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DELLパソコン カスタマイズ基礎知識」は、DELLパソコンのテレビチューナーに関する基礎知識ページです。

ページ更新:2007/6/22
DELL(デル)パソコン

DELLパソコン カスタマイズ基礎知識

DELLのカスタマイズは、慣れれば簡単!
難しい言葉はできるだけ省略して、初心者の方にもわかりやすくご紹介しています。

テレビチューナーのカスタマイズ

DELLパソコンは、有料オプションで、テレビ機能を追加することができます。
機種によっては、低価格なテレビパソコンにもなりますので、テレビ視聴機能が欲しい方にお勧めです。

テレビ機能を追加するためには

テレビ機能を追加するには、

  1. アナログチューナーを追加する
  2. テレビ機能付きの液晶モニタを選択する(デスクトップ時)
  3. ワンセグチューナーを追加する

という、3つの選択肢が考えられます。

1.アナログチューナーを追加する

アナログテレビチューナーには、デスクトップパソコン用の本体内蔵タイプと、ノートパソコンでも簡単に接続できるUSB接続タイプがあります。

テレビチューナーの比較
チューナーの種類 内蔵タイプ USBタイプ
対象機種 デスクトップ デスクトップ、ノート
置き場所 パソコンケースの中なので困らない 外付けになるので、別途スペースが必要
ノイズ 影響を受けやすい 影響を受けにくい
価格 比較的安い 少し割高

それぞれ一長一短はありますが、一般的な使い方であれば、どちらでも問題ありません。

できれば高画質録画機能を搭載し、iEPG(電子番組欄)での予約や追っかけ再生ができるタイプを選びましょう。

テレビ視聴・録画なら、ハードディスク量が多いデスクトップがお勧め

お勧めのテレビチューナーは、デスクトップパソコンで選べる内蔵タイプ「Emuzed Angel デュアルTVチューナカード」です。高画質録画機能はもちろん、2番組同時録画も可能となっています。

また、低価格な「ATI TV Wonder Elite TVチューナカード」も魅力的です。
2番組同時録画やゴーストリダクションといった記録はありませんが、テレビ録画入門としては最適でしょう。

 Dimensionシリーズ(DELL公式ページ)

2.テレビ機能付きの液晶モニタを選択する(デスクトップ時)

テレビ視聴をメインにする方は、上記でご紹介した各種テレビチューナーカードよりも、テレビ機能付きの液晶モニタがお勧めです。

 デル W2306C 23インチワイド液晶マルチメディアTV

単体でのテレビ視聴やDVDなどのコンテンツ鑑賞、ゲーム、インターネットなど、幅広い用途に対応。またD4端子も装備し、デジタル・ハイビジョン放送など高画質放送にも対応。

 デル W2606C 26インチワイド液晶マルチメディアTV

最大解像度(WXGA 1366x768)。大画面・高音質でマルチメディアコンテンツをリビングルームで楽しめます。

パソコンの起動が必要ない

液晶モニタ自身にテレビチューナーが内蔵されていますので、モニタ電源を入れるだけでテレビ視聴可能です。毎回Windowsの立ち上げを待つことなく、家電テレビと同様すぐにテレビを楽しむことができます。

液晶サイズとしては、手頃な23インチワイド液晶、ちょっとリッチな26インチワイド液晶というラインナップがありますので、予算とお好みに合わせてご検討下さい。

 デル液晶モニタシリーズ(DELL公式ページ)

3.ワンセグチューナーを追加する

流行のワンセグチューナーを追加することもできます。

ワンセグとは
デジタル放送領域の1チャンネルを利用した、テレビ通信方法のこと。

受信範囲は広く、USB端子接続タイプなので、使い方も簡単。
デスクトップパソコンというよりは、外出が多いノートパソコンでの利用に最適です。

ただし、解像度が低いので、大画面での視聴には向きません。

ちなみにお勧めは、「バッファロー製 USB2.0対応ワンセグ チューナー ちょいテレ データ放送対応」です。設定もマニュアルに沿って進むだけですので、パソコン初心者の方にも安心です。

 詳しいカスタマイズは、デルオンラインストアでどうぞ。



【番外編】 地上波デジタル放送を考える

デル以外のパソコンメーカーでは、地上波デジタルチューナーを搭載している機種があります。近い将来を考えると、たしかに魅力的な機能ではありますが、現状ではデメリットもたくさんあります。

地上波デジタルのデメリット

普及し始めているデジタル放送ですが、現在では以下のようなデメリットが考えられます。

  1. 現在はアナログ中心であり、それほど見たい番組がデジタル放送にない
  2. デジタル完全移行は2011年と後4年もあるので、もう一度パソコンを買い替える可能性が高い
  3. 「情報量が多い=処理する負荷が高い」ので、再生や編集には高性能パソコンが必要
  4. データに関するコピー制限が強いため、ファイルが非常に使いづらい
1.現在はアナログ中心であり、それほど見たい番組がデジタル放送にない

ちらほらデジタル放送が見られるようになりましたが、まだまだ絶対的な番組数が足りません。また、「デジタル放送で見たい!」と思わせるような番組が少ないことも、大きな要因と考えられます。

2.デジタル完全移行は2011年と後4年もあるので、もう一度パソコンを買い替える可能性が高い

デジタル完全移行は2011年ですので、後4年はあります。

パソコンの寿命が、一般的に3年〜5年と言われることからも、もう一度パソコンの買い替え時期が到来することになります。

3.「情報量が多い=処理する負荷が高い」ので、再生や編集には高性能パソコンが必要

現在のアナログ放送に比べて、デジタル放送のデータ容量は数倍あります。
それだけに、映像の再生や録画の負荷が大きいので、高性能なパソコンが必要となります。

事実、デル以外のパソコンメーカーでは、デスクトップの上位機種のみデジタルチューナーを搭載しており、その負荷の高さを感じることができます。

視聴頻度が低いデジタル放送のためだけに、高性能なパソコンを購入するのは、コストパフォーマンスが高いとは言えません。

4.データに関するコピー制限が強いため、ファイルが非常に使いづらい

デジタル放送を語る上で一番の壁となっているのが、コピーの問題です。

アナログ放送であれば、DVDなど外部記録メディアにコピーできますが、デジタル放送では一回限り。しかも、パソコン内の元データを消去しなければならないという制限まで付いてます。

(まとめ)
高画素で精細なでデジタル放送が良いのは、あくまで家電テレビでの話。パソコンにおけるデジタル放送対応は、個人的には少し様子見です。

 詳しいカスタマイズは、デルオンラインストアでどうぞ。

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