DELLなら今でもXPが購入できる?
Windows Vista(以下ビスタ)が主流になった現在でも人気があるWindows XP(以下XP)ですが、一部のBTOショップを除いて販売が終了しています。これは、XPの開発元であるマイクロソフト社との契約上、2008年6月末を持って販売ができなくなったからです。
根強い人気を誇るWindows XP
XP販売終了時に売り上げが約3倍に
パソコンの基礎能力が向上した今でこそ、ビスタの動作はかなり快適になりましたが、安定性を考えるとまだまだXPの人気は衰えていません。
XP販売終了時点でも駆け込み販売があまりにも多かったので、DELLを含めた各パソコンメーカーは「XPの販売終了期間をどうにか延期できないか?」と試行錯誤されたようです。
今もXPが販売できる裏技
そんな中、DELLは裏技(?)とも言うべき手法を使うことによって、この記事を書いている2008年9月15日時点でもXPの販売を行っています。
その方法とは、「ビスタからのダウングレード」です。
ビスタからのダウングレードとは
マイクロソフト社もXPに根強い人気があることを知っていたので、
「ビスタのUltimate(アルティメット)エディション、もしくはBusiness(ビジネス)エディションを購入すると、購入後にXPのProfessional版にダウングレード(アップグレードの反対)ができますよ」
という抜け道(?)を作ったのです。
ビスタ→XPへのダウングレード条件
つまり、DELLでダウングレード対応機種を購入し、購入後に一定の手続きをすればXPのProfessional版が使えるということになります。
概要 | XP | ビスタ |
---|---|---|
ヘビーユーザーにも満足の上位版 | Professional(プロフェッショナル) | Ultimate(アルティメット) |
バックアップ用途などに特化したビジネス版 | - | Business(ビジネス) |
デジタルコンテンツ用途に特化した標準版 | Home Edition(ホームエディション) | Home Premium(ホームプレミアム) |
最小限の機能を有した低価格版 | - | Basic(ベーシック) |
ここで注意して頂きたいのが、ダウングレードは一般向けの「Home Premium(ホームプレミアム)」では対応できないことです。
個人での購入であれば、カスタマイズ時に上位OSである「Ultimate(アルティメット)」もしくは「Business(ビジネス)」を選択する必要があります。
Inspiron 530やInspiron 530s
など、一部の機種に限られますが、
- 使い慣れたXPが良い
- XPで少しでも快適な操作を楽しみたい
- ビスタでは使えないソフトがある
といった方は、XPへのダウングレードを検討してみてはいかがでしょうか。
【左】Inspiron 530、【右】Inspiron 530s
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