5.iMacを穴が空くほど眺めてみた
(他のMacモニターさんが使用レポートを書かれている中、私はまだ外観チェックです(笑)。)
iMacの外観チェック
パソコンを使用する上で一番大切な要素は性能ですが、デザインや搭載端子の種類も重要な要素です。そこで、iMacの外観を詳しくチェックしてみたいと思います。
iMacを正面から見る
まずは正面から。
全くボタン類がないことに驚き。内蔵スピーカーも見えませんし、音量や明るさ・コントラストなど表示設定のボタンもありません。ちなみに、リンゴマークは透明のデザインになっています。
デザイン的にはシンプルで良いでしょうが、現在メインに使っているデスクトップモニタが電源・表示設定・音量設定など細かい調整ができるNANAO(ナナオ)製なので、操作性にとまどってます。
ただし唯一、一番上にはカメラが内蔵されており、
写真が取れます。
まだ使い勝手はわかりませんが、電源ボタンすらないシンプルな正面デザインに、Appleの思いが見え隠れします。
iMacを背面から見る
次にiMacの背面。
前面にボタン類がなかったので、背面にはたくさんあるのかなと思いつつも、結構さっぱりしてます。大きく「iMac」と書かれていますが、これも半透明デザインです。
そして、上の方にある↓これ。
iMac内部の排熱口だそうです。
確かに、インテル Core 2 Duoは省電力がウリなので発熱量も少ないのですが、こんな少しの排熱で問題ないのでしょうか?iMacの背中が熱くならないか心配です。
デザインや省スペースのために、排熱性が犠牲になるという話も聞きますので・・・。
多い?少ない?接続端子
背面の左下の方には、接続端子が集まっており、
左から、ヘッドフォン端子、ライン入力ジャック(楽器やマイクを接続する)、USB端子×3個、FireWare400(俗に言うIEEE1394端子)×2個、Ethernet LANポート、mini-VGA端子(映像を外部に出力する)と並んでいます。
ここでちょっと気になったのが、USB端子が3つしかないこと。
マウスとキーボードで1つずつ・計2個使用してしまうので、残りは1つしか残りません。
(厳密にはキーボードに2個USB端子があるので、3つのままですが。)
でもUSB端子というものは、プリンタや外付けハードディスク、デジカメ、USBメモリなど、使用頻度が高い端子なのでもう少し数があって欲しいかなと。
キーボードからたくさんUSBケーブルが出てるのって、個人的に好きではないので、できれば5〜6個あれば嬉しい。
iMacの電源部
スタンドの真ん中に空いてある穴を除くと、
電源コードを挿す端子が見えます。
のぞき見しているみたいでで、探偵気分♪
で、もう少し右下の方には、
探し求めていた電源ボタンがありました。
この電源マークって、各社共通なんでしょうか?
ちなみに、今使っているナナオ製モニタも同じマークです。
今まであまり気にしてなかったのですが、特に決まりがなければ、
Macの電源 りんごマーク
っていうのも面白いと思いました。
どうでしょうか、Appleさん(笑)。
iMacを横面から見る
横から見ると、
とにかく薄い!
厚みは、たった5cm程度です。
この中にパソコン機能が存在しているとは、とても考えられません。
ちなみに横にある切れ目のようなものは、スロットローディング式の光学ドライブ。
CDやDVDはここから入れます。
わかります?このツルツルした質感
iMac本体だけでなく、キーボード、マウスに至るまで、デザイン性が統一されているので一体感があります。他のWindowsパソコンメーカーにはない印象を受けました。
iMacを下面から見る
これだけでは寂しいので、普段見えない所ももう少し詳しくチェックしてみます。
下からのぞくと、
メモリの増設部や吸気口と思える穴があります。
メモリを増設する時に、どこから開けるのか気にはなっていたのですが、ここにあったんですね。
さらに横には、スピーカーも内蔵されているようです。
ということは、普段は下向きに音が出るということ。音質も気になるところです。
惚れた!iMacのスタンド
それよりも秀逸だと思ったのが、
iMacの本体を支えている、厚さたった8mmのアルミニウム板。
写真ではわかりにくいですが、表面の手触り感が良くって、ヒンヤリしていて気持ちいい。
(クセになりそうです・・・笑)
一見便りなさそうですが、机の上に乗せて本体を揺らしても、案外しっかりしてます。
さすがに、揺らし過ぎると倒れそうになりますが、ちょっとした地震では問題なさそう。
(ちょっとした地震の度に倒れたら、製品として問題あると思いますけど。)
配線周りのシンプルさ
iMacはパソコン・モニタ一体型なので、一般的なデスクトップパソコンのようにモニターケーブルやサウンドケーブルが必要ありません。なので、配線はコンセントに射し込む電源コードだけ。わずらわしい配線に悩まされなくて済みます。(上記写真参照)
スタンドの裏にも
ちなみに、スタンドの裏にはこんな絵が。
メモリの増設方法です。
「ネジを外す→メモリを挿す→ネジを止める」
という内容だけですが、初心者に優しい心意気を受けます。
でも、気づかない人がかなり多いと思うので、親切心が無駄にならなければ良いですが・・・。
そして、これが今回の体験iMac。
セットアップに必要なのは、これだけ。
箱から出すのも簡単、接続するのも簡単。
あとは、使い勝手だけです。
次回は、いよいよMacのセットアップに挑戦します。
(「まだセットアップかよ!」というツッコミが聞こえてきそうですが、気にしない、気にしないっと。)