DELL Inspiron 15 速報レビュー
（速報６）これからの低価格スタンダードノートを予感させるInspiron 15
Inspiron 15はDELLの低価格ノートパソコンとしての位置付けですが、最新チップセット「インテルG45」を採用、高性能CPU「Core 2 Duo」を選択可能など、ミドルレンジノートに近い性能を誇ります。
上位機種に比べて接続端子が少なかったり、液晶モニタの表示解像度がカスタマイズできないなど、差別化が図られている感はありますが、インターネットや文章作成、DVD映画の視聴程度であれば、Inspiron 15でも十分です。
１．最新パーツを採用し、デスクトップに匹敵する高い性能を誇る
Inspiron 15では最新CPUやビデオコントローラを採用していますので、動作が遅いとされるビスタでの操作も快適です。
Inspiron 15のエクスペリエンス値
今回ご紹介しているカスタマイズでのエクスペリエンス値
上位機種Studio 15でのビスタエクスペリエンス値
カスタマイズによりますが、Inspiron 15は上位ノートパソコンであるStudio 15に匹敵する性能を誇ります。特に、統合型ビデオコントローラにも関わらず、グラフィック系スコアが4.1、3.8と好結果を出している点は要注目です。
ちなみに、安価なデスクトップパソコンを上回る性能を叩き出すこともあります。
人気が高い省スペースデスクトップInspiron 530sのエクスペリエンス値(発売当初のCPUやハードディスクでのビスタエクスペリエンス値)
現在のInspiron 530sはかなり高性能ですが、約1年半前のカスタマイズ内容であれば、Inspiron
15の方が性能が良いことがわかります。性能進化のスピードに驚かされます。
デジカメの画像編集も快適
２．アスペクト比16：9の横長ワイド液晶モニタを搭載
Inspiron 15は最近流行となっている15.6インチワイド液晶を採用しています。DVD映画の全画面表示に対応することができますので、映像用途を重視される方におすすめです。
【表示解像度の比較】横に広くて映画視聴に最適な15.6インチワイド液晶が魅力的
【左】Inspiron 15、【右】Inspiron 1525。Inspiron 15では、画面上下に黒帯が発生しません。
従来の15.4インチワイド液晶でも黒帯さえ気にしなければ、DVD視聴は可能です。縦方向の表示が若干狭くなりますので、どちらを選ぶかは好みの差でしょう。
３．最小限の接続端子を搭載
Inspiron 15は、USB端子やメディアカードリーダーなど最小限必要な接続端子を搭載しています。IEEE1394やHDMI端子が搭載されていないのは、上位機種との差別化によるものでしょう。
メディアカードリーダーは標準搭載
USB端子が計3個（左側面2個、右側面1個）なので、足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
右側面のUSB端子をマウス用とし、左側のUSB端子はプリンタや外付けハードディスク、USBメモリの兼用、というのが、私がInspiron 15を使う場合のUSB端子使用環境でしょうか。
すでに、プリンタや外付けハードディスクをLAN共有していらっしゃる方であれば、Inspiron 15のUSB端子をプリンタや外付けハードディスクで使う必要がありません。Inspiron 15に内蔵されているワイヤレスLANで無線化することも検討してみてください。
DELL公式サイト 製品ページリンク
最新パーツを搭載した低価格ノート
Inspiron 15
人気の15.6インチ液晶を搭載した、DELLおすすめノート。
将来長く使うなら高性能ノートがおすすめです。→Inspiron 15(DELL公式ページ）
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