XPS 420 速報レビュー
(速報4)XPS 420の内部をチェック
発熱量が多い高性能パーツを搭載するXPS 420の内部は、非常に広いスペースが取られています。
XPS 420の内部。Inspironシリーズと比べて広く、拡張性・排熱性・メンテナンス性に有利な構造となっている。
発熱量が高いクアッドコア対応として、非常に大きなCPUクーラーを搭載。まるで巨塔のよう。
本体下部にハードディスクを搭載。手で引き出すことが可能。
ビデオコントローラなど周辺パーツもメンテナンスしやすい
Inspironシリーズと比べてみる
低価格なInspironシリーズと高性能なXPSシリーズはどうしても性能面の比較だけが行われがちですが、実は本体ケースの大きさもかなり違います。
【左】XPS 420、【右】Inspiron 530
XPS 420がこれだけ大きい理由としては、
- 高機能(=パーツ数が多い)なので、高い拡張性が必要である
- 高性能なパーツ(=パーツが大きい)を搭載でき、物理的なスペースが必要である
- 高性能なパーツ(=発熱量が多い)を搭載でき、確実な排熱フローが必要である
が考えられます。
機種 | XPSシリーズ | Inspironシリーズ |
---|---|---|
CPU |
|
|
ビデオコントローラ | 高性能 | 中性能 |
消費電力 | 大 | 中 |
発熱量 | 大 | 小 |
XPS 420をはじめとするXPSシリーズは、コンパクトで低価格なInspironシリーズに比べると全体的に高性能です。
CPUには4個のコアを搭載したCore 2 Quad プロセッサが選択できますし、高性能ビデオコントローラもカスタマイズ可能です。ただし、各パーツの消費電力が大きくなり、発熱量も多くなってしまいます。
このデメリットさえ気にならなければ、将来長く使うことを考えるとXPS 420の本体ケースは魅力的と言えるのではないでしょうか。
DELL公式サイト 製品ページリンク
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XPS 420
Inspironシリーズでは選択できない高性能パーツを搭載するハイエンドXPSシリーズ。
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