液晶モニタ
ノートパソコンを購入する場合は、液晶モニタのサイズを決めてから機種を選びますが、デスクトップパソコンを購入する場合は、お好みの液晶モニタを選択することができます。
最近の傾向としては、安価に購入できる17インチが主流となっています。
しかし、最近の液晶モニタは、価格がかなり下がっていますので、予算に余裕がある方は、上位サイズを検討してみてはいかがでしょうか。
液晶モニタの検討
パソコン本体の性能にこだわるのも良いですが、ぜひこだわって頂きたいのが液晶モニタの選択です。
液晶モニタは、パソコンで処理した結果を表示するものです。
仮に液晶モニタの性能が低いと、パソコン本体の性能が高くても、十分な機能を発揮できません。
また、デスクトップパソコンの場合、数年後にパソコン本体を買い替えることになったとしても、液晶モニタはそのまま使い続けることが可能です。
そこで、注目しておきたい性能をいくつかご紹介しておきます。
解像度
1280×1024のように、横・縦方向に表示できる範囲を数字で表したもの。
この数字が大きいほど、単純に広い範囲を表示することが出来ます。
インターネットやメールをする時にでも、縦横のスクロール回数が減りますし、Excelなどの表計算ソフトを使用している時でも大変便利です。
輝度
単位面積当たりの光の量を意味し、単位はcd/m2(カンデラ)です。
簡単に言いますと、画面の明るさのことなのですが、最近の液晶モニタは高輝度ですので、余程の環境でない限り気にする必要はないと思います。
コントラスト比
明暗差、つまり色のメリハリのこと。
450:1や800:1のように表示され、数字が高いほどメリハリが強くなります。
インターネット目的では、さほど必要ではありませんが、動画や画像などを楽しむ時に高い方が有利です。
応答速度
液晶モニタに表示する早さのことで、8msや16ms(msは1/1000秒のこと)と表されます。
数字が小さいほど、表示が早くなりますので、DVD映画やスポーツ観戦など、動きが速い動画を楽しむ場合、なめらかな表示を楽しむことができます。
液晶モニタのサイズ
液晶モニタの表示で一番の違いと言いますと、表示解像度です。
表示解像度というのは、モニタに表示できる大きさを表している数字のことで、この数字が大きくなるほど広い範囲を表示できることになります。
そこで、液晶モニタの表示解像度を比較してみると、下記の表のようになります。
液晶サイズ | 表示解像度 |
---|---|
17インチ | 1,280×1,024 |
19インチ | 1,280×1,024 |
20インチ | 1600×1,200 |
20インチワイド | 1680×1,050 |
24インチ | 1,920×1,200 |
管理人がおすすめする液晶モニタ
現在の主流は、20インチワイド液晶。
ビスタがワイド液晶向きということもあって、人気があります。
ワイド液晶ではありませんが、解像度は広いので、それほど違和感はないと思います。
20インチ(スクエア型)になると、表示解像度がさらに1600x1200まで広がります。17インチと比べても、表示面積比約1.46倍、15インチと比べると、なんと約2.44倍となります。
さすがにここまでの表示範囲は必要ないかもしれませんが、一度にたくさんのウィンドウを開いたり、動画編集を楽しむ方には最適です。