本体チェック編
Inspiron 530本体はかなりコンパクト
デスクトップパソコンは、機種によってケースの大きさが違います。
基本的に内部に搭載しているマザーボード(基板)の大きさに影響し、以下のような規格が存在します。
(以下、少し内容が難しいので、わからない方は飛ばし読みしてください。)
規格名 | マザーボードのサイズ | 概要説明 |
---|---|---|
ATX | 305×244mm |
デスクトップパソコンでは基本とされる規格。コネクタやスロット数が多く拡張性が高い。高性能パソコンや自作パソコンに多く採用されるが、少しサイズは大きい。 |
BTX | 325.1×266.7mm |
ATX規格の後継として登場した規格。放熱を考慮して設計されたが、CPUの省電力化が進んだため、最近は採用されなくなっている。 |
Micro ATX | 244×244mm |
ATXを小型化した規格。小型タワー型や省スペース型デスクトップに採用される。Inspiron 530はこの規格を採用。 |
Micro BTX | 264.1×266.7mm |
BTXを小型化した規格。小型タワー型や省スペース型デスクトップに採用されるが、規格としては縮小されている。 |
性能にこだわるパソコン中〜上級者の方はATX規格を好まれますが、従来DELLでは積極的にBTX規格を採用していました。(Inspiron 520など、Inspiron 530の前機種ではBTX規格を採用)
ところが、BTX規格が採用されない流れになったので、Inspiron 530を含める新InspironシリーズではMicro ATXを採用するようになっています。
性能面を追求するとATX規格に軍配は上がりますが、特別に処理負荷が高い作業でなければMicro ATX規格でも十分対応でき、さらに本体がコンパクトになるというメリットもあります。
Inspiron 530と一般的なミニタワーケースの大きさを比較
以下、Inspiron 530のケース(Micro ATX規格)と一般的なミニタワーケース(ATX規格)の大きさを比較してみます。
機種名 | Inspiron 530 | 私の自作パソコン (OWL-611-SLT/400) |
---|---|---|
規格 |
Micro ATX |
ATX |
ケースの大きさ(幅 x 高さ x 奥行) |
17.0×36.2×43.5 cm |
19.7×x43.2×49.8 cm |
正面から比較(左:Inspiron 530、右:自作パソコン)
右斜め上方向から比較(左:Inspiron 530、右:自作パソコン)
19インチ液晶モニタと並べると、大きさのバランスが取れていることがわかります。
Inspiron 530と19インチ液晶モニタ
DELL公式サイト 製品ページリンク
売れ筋のDELLデスクトップ上位機種。
私も購入したInspiron 530の見積もり/カスタマイズはこちら→Inspiron 530(DELL公式ページ)
側面/天井面/底面をチェック<< >>付属品チェック編「キーボードをチェック」
参考:パソコン納得購入ガイド内ページ
- Inspiron 530 製品詳細
- DELL納得購入ガイドお勧め!「Inspiron 530」カスタマイズ例
- 徹底検討!「Inspiron 530」のカスタマイズ項目
- DELL購入検討日記「Inspiron 530 購入検討記」