DELL、史上最小の個人向けデスクトップPC「Studio Hybrid」を発表
DELLは、個人向けデスクトップパソコンの新ブランド「Studio(スタジオ)シリーズ」を2008年8月21日に発売開始することを発表しました。
その第一弾となるのが、一般的なタワー型デスクトップパソコンと比べて約80%小さい本体ケースを実現した「Studio Hybrid(スタジオ ハイブリッド)」です。
「Studio Hybrid(スタジオ ハイブリッド)」って何?
「Studio Hybrid(スタジオ ハイブリッド)」は、以前当サイトでも「DELL、今年度に超小型デスクトップ登場?」ご紹介した超小型デスクトップパソコンのこと。2008年6月に新ラインナップしたStudioシリーズの初デスクトップパソコンであり、省スペース、高性能、低価格を実現したDELL注力の新機種です。
画像や動画などデジタルコンテンツ用途にもできるよう、高性能CPU「Core 2 Duo」や次世代メディア「ブルーレイ」ドライブもカスタマイズ可能です。
主力デスクトップパソコン「Inspironシリーズ」との共存
この記事を書いている時点での売れ筋デスクトップパソコンは、Inspiron 530やInspiron 530sです。Studio Hybridが発売されたからといって、全ての方がStudio Hybridに流れることはなく、Inspiron 530やInspiron 530sも引き続き魅力的な機種であることに代わりはありません。
Inspironシリーズ上位機種のInspiron 530s(スリム型・左)とInspiron 530(拡張型・右)
と言いますのは、Studio Hybridは省スペースを重視しているため、使用されているパーツはノートパソコン同等品であると考えられるからです。
例えば、CPUは高性能なCore 2 Duoを選択できますが、Tシリーズと呼ばれるノートパソコン用ですし、ハードディスクも一般的なデスクトップ用の7200回転/分タイプに対して5400回転/分タイプとなっています。
写真はハイエンドノートStudio 17。Studio Hybridは高性能ノートパソコンと同等性能か?
省スペースを取るか、性能を取るか
省スペースに特化するということは、性能面での妥協が必要です。動画編集・エンコードや3Dゲームなど、処理負荷の高い作業では少し物足りないかもしれません。(現時点では詳しい情報は公開されていませんので、あくまで想像です。)
ただ、インターネットやメール、文章作成、デジカメ画像の管理・編集といった一般用途であれば十分な性能を誇ります。「デスクトップパソコンは設置場所を取るのでイヤ。」と敬遠されていた方にも、魅力的な機種となるでしょう。
- 性能重視なら、Inspironシリーズ上位機種、もしくは、ハイエンドXPSシリーズ
- 省スペース重視なら、Studio Hybrid
という、用途別の切り分けがはっきりできるようになることに関して、Studio Hybridの登場は大きな意味を持つことになります。
人気機種となる可能性大の新機種
DELLがこれだけ早く新製品の発表することは珍しく(7月末に発表)、いかにDELLが「Studio Hybrid」に力を入れているか想像できます。人気機種となる可能性が高い「Studio Hybrid」に注目です。
Studio hybrid
(DELL公式サイト プレスリリース)
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