DELL Inspiron 545s 速報レビュー
（速報６）Core 2 Quad搭載の上位機種Studio Slim Desktopと悩む
少し前までは、省電力の「Core 2 Duo」、発熱が多い「Core 2 Quad」というイメージだったのですが、Inspiron
545sの上位機種であるStudio Slim Desktopではほぼ同じ本体ケースにもかかわらず、Core
2 Quadを搭載しています。
そんなStudio Slim Desktopが、今年に入って値下がりを始めています。カスタマイズにもよりますが、かなりお買い得です。安価なInspiron 545sを選ぶか、高性能なStudio Slim Desktopを選ぶか、非常に悩ましい選択と言えます。
クアッドコアCPU「Core 2 Quad」の概要。理論的にはデュアルコアCPU「Core 2
Quo」の2倍速で並行処理できることになります。
Core 2 Quadでは、ビスタエクスペリエンス値でも最高値の5.9を計測。Core 2
Duo E8500でも5.9には届きません。
その他、クアッドコアCPUの方が強い場合が多々あります。詳しくは、DELL購入検討日記「CPU性能対決！クアッドコアVSデュアルコア」をご参照ください。
クアッドコアCPUが生かせない作業ならInspiron 545sで決まり
インターネットやメール、文章作成が中心の方にとっては、クアッドコアCPUは過大性能です。体感差はもちろん、実際の処理速度に関しても恩恵を受けることはほとんどありません。
クアッドコアCPUに最適化されているアプリケーションを使う作業でなければ、Inspiron 545sを選び、余った予算分をカスタマイズアップグレードに当てましょう。
クアッドコアCPU対応ソフトも検討してみよう
参考までに、以下でご紹介するクアッドコアCPUに対応しているアプリケーションをご紹介します。
今後もCore 2 Quad対応ソフトは増えていきますので、パソコンの一般的な買い換え期間と言われる2〜3年をふまえてInspiron 545sにするか、Studio Slim Desktopにするか、検討してみてください。
表計算ソフト「EXCEL 2007」。マクロ処理などに効果を発揮。
動画ファイルエンコードソフト「TMPEGenc」
画像レタッチ編集ソフト「SILKYPIX」。デジタル一眼レフで撮影した高画質RAWでレタッチ編集を楽しめる。クアッドコアCPUに最適化されている。
クアッドコアCPU対応ソフトの一例
- 動画エンコードソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」（公式サイト）
- 動画エンコードソフト「ウィンドウズメディアエンコーダ」（公式サイト）
- 動画編集ソフト「アドビプレミアPro CS3」（公式サイト）
- 動画編集ソフト「Ulead ビデオスタジオ12」（公式サイト）
- 表計算ソフト「EXCEL2007」（公式サイト）
DELL公式サイト 製品ページリンク
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