10.デジカメ写真管理としては十分な機能を持つiPhoto
まず、一番使用頻度が高いと思われるiPhoto。
大抵の方がデジカメを所有している時代ですので、ほとんどのMacユーザーが仕様対象になるのでしょう。事実、iPhotoに関する話は良く目にします。
簡単でわかりやすいデジカメ写真の整理
iPhotoのメイン画面
基本的には、写真をドラッグ&ドロップで集めるだけで整理OK。
画像のデータを、撮影日時順や名前順に並べ替えることも簡単です。
左側に新規フォルダを作ることによって、お気に入りの写真だけを集めたオリジナルアルバムが作れます。元データを変更することはありませんので、削除することも可能です。
レタッチ機能も搭載
また整理だけでなく、簡単なレタッチ作業機能も搭載しています。
簡単なレタッチ作業なら可能
明度、コントラスト、彩度など細かい調整も可能
切り取りや赤目補正、明るさや色彩・コントラスト補正まで、基本的な作業はこれ1本でできます。
音楽やエフェクト効果もおまかせでOK
お気に入りの音楽やエフェクト効果を付けてながらの再生プレビューも、数クリックととても簡単な操作です。
スライドショーの設定を細かく調整できる
ディゾルブエフェクトで、「築地」→「亀有駅前」へ重なるようにして再生
iPhotoに関する操作知識が全くなくても、この程度であれば、なんとなくでも使うことができます。
初心者の方が対象という感は否めませんが、基本的な機能は十分搭載しているようです。
誉めてばっかりもあんまりなので・・・
確かに使い勝手は良いのですが、ある程度使い始めると、機能的な物足りなさを感じてしまいます。
画像の管理機能は好印象だったので、個人的には、
「もう少しレタッチ機能が充実していると良かったのに。」
と思いました。
反対に言えば、iPhotoが使用対象層としているのはMac初心者の方(違ってたらごめんなさい・・・)でしょうから、これぐらいの機能で”多すぎず少なすぎず”なのかな、という印象も受けました。
機能を増やすと、どうしても操作が複雑になってしまうので、どこで線を引くか難しいところです。