(速報4)デュアルコアがすごい!
Inspiron 1520では、最新のCPUである「Core 2 Duo」が選択できます。
Core 2 Duoの概要
Core 2 Duoにおける一番の特長と言えば、コアと呼ばれる”CPUの核”が2つ搭載されていることです。
計算処理が少ない場合は、従来と同じように1つのコアを使用するだけですが、複数作業を平行して行うなど計算処理が多くなった場合には、2つのコアを使用することによって、計算処理を向上します。
Core 2 Duoはこれだけスゴイ!
画像編集やファイルエンコードなど、大量の計算処理が必要となる作業の場合には、高いCPU性能が必要です。
そこで今回は、Core 2 Duoの性能を知るために、CineBenchと呼ばれるベンチマークソフトを使用してみました。
CineBenchという、3Dグラフィックベンチマークソフト
1CPUの場合と2CPUの場合での、性能比較を行うことができる
従来の1コアの場合
例えば、画像のレンダリング(画像データをグラフィック化すること)を行う場合、1つのコアでは、上から順番に計算を行ってグラフィック化を行います。
【その1】 上から順番に画像がレンダリングされる
【その2】 同じ速度でレンダリングが続く
【その3】 レンダリングが終了
このベンチマークソフトでは、1コア使用時、計算が終了するのが1分16秒でした。
計算にかかった時間は、1分16秒
ちなみにこの時、CPU使用率は50%前後です。
50〜54%前後で推移する
2コアのCore 2 Duoの場合
対して、2コアを採用するCore 2 Duoプロセッサでは、計算終了時間が大幅に短縮できます。
コアが2個あると、
【その1】 一番上だけでなく、中央部からもレンダリングが始まる
【その2】 かなり早い速度で、レンダリングが進む
【その3】 あっと言う間に、レンダリングが終了
このように、中央からも計算が同時進行で進み、41秒で計算が終了します。
計算にかかった時間は、たった41秒。なんと35秒短縮!
Windows タスクマネージャを確認すると、CPU使用率は100%に達しています。
2つのコアで、どちらも100%限界まで計算する
改めて確認できたCore 2 Duoの威力
今回の比較では、1コア時の計算終了時間が1分16秒であるのに対して、2コア時ではたった41秒でした。
その差は35秒であり、全体の約46%もの時間短縮を達成しています。コアが単純に2倍になっている恩恵をそのまま受けている結果でしょう。
全ての作業に対してデュアルコアCPUの恩恵を受けられる訳ではありませんが、パソコン上での快適性が向上することは間違いありません。
「パソコンを長く、快適に使いたい。」と考えていらっしゃる方は、ぜひ「Core 2 Duo プロセッサ」を狙ってみてください。
DELL公式サイト 製品ページリンク
売れ筋15.4インチ液晶を搭載した、DELLノートメイン機種。
私も購入したInspiron 1520のカスタマイズはこちら→Inspiron 1520(DELL公式ページ)
(速報3)Inspiron 1520の性能をベンチマーク測定する<< >>(速報5)キーボードとタッチパッド
参考:パソコン納得購入ガイド内ページ
- Inspiron 1520 製品詳細
- DELL納得購入ガイドお勧め!「Inspiron 1520」カスタマイズ例
- 徹底検討!「Inspiron 1520」のカスタマイズ項目
- DELL購入検討日記「Inspiron 1520 購入検討記」