Pavilion m9690jp/CTをベンチマーク測定
デジタル一眼レフで撮影した画像を編集する「Capture NX2」
デジタル一眼レフや一部の上位コンパクトカメラでは、RAWと呼ばれる高画質モードが選択できます。劣化が少ない写真が楽しめることから最近人気が急上昇していますが、CPUにかかる負荷が非常に重く、高性能CPUが必要です。
今回は、私が普段使用しているRAW現像ソフトCapture NX2」で、1000万画素のデジタル一眼レフで撮影したRAWファイル100枚をJPEG変換に必要とした時間を比較してみました。
RAW現像ソフトCapture NX2」
比較対象 | Pavilion m9690jp/CT | Inspiron 545 | Studio 15 |
---|---|---|---|
CPU(動作周波数) | Core i7 940(2.93GHz) | Core 2 Duo E7400(2.80GHz) | Core 2 Duo T8100(2.1GHz) |
標準設定でJPEG変換 | 2分49秒(169秒) | 4分08秒(248秒) | 5分55秒(355秒) |
Capture NX2での各スコアを比較
今回比較したCapture NX2は、RAW現像ソフトの中でも比較的動作が重く、デスクトップパソコンに匹敵する性能が求められます。上記比較を見てもわかるとおり、Inspiron 545の約1.5倍、Studio 15の約2倍以上と大きな性能差を見せつけています。
64ビットOSで6GB以上のメモリを使いこなせ!
Pavilion m9690jp/CTをはじめとする上位機種であれば、OSに64ビット版が選べます。
64ビット版OSであれば、「32ビット版OSでは、3GBメモリ以上認識できない」というシステム上の限界を超えて、6GBや12GBという大容量メモリでの画像・動画編集作業が楽しめます。
古いソフトでは現行の32ビット版しか対応していない場合がありますが、64ビット版での動作が確認できているソフトが主用途という方は、検討してみてください。
私が普段愛用しているデジタル一眼レフレタッチ編集ソフトNikon Capture NX2.。大大容量6GBメモリでの画像レタッチ編集は快適そのものです。複数枚の高画素写真を開きながらの作業でも、メモリ不足に悩まされることが全くありません。
大容量メモリが役立っているのかわかりませんが、Core 2 Duo搭載機種と比べると、操作感に大きな違いが出ます。Core i7に完全対応しているソフトではないのですが、性能面でゆとりがあるからでしょうか。(もしくはターボモードがきいている?)
性能に余裕があるため、CPU使用率は30%前後で推移しますが、体感速度は明らかにアップしていました。将来Core
i7に完全対応したら、末恐ろしいです。
HP(ヒューレット・パッカード)公式サイトリンク
Core i7搭載の凄いヤツ!HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT。
詳細は日本HPのオンラインストア HP Directplus(HP公式ページ)でどうぞ。
DELL公式サイト 製品ページリンク
HP Pavilion m9690jp/CTと同等性能を誇るDELL機種
Studio XPS(左)、Studio XPS435(右)