2009年冬のCPU選択を考える
- ビスタが快適に動作する数値を示す「ビスタエクスペリエンス値」
- 実作業での快適さを測定する「PCMARK05」
- 画像や動画などデジタルコンテンツ系の処理性能を測定する「PCMarkVantage」
- 3Dオンラインゲームに対応できる数値を示す「3DMark06」
- CPUのシングル処理速度を測定する「Superπ」
- 文章ファイルを圧縮する「+Lhaca」
- 音楽CDをパソコンに取り込む「iTunes」
- デジタル一眼レフで撮影した画像を編集する「Capture NX2」
- 動画を他形式に変換する「TMPGEnc 4.0 XPress」
- 3Dレンダリング性能を測定する「CINEBENCH」
6.文章ファイルを圧縮する「+Lhaca」
Superπという円周率計算ソフトでは、動作周波数によって大きな差が出ました。今回は、+Lhacaという圧縮ソフトを使って、文章データを圧縮する時間を比較してみました。
圧縮・解凍ソフトで有名な「+Lhaca」
+Lhacaを使って、500MB分の文章ファイル(Word、Excel、Powerpointのデータ、約330ファイル)を圧縮。処理完了時間を測定しました。
比較対象 | 低 | 中 | 高 | (参考) |
---|---|---|---|---|
CPU名 | Core 2 Duo E7300 | Core 2 Duo E8400 | Core 2 Duo E8500 | Core 2 Duo E6320 |
処理にかかった時間 | 0分46秒(46秒) | 0分42秒(42秒) | 0分39秒(39秒) | 1分17秒(77秒) |
Core 2 Duo E7300を基本とした処理時間 | 1倍 | 1.05倍 | 1.18倍 | 0.60倍 |
+Lhacaで文章ファイルを圧縮するのにかかる処理時間を比較
Core 2 Duo E7300とCore 2 Duo E8500の差は約1.18倍と動作周波数の差に比例しています。ファイル圧縮など計算をひたすら行う処理であれば、上位CPUを選ぶメリットはあるでしょう。
ただ、500MBと比較的多いデータ容量を圧縮した場合でも、6秒程度しか変わらないことを考えればCore 2 Duo E7300でも良い気もします。
ちなみに、動作周波数が3.16GHzのCore 2 Duo E8500と、1.86GHzであるCore 2 Duo E6320では2倍近い処理時間差となっています。少しでも快適性を求める方は、動作周波数を考慮してみてください。
DELL公式サイト 製品ページリンク
売れ筋のDELLデスクトップ上位機種。
私も購入したInspiron 530の見積もり/カスタマイズはこちら→Inspiron 530(DELL公式ページ)
CPUのシングル処理速度を測定する「Superπ」<< >>音楽CDをパソコンに取り込む「iTunes」
参考:パソコン納得購入ガイド内ページ
- Inspiron 530 製品詳細
- DELL納得購入ガイドお勧め!「Inspiron 530」カスタマイズ例
- 徹底検討!「Inspiron 530」のカスタマイズ項目
- DELL購入検討日記「Inspiron 530 購入検討記」