Pavilion m9690jp/CTをベンチマーク測定
CPUの処理速度を測定する「Superπ」
Superπはコア数に依存せず、動作周波数に対しての処理速度を測定するベンチマーク。動作周波数が低いノートパソコンと比べて、Pavilion m9690jp/CTをはじめとするデスクトップパソコンの能力を測定します。
SUPERπ。シングルスレッド対応なのでコア数に依存しない。今回は、円周率を419万桁まで計算する時間を比較。
比較対象 | Pavilion m9690jp/CT | Inspiron 545 | Studio 15 |
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CPU(動作周波数) | Core i7 940(2.93GHz) | Core 2 Duo E7400(2.80GHz) | Core 2 Duo T8100(2.10GHz) |
処理にかかった時間 | 1分09秒(69秒) | 1分43秒(103秒) | 2分15秒(135秒) |
SUPERπで419万桁処理時間を比較
コア数に関係なくCPUの計算能力を比較すると、上記のような結果になります。
コア数に依存しないにもかかわらず、なぜPavilion m9690jp/CTがこれだけ速いのかと申しますと、
- RAID0を組んでいる場合、ハードディスクの速度が速い
- CPUの動作周波数が高い
- Core i7の機能であるターボモードが有効
という3つの理由があります。
ターボモードと言いますのはCore i7から導入された機能であり、複数あるCPUコアの一部が動作を止めているときに、残るCPUコアを定格以上のクロックで動作させることで、処理性能を引き上げる機能のことです。
Core i7に採用されているターボモードの概要
ターボモードを搭載しているおかげで、全てのコアが使えないアプリケーション環境でも、Core i7を選ぶメリットは十分にあると言えます。
HP(ヒューレット・パッカード)公式サイトリンク
Core i7搭載の凄いヤツ!HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT。
詳細は日本HPのオンラインストア HP Directplus(HP公式ページ)でどうぞ。
DELL公式サイト 製品ページリンク
HP Pavilion m9690jp/CTと同等性能を誇るDELL機種
Studio XPS(左)、Studio XPS435(右)