DELLモバイルノート Inspiron Mini 12 レビュー
Inspiron mini 12のビスタエクスペリエンス値を計測する
Inspiron mini 12は、インターネットや文章作成など軽負荷作業に対応できる程度の性能を有するモバイルノートです。一般的なノートパソコンよりも性能が低いので、デジタルコンテンツ用途など重負荷作業には正直向きません。
「じゃあ、Inspiron mini 12は一般的なスタンダードノートと、どの程度性能が違うの?」
という疑問を解消するために、ビスタを快適に動作させることができる指標であるビスタエクスペリエンス値と、他機種レビューでもご紹介している各種ベンチマークテストにてInspiron
mini 12を性能を調査してみることにします。
Inspiron mini 12のエクスペリエンス値
「ビスタエクスペリエンス インデックス値」は、動作が重いとされるビスタがどれだけ快適に動作するかを判断する数値です。
今回紹介するInspiron mini 12のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
- CPU
- インテル Atom Z520
(動作周波数:1.33GHz、2次キャッシュ:512KB) - メモリ
- 1GB
- ハードディスク
- 80GB(4200回転/分)
- ビデオコントローラ
- インテル GMA500(オンボード)
- 液晶モニタ
- 12.1インチ(1280x800)
ビスタの動作快適性を表す「Windows エクスペリエンス インデックス値」を調べてみると、
Inspiron Mini 12のビスタエクスペリエンス インデックス値
- プロセッサ:2.9
- メモリ:4.4
- グラフィックス:2.9
- ゲーム用グラフィックス:2.8
- ハードディスク:4.3
基本スコアは2.8でした。
ビスタの動作は、インデックス値が、
- 5以上・・・ものすごく快適
- 4以上・・・かなり快適
- 3以上・・・実用レベル
- 2以上・・・多少性能不足
- 1以上・・・動作しない場合あり
というランク付けであることから、Inspiron mini 12はビスタを動作させるための最小限の性能を有していることがわかります。省電力CPUやオンボードチップセットを採用しているので、CPUスコアやグラフィックスコアが少々低くなっています。
「インターネットやメール、文章作成など軽作業であれば十分使えるが、画像や動画などデータ量が多いデジタルコンテンツ用途には向かない」原因の1つと言えます。
次回は、DELL主力ノートパソコンStudio 15とのビスタエクスペリエンス値を比較してみます。
DELL公式サイト 製品ページリンク
いつでもどこでもモバイル!12.1インチ液晶ノート Inspiron Mini 12
12.1インチ液晶を搭載した、DELLモバイルノート。
ミニノートよりも大きな画面で快適です。→Inspiron Mini 12(DELL公式ページ)
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