Inspiron 15 購入まとめ
Inspiron 15の性能を知る(その1)
Inspiron 15は高性能な「インテル Core 2 Duoプロセッサ」を選択可能であり、高い基本性能を誇ります。
ただし、グラフィック能力に影響するビデオコントローラはインテル GMA 4500MHD(チップセット内蔵)のみです。上位機種であるStudioシリーズでカスタマイズ可能な拡張型ビデオコントローラは搭載不可となっています。
最新の3Dゲームを快適にプレイするにはモノ足りませんが、インターネットや文章作成、デジカメ画像やハイビジョン映像の視聴程度であれば十分実用的なので、低価格サブノートとしてもおすすめです。
Inspiron 15の統合型チップセット「インテル GMA 4500MHD」。描画負荷が高いハイビジョン映像の再生支援機能もあるため、ブルーレイ映画の再生も快適です。
各種ベンチマークスコアをご紹介
Inspiron 15のベンチマークスコアをご紹介します。他機種と比較するご参考にどうぞ。
Inspiron 15のカスタマイズ構成
- CPU
- インテル Core 2 Duo P8600(動作周波数:2.4GHz、2次キャッシュ:3MB L2キャッシュ)
- メモリ
- 2GB(1GB×2)
- ハードディスク
- 320GB(5400回転/分)
- ビデオコントローラ
- インテル GMA 4500MHD(チップセット内蔵)
- 液晶モニタ
- 15.6インチワイド液晶 WXGA (1366x768)
ビスタを快適に動作できる指標「ビスタエクスペリエンス値」
「Windows エクスペリエンス インデックス値」を調べてみると、
Inspiron 15の エクスペリエンス インデックス値
グラフィック系スコアが4.1、3.8なので、基本スコアが3.8とそれほど高くありませんが、CPU:5.3、メモリ:5.9、ハードディスク:5.5と非常に高いスコアを計測しています。
Inspiron 15は、グラフィック性能を重視した機種ではないので当然ですが、非常に安く購入できる機種であることを考えると、コストパフォーマンスは他機種を圧倒します。
ハードディスクのデータ転送速度を調査する「Crystal Diskmark」
ハードディスクのデータ転送速度を計測できるCrystal Diskmarkを使って、Inspiron 15のハードディスク性能を調べてみました。
Inspiron 15のCrystal Diskmarkスコア
5400回転/分のハードディスクなので、デスクトップパソコンに比べると、スコアは少々控えめです。最新デスクトップパソコンの約7割前後といった印象でした。
とは言っても、インターネットや文章作成を中心とした軽負荷作業であれば、ハードディスクの性能差を感じることは少なく、特段気にする必要はないでしょう。
実作業の快適性を想定した「PCMARK05」
Windowsの起動やファイルの圧縮、アプリケーションを使った実環境を想定したベンチマークソフト「PCMARK05」。
Inspiron 15のPCMARK05スコア
Inspiron 15は低価格から購入できるエントリーノートパソコンであるにもかかわらず、他メーカーのミドルレンジノートパソコンに匹敵するスコアを計測しました。(Core 2 Duo選択時)
数値的には、1年ほど前のミドルレンジデスクトップにも対抗できそうなレベルです。Inspiron 15の使用を想定した一般用途であれば、性能不足を感じることはほとんどないでしょう。
Inspiron 15のPCMARK05 詳細スコア
詳細スコアを見ても、値段と釣り合わない(?)高い性能を記録。特に、最新のCore 2 Duo P8600(動作周波数:2.4GHz)をカスタマイズしたモデルでは、6006とハイスコアをたたき出しています。メモリやハードディスクのスコアも比較的高めです。
グラフィックスコアは2474とCPUやメモリに比べて低スコアですが、統合型ビデオコントローラを内蔵するエントリーノートの中ではかなり良い数値です。
全体的に、ビスタエクスペリエンス値の結果に近い結果となっています。
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