DELL Adamo 速報レビュー
(速報5)Adamoは買いか
Adamoは、個性が強いDELL機種の中でも際だつ存在感を持ちます。想定される購入層は限られ、コストパフォーマンスを求める方には正直不向きな機種と言えるかもしれません。
細部までこだわって作り込まれているAdamo。他メーカーのラインナップを見ても対抗できる機種はアップル社のMacBook Airぐらいでしょうか。
Adamoの第一印象を総括
Adamoの第一印象を振り返ってみると、
Adamoの良いところ
- とにかく目立つので、人に自慢できる
- 他人と違ったノートパソコンを所有できる
- 質感が高い、剛性も高い
- 間違いなく愛着が沸く
- HDDのような駆動部品がなく、理論上は故障率が低い
Adamoの良くないところ
- 高価
- ゼロスピンドル(光学ドライブ非搭載)
- 基本的にカスタマイズが固定されている
といった感じでしょうか。
一番の難点は高価なところでしょうが、実際はDELLさんの予想を大きく超えて売れているようです。
「品質が良いのはわかるけど、価格設定が高くて売れるのかな?(失礼・・・)」という、私が当初抱いた予想は外れているようです。「安かろう悪かろうではなく、比較的高くても満足できるパソコンを購入したい」という、本物志向の方が購入されているのでしょう。
パソコンの価格競争に一石を投じるAdamo
Adamoは、DELLが珍しくティザー広告(顧客の好奇心をあおる予告広告)まで行って発売した注力の機種であり、価格競争に走りつつある現在のパソコン市場に一石を投じる機種です。
幾何学模様の天板からヒンジ部、本体背面に至るまで、シルバー色で統一されたAdamo。単なる価格競争ではなく、コストをかけて追求したデザイン美が印象的。
事実、Adamoは過去のDELLノートパソコンから感じられた”安価で武骨”というイメージを感じさせない機種に仕上がっており、「Adamoの価値がわかる人にはわかってもらえる」という趣旨で、今後も継続的に展開していくと思われます。
予算に余裕がある方、高い所有満足度を求める方は、検討してみてはいかがでしょうか。
DELL公式サイト 製品ページリンク
この質感を味わってしまうと、他機種には戻れない?
詳しくは、デル株式会社(公式サイト)でどうぞ。
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