Inspiron 545をベンチマーク測定
動画を他形式に変換する「TMPGEnc 4.0 XPress」
高画素デジカメ写真での編集作業能力では、下位機種に大きく差を付けたInspiron 545ですが、さらに処理負荷が重い動画エンコード(ファイル形式の変換)での処理速度比較を行いました。
動画エンコードの定番「TMPGEnc 4.0 XPress」。Core 2 Duo、Core 2 Quadに最適化されている。
映像の出力形式や解像度などかなり細かい設定ができるだけでなく、圧縮された映像もキレイなので非常に評判が高い。
TMPGEnc 4.0 XPressを使用して、約8分のDVビデオカメラ動画をDVD形式(720×480)に変換、約1分のAVCHDビデオカメラ動画ファイルをブルーレイ形式(1920×1080)に変換するのに必要な時間を、それぞれ比較してみました。
比較対象 | Inspiron 545 | Studio 15 | Inspiron Mini 12 |
---|---|---|---|
CPU(動作周波数) | Core 2 Duo E7400(2.80GHz) | Core 2 Duo T8100(2.1GHz) | Atom Z520(1.33GHz) |
軽負荷エンコードテスト DVI(720×480)→DVD形式(720×480)に変換 |
3分11秒(191秒) | 4分25秒(265秒) | 4分25秒(265秒) |
重負荷エンコードテスト HD(1920×1080)→ブルーレイ形式(1920×1080)に変換 |
1分51秒(111秒) | 2分34秒(154秒) | 11分38秒(698秒) |
TMPGEnc 4.0 XPressでの各スコアを比較
動画エンコードにおいてもInspiron 545が強く、他機種を圧倒しています。動画ファイルの撮影時間が長くなれば、処理時間差はもっと大きくなります。上位CPUへアップグレードするとなおさらでしょう。
ただ予想を反して、軽負荷エンコードテスト(DVI(720×480)→DVD形式(720×480)に変換)では、Inspiron Mini 12はCore 2 Duo搭載スタンダードノートStudio 15に迫る結果を残しました。(ファイル容量が多いハイビジョン映像のエンコード作業「HD(1920×1080)→ブルーレイ形式(1920×1080)」では、極端に処理速度が落ちていますが)
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