2009年冬のCPU選択を考える
- ビスタが快適に動作する数値を示す「ビスタエクスペリエンス値」
- 実作業での快適さを測定する「PCMark05」
- 画像や動画などデジタルコンテンツ系の処理性能を測定する「PCMarkVantage」
- 3Dオンラインゲームに対応できる数値を示す「3DMark06」
- CPUのシングル処理速度を測定する「Superπ」
- 文章ファイルを圧縮する「+Lhaca」
- 音楽CDをパソコンに取り込む「iTunes」
- デジタル一眼レフで撮影した画像を編集する「Capture NX2」
- 動画を他形式に変換する「TMPGEnc 4.0 XPress」
- 3Dレンダリング性能を測定する「CINEBENCH」
2.実作業での快適さを測定する「PCMARK05」
現実のアプリケーションソフトでの利用を想定したベンチマークソフトで、ファイルの圧縮や暗号化、メモリの読み書き、Windowsの起動ブラウズなどの分析が可能。ベンチマーク結果が高いほど高性能と言えます。
PCMark05。現実のアプリケーションソフトでの利用を想定したベンチマークソフト。
今回のテストでは、総合スコア(PCMark)とCPUスコアを比較する
比較対象 | 低 | 中 | 高 | (参考) |
---|---|---|---|---|
CPU名 | Core 2 Duo E7300 | Core 2 Duo E8400 | Core 2 Duo E8500 | Core 2 Duo E6320 |
PCMarkスコア | 6177 | 6641 | 7015 | 5049 |
CPUスコア | 6764 | 7583 | 8058 | 4758 |
Core 2 Duo E7300を基本としたCPUスコアの比率 | 1倍 | 1.12倍 | 1.19倍 | 0.70倍 |
PCMARK05でベンチマーク比較
Core 2 Duo E7300とCore 2 Duo E8500では、ベンチマークスコアが約1.1〜1.2倍アップ。動作周波数のアップが、ほぼスコアに反映されていることがわかります。
インターネットや文章作成など軽作業であれば、スコアの違いを体感することは難しいでしょうが、画像レタッチ編集やビデオ動画編集など重作業では大きな性能差と言えるでしょう。後ページでもご紹介しますが、実際のアプリケーションを使ったテストでも同様の処理速度アップが確認できました。
ちなみに、1年半ほど前のCPUであるCore 2 Duo E6320と比べると、Core 2 Duo E8500のスコアは約1.4倍。同じCore 2 Duoプロセッサでもこれだけ大きな性能差を見せつけられると、CPUの進化に驚かされます。
デジタルコンテンツ系の作業を中心とされている方であれば、できるだけ上位CPUの選択がおすすめです。予算があれば、ぜひ狙ってみてください。
DELL公式サイト 製品ページリンク
売れ筋のDELLデスクトップ上位機種。
私も購入したInspiron 530の見積もり/カスタマイズはこちら→Inspiron 530(DELL公式ページ)
ビスタが快適に動作する数値を示す「ビスタエクスペリエンス値」<< >>画像や動画などデジタルコンテンツ系の処理性能を測定する「PCMarkVantage」
参考:パソコン納得購入ガイド内ページ
- Inspiron 530 製品詳細
- DELL納得購入ガイドお勧め!「Inspiron 530」カスタマイズ例
- 徹底検討!「Inspiron 530」のカスタマイズ項目
- DELL購入検討日記「Inspiron 530 購入検討記」