Dimension 9150の電源はこうなっている!
電源部を拡大してみますと、下の写真のようになります。
赤や黒などの線が電源線で、ハードディスクや光学ドライブへ必要な電気を供給しています。
電源ケースの手前に見える、クモの巣模様(?)の中にFANが付いていて、電源部の発生した熱をケース外へ放出します。電源が大きいため、FANも大きめです。
機種によって、電源の性能は違う?
当たり前ですが、パソコンが動作するためには電気が必要です。
そのパソコンに必要な電気を、家庭用の100Vコンセントから作り出す装置が上記写真の電源部です。
「パソコンの電源って、パソコンの性能とは関係ないんじゃないの?」
と思われている方も多いと思いますが、高性能なパソコンになればなる程、高性能な電源が必要になるのです。
電源には使用できる限界の容量があります。
一般の家電製品にも書いてある、W(ワット)という単位です。
例えば、CPUで10W、ハードディスクで20W、ビデオコントローラで30W・・・、というように各パーツの使用電力を合計して、200Wになったとします。(数字は例です。)
この場合、150Wの電源容量しか持たない電源では、パソコンが正常に動作しないのです。
言い方は少し違いますが、
「家電製品を使いすぎるとブレーカーがとんでしまう」
と言えば、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。
つまり、電源には200Wや300Wといった最大容量が決まっており、大きな消費電力が必要な高性能パソコンには、容量の大きな電源が必要となるのです。
ちなみに、Dimension 9150の電源定格出力は375Wです。
このレベルの機種の中では、大き過ぎず、小さ過ぎずといった印象ですが、一般的に使うには充分な数字です。
DELLのデスクトップパソコンで一番人気。納得の高性能と拡張性。
新機種Inspiron 530の詳細は、Inspiron 530(DELL公式ページ)でご参照下さい。