみ選べる。 |
ハードドライブ |
- 1TB 7200 rpm ハードドライブ
- 16GB インテル Optane メモリ accelerated 1TB 7200 RPM HDD
- 16GB インテル Optane メモリ accelerated 2TB 7200 RPM HDD
- 256GB M.2 ソリッド ステート ドライブ + 2TB 7200 rpm ハードドライブ
|
- 256GB M.2 ソリッド ステート ドライブ + 2TB 7200 rpm ハードドライブ
- 512GB M.2 ソリッド ステート ドライブ + 2TB 7200 rpm ハード ドライブ
|
スペシャルエディションは、512GB SSDが選べる。 |
ビデオコントローラ |
- NVIDIA GeForce GT 1030 2GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き
- NVIDIA GeForce GTX 1050Ti 4GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き
- NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB GDDR5 グラフィックス メモリ 付き
|
- NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB GDDR5 グラフィックス メモリ 付き
- NVIDIA GeForce GTX 1070 8GB GDDR5 グラフィックス メモリ 付き
- NVIDIA GeForce GTX 1080 8GB GDDR5X グラフィックス メモリ付き
|
DELL XPS タワー スペシャルエディションは、GeForce GTX 1070、GeForce GTX 1080が選べる。 |
ワイヤレス |
- 802.11ac + Bluetooth 4.1, デュアル バンド 2.4&5 GHz, 1x1
|
- 802.11ac + Bluetooth 4.1, デュアル バンド 2.4&5 GHz, 1x1
- Killer 1535 802.11ac 2x2 WiFi と Bluetooth 4.1
|
DELL XPS タワーは、Killer 1535 802.11ac 2x2 WiFi と Bluetooth 4.1が選べる。 |
DELL公式ページ |
New_XPSタワー_8930 |
New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930 |
最新情報はDELL公式ページでご確認ください。 |
この記事を書いている時点では、カスタマイズ上において、DELL XPSタワー スペシャルエディションのメリットは、高性能なCPUのCore i7-8700KやビデオコントローラGeForce GTX 1070/1080などがカスタマイズ可能なことです。時期によってカスタマイズ可能なパーツが異なりますので、DELL公式ページをチェックしてみてください。
3.DELL XPSタワー スペシャルエディションの概要をチェック
DELL XPS タワーのレビューと重複しますが、DELL XPSタワー スペシャルエディションの概要をご紹介します。
より詳しい内容は、DELL XPS タワーをレビューしている「【概要】 画像や動画編集ならこれ!ハイエンドデスクトップ DELL XPS タワー(XPS
8930)」」をご参照ください。
DELL XPSタワー スペシャルエディションを斜め上から見た写真。DELL XPSタワー
と同じデザインです。なお、写真では側面が少し白っぽくなってますが、実物は黒色です。
前面の上部に、接続端子や光学ドライブが集中しています。
DELL XPSタワー スペシャルエディションの前面上部を拡大。DELL XPS タワーと同じです。
左から、電源ボタン、SDカードスロット、ヘッドフォンジャック、マイク入力、USB3.1
Gen1 Type-C(形状が小さく、上下・左右の区別がないタイプ)、USB3.1 Gen1(従来のUSBと同形状で互換性があるタイプ)×3です。
特に利用が多いUSB3.1端子が4ヶも搭載されているのがポイントですね。しかも、内1つは次世代のType-Cコネクタを採用しています。さらに、SDカードや光学ドライブも使えます。
前面パネルを拡大。スペシャルエディションだけのサンドブラスト表面加工アルミニウムは、一枚物の金属感があります。
DELL XPSタワー スペシャルエディションは、第8世代Core i7プロセッサを搭載。
DELL XPS タワー スペシャルエディションの背面。接続端子もDELL XPS タワーと同じです。
DELL XPS タワー スペシャルエディションは、拡張性が高い機種であり、下位機種と比べると接続端子の数や種類が豊富です。
DELL XPS タワー スペシャルエディションの背面に用意されている接続端子は、上から有線LAN、USB2.0×2、ディスプレイポート、HDMI、USB3.1
Gen2 Type-C、USB3.1 Gen2、USB3.1 Gen1×3、オーディオポート(5.1チャネル、ジャック×3)、ビデオコントローラ(写真は、NVIDIA
GeForce GTX1070)、拡張スロットです。
最大の特徴は、最新の高速USB規格であるUSB3.1 Gen2を2ヶ、しかも、 Type-Cタイプと通常タイプを各1ヶずつ搭載していることです。
USB 3.1 Gen2は、USB3.1 Gen1の約2倍の転送速度(理論値)を誇りますので、大容量データの転送などにかかる時間も大幅に短縮できます。もちろん、従来のUSB3.0やUSB2.0とも互換性がありますので、既にお持ちの外付けハードディスクや周辺機器も引き続き使うことができます。
詳細はNew_XPSタワー_8930(DELL公式ページ)、または、 New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930(DELL公式ページ)をご参照ください。
4.DELL XPSタワー スペシャルエディションの内部をチェック
DELL XPSタワー スペシャルエディションの内部をご紹介します。
より詳しい内容は、DELL XPS タワーをレビューしている「【詳細 その1】 DELL XPS タワーの内部詳細をチェック」をご参照ください。
DELL XPS タワー スペシャルエディションの電源ユニットを開き、内部にアクセスする状態イメージ
DELL XPS タワー スペシャルエディションの内部写真。DELL XPS タワーと同じです。
左上に電源ユニット、右上にハードディスクベイ×1、下部にハードディスクベイ×2が確保されています。
DELL XPS タワー スペシャルエディションだけの特権が、高性能なビデオコントローラNVIDIA GeForce GTX 1070を搭載可能なことです!
NVIDIA GeForce GTX 1070は大きい。
内部を下方向から見た状態。天井面に大きな内部ファンが付いてます。
なお、NVIDIA GeForce GTX 1070を搭載すると、内部ファンが大型12cmファンになります。DELL
XPS タワー スペシャルエディションだけの特権です。
これが、DELL XPS タワー スペシャルエディションが搭載する12cmファンです。かなり大きいので、内部の放熱に有利です。
(参考)これが、XPS タワーが搭載する標準の9cmファン。
単純計算ですが、
- XPS タワーの12cmファンは、12cm(縦)×12cm(横)×3.5cm(高さ)=504立方cm
- XPS 8900の9cmファンは、9cm(縦)×9cm(横)×2.5cm(高さ)=202.5立方cm
と約2倍もの能力差がありますね。
高速な256GB M.2 ソリッドステートドライブ。82mmタイプです。
DELL XPS タワー スペシャルエディションは、高速な256GB M.2 ソリッドステートドライブ+2TB ハードディスクが標準搭載です。
高速な256GB M.2 ソリッドステートドライブの速度をベンチマーク「CrystalDiskMark 6.0」で比較。ハードディスクとは別次元の速さです。
(参考)ハードディスク 2TBの速度をベンチマーク「CrystalDiskMark 6.0」で比較。桁が違います。
【まとめ】 DELL XPSタワー スペシャルエディションは買いか?
「New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930」を購入する利点としては、以下の3つです。
- つや消しアルミ製シャーシを備えたプレミアム機種なので、圧倒的にかっこいい
- 高性能なビデオコントローラ「NVIDIA GeForce GTX 1070」や「NVIDIA GeForce
GTX 1080」が搭載可能なので、重量級ゲームや最新のVR(仮想現実)に対応できる
- その他パーツも、基本性能が高い。
反対に、予算重視であれば「New_XPSタワー_8930」の購入がおすすめです。目的と予算にあわせてご検討ください。
次ページでは、DELL XPSタワー スペシャルエディションだけの特権である、高性能なビデオコントローラ「NVIDIA
GeForce GTX 1070」の性能をご紹介します。
XPS タワー(XPS 8930) レビュー
XPS タワー スペシャルエディション(XPS 8930)との比較レビュー
DELL XPS タワーが気になる方はDELL公式サイトをチェック♪
第8世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップ DELL XPS タワー(左)とDELL
XPSタワー スペシャルエディション(右)
詳細はNew_XPSタワー_8930(DELL公式ページ)、または、 New_XPSタワー_スペシャルエディション_8930(DELL公式ページ)をご参照ください。
▲このページのTOPに戻る
>>パソコン納得購入ガイドのTOPに戻る
|