Inspiron 640mとInspiron 700mを比較する(その5)
キーボードとタッチパッドの比較
ノートパソコンの場合は、デスクトップパソコンのように、キーボードを自由に選べません。まして、後で交換するなんてことは不可能です。
どうしてもCPUやメモリ等の性能だけに目線が行き価値ですが、キーボードの使い勝手はとても大切な要素でもあります。
そこで、B5サイズのInspiron 700mとA4サイズのInspiron 640mのキーボードとタッチパッドを比較してみました。
キーボードの比較
まず、縦幅が1個半ほど違います。
下側一列分ほど大きさが違う
さらに、全体的な横幅も1キーほど違います。
左側一列分ほど大きさが違う
キーピッチ(キーの間隔)が違う
Inspiron 640mとInspiron 700mは、どちらも並んでいるキーの数が同じ15です。
しかし、なぜこんなに全体的なキーボードの幅が違うのでしょうか。
その答えは、キーピッチ(キーの間隔)にあります。
Inspiron 700mの場合
Inspiron 700mは、こんな感じですが、
Inspiron 700mのキー間隔
Inspiron 640mの場合
Inspiron 700mと比べて、Inspiron 640mでは2mmほど広いです。
Inspiron 640mのキー間隔
そのため、狭苦しくなく、ゆとりを持ってキー操作ができます。
ちなみに、他メーカーで発売されている10インチ以下の極小モバイルパソコンですと、キーの間隔がとんでもなく狭く、キー自体の大きさも小さいです。
ただこれは、持ち運びを優先しているためですので、極小モバイルパソコンのキーボードが悪いという話ではなく、どちらが良いかは使用用途によります。
例えば、
「外で使う頻度がほとんど。」
という方は、大きさを重視してB5サイズモバイルを購入しないとツライかもしれません。
しかし、
「家で使う頻度の方が高いよ。」
という方は、ゆったりとキーボード操作ができる、A4サイズの方がお薦めです。
Inspiron 640mはキーボードが右上がり
ちなみに、Inspiron 640mのキーボードは、右側にキーが偏っています。
Inspiron 700mとInspiron 640mの右側比較
これに関しては、
「Inspiron 70mのようなシンプルな形の方が好き。」
「使いやすければ、どんな形でも気にしない。」
など、好みが分かれると思います。
ただ私個人的な発想で申しますと、利き腕側(私は右)にたくさんの操作キーが有る方が使い勝手は良いと思います。
低価格で高性能は当たり前。
そんなInspiron 640mの後継機種はこちら→Inspiron 1420(DELL公式ホームページ)