性能比較チェック
表示解像度で変化するパソコン環境
パソコン性能を決める上でCPUやメモリの存在は大きいですが、実際目で見てその差を感じる液晶モニタも重要な選択ポイントです。その中でも使用感に大きな差が出るのは表示解像度です。
表示解像度
画面上にどれだけ広く表示できるかを決める指標を表示解像度と呼びます。
液晶モニタのカスタマイズ欄に「1280×800」や「1440×900」とあるのが表示解像度であり、モニタ上に表示できる範囲を示します。
文字や画像を大きく表示するには液晶モニタの大きさが決め手となりますが、表示できる範囲を広げるには「表示解像度」が重要な要素となります。
現在のノートパソコンで主流となっている表示解像度は、以下の3タイプです。
- 1280×800 ・・・ 標準
- 1440×900 ・・・ 中解像度
- 1680×1050 ・・・ 高解像度
YAHOOトップページ表示を比較
表示解像度「1280×800」でYAHOOページを表示。TOPページが旧タイプですが(汗)、表示解像度「1280×800」では右側ページの端が少し切れてしまいます。
表示解像度「1440×900」でYAHOOページを表示。表示解像度「1280×800」と同じ表示範囲にしても、右端にビスタのガジェットが配置できる余裕がある。
表示解像度「1680×1050」でYAHOOページを表示。高解像度になれば、YAHOO全体を2ページ表示してもガジェットが配置できます。
インターネットでホームページ閲覧を楽しむだけでも、これだけ表示する範囲が異なります。複数ページを同時に閲覧したり、他の作業を同時に行う場合には、高解像度タイプがおすすめです。
動画編集画面を比較
別例として、一度にたくさんの情報表示を必要とする「動画編集」を想定してみます。以下、各表示解像度におけるムービーメーカー(マイクロソフトの標準動画ソフト)の利用状況です。
表示解像度「1280×800」で動画編集。標準解像度でも、狭いという印象はそれほどありません。
表示解像度「1440×900」で動画編集。映像効果の数や、下のストーリーボードに並べられる動画ファイルも増える。
表示解像度「1680×1050」で動画編集。右側の動画プレビューを小さくすれば、映像効果数も格段に増やすことができます。高解像度タイプだとかなり快適です。
動画編集の場面を比較しても、液晶モニタの表示解像度によって、かなり印象が異なります。
- 広い表示範囲を求める方は、高解像度タイプが選択できるXPS M1530
- 一般的な表示範囲で良い方は、低解像度タイプが選択できるXPS M1330
という選択案も考えられます。
表示解像度と文字の大きさは反比例する
ただし、表示解像度が高くなるに比例してデメリットも発生します。単純に文字が小さくなるのです。
液晶サイズがそのままで表示範囲が広くなると、
文字の大きさが小さくなります。
液晶モニタ自体のサイズが決まっていますので、表示範囲が広くなれば文字サイズは小さくなるのは当然です。
上級者になるほど高解像度タイプを選ぶ方が多いように思いますが、インターネットや文章作成程度であれば低解像度タイプでも十分です。
使用目的に合わせて、最適な液晶サイズと表示解像度を選択しましょう。
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