Inspiron 15 購入まとめ
Inspiron 15は買いか
Inspiron 15は、大きくて見やすい15.6インチワイド液晶モニタ、デスクトップ用キーボードと同様の19mmフルピッチキーボードなど、使い勝手を重視したスタンダード・エントリーノートです。
モバイルノートのような携帯性はありませんが、デスクトップパソコンに匹敵する性能を誇ります。低価格でデスクトップパソコンからの買い替えを検討していらっしゃる方にもおすすめです。
Inspiron 15は、最新の省電力Core 2 Duoや2〜4GBの大容量メモリがカスタマイズ可能。ハイビジョン動画の再生支援機能もあるインテル4シリーズチップセットも搭載。性能的に文句の付けようはありません。
Inspiron 15のモデルナンバーはInspiron 1545。ビスタエクスペリエンスも3.8とスタンダードノートとしては十分です。
Inspiron 15のデバイスマネージャー
モバイルインテル4シリーズのチップセットを搭載しており、基本性能は高い。
ハードディスクは5400回転/分タイプを搭載。デスクトップパソコン(7200回転/分)には劣るが、プラッタ容量が多くなっているので、それほど引け目はないかも。
【左】15.6インチワイド液晶を搭載するInspiron 15、【右】15.4インチ液晶を搭載する前機種Inspiron
1525。Inspiron 15は漆黒デザインかつ横長液晶モニタが印象的。
この値段でこの性能が手に入る
前回、「Inspiron 15の性能を知る(その1)」と「Inspiron 15の性能を知る(その2)」の2回に分けてベンチマークテストをご紹介しましたが、Inspiron 15はエントリーノートながら、非常に高いパフォーマンスを誇ります。
ハイビジョン動画の編集やエンコード作業、高度なレタッチ画像編集、最新3Dオンラインゲームなど特殊用途でなければ十分対応できますし、これだけの性能を持つエントリーノートが非常に安い価格(私が購入した2009年2月時点では95,230円)で購入できます。(とんでもない時代になったものです)
ちなみに、低価格なCeleronプロセッサもカスタマイズすることができますが、できれば今回ご紹介しているCore 2 Duo P8600(動作周波数:2.4GHz)レベルのCPUがおすすめです。
使用目的をキチンと決めよう
基本性能が高いInspiron 15ですが、ビデオコントローラがチップセット内蔵のみであったり、接続端子がそれほど多くないことを踏まえると、
- 手軽にインターネットやメールチェックを楽しみたい
- WordやExcelがで仕事や学業に使いたい
- 画像や動画も楽しみたい
- 広くて打ちやすいキーボードを希望
といった、一般的な使用目的に絞ることをおすすめします。
3Dゲームやビデオカメラで撮影したハイビジョン映像の編集など、処理負荷が重い作業では全く歯が立ちません。キチンと条件を割り切って検討してみてください。
Inspiron 15でYAHOOを閲覧する
YAHOOはもちろん、PC WatchやIT Mediaなど表示量が多いサイトでも問題ありません。
Inspiron 15で画像を全画面表示
Inspiron 15でDVD映画を全画面表示
ハイビジョン映像の再生支援機能も心強い
Inspiron 15が搭載しているビデオコントローラ「インテル GMA 4500MHD」の再生支援機能が効いているため、ハイビジョンビデオカメラで撮影した動画を再生しても、CPU使用率25〜35%と低くなっています。
普段のCPU使用率は4%前後を推移していますが、
CPU使用率が25〜35%と低い
DELL公式サイト 製品ページリンク
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