液晶モニタはどちらを選ぶ?
Inspiron 640mでは、2種類の液晶モニタが選択できます。
- 14.1インチTFT TrueLife WXGA 液晶ディスプレイ
- 14.1インチTFT WXGA 液晶ディスプレイ
もちろん液晶モニタの大きさは同じで、違うのは「光沢・非光沢」と「表示解像度」です。
光沢液晶「TrueLife」
TrueLifeというのは、DELLの光沢液晶モニタのブランド名です。
光沢を選ぶか非光沢を選ぶかは、使用目的によって決めましょう。
光沢液晶の利点
光沢液晶の利点は、表面がツルツルしていて、プラズマテレビや従来のブラウン管テレビのように、滑らかで質感の高い映像が楽しめることです。
例えば、DVD映画を楽しむ場合は光沢液晶モニタの方が向いていますし、デジカメで撮影した画像写真を見る場合も、実際にプリントする質感に近い感覚を楽しむことができます。
光沢液晶の欠点
反対に光沢液晶の欠点は、背景の映り込みが大きいことです。
反射率が高いため、頭の上にある蛍光灯や後ろにあるテレビの映像等が映り込む可能性が高くなります。
ただ、液晶モニタの角度を調節したり、自分の目線の高さを変えるなど、少しの工夫で対応は可能です。
表示解像度
表示解像度というのは、液晶モニタに表示できる範囲(広さ)のことです。
Inspiron 640mの場合、
- 14.1インチTFT TrueLife WXGA 液晶ディスプレイ
- 14.1インチTFT WXGA 液晶ディスプレイ
のWXGA+やWXGAが表示解像度を表しており、
- WXGA+は、1440x900
- WXGAは、1280x800
です。
表示解像度の比較
例えば、1440x900は、横方向に1,440個、縦方向に900個の粒がビシッと並んでいることを意味しています。
WXGA+(1440x900)は、WXGA(1280x800)と比べると、
1440÷1280=1.125倍
900÷800=1.125倍
と、縦横それぞれの方向に広く表示できることになっており、面積比では、
1.125倍×1.125倍=約1.27倍も広くなります。
インターネットやExcelの作業をしている時は、作業範囲が広くなって快適さが向上します。
ただし、同じ14.1インチ液晶モニタですので、表示解像度が広くなるということは、1つの表示サイズがそれだけ小さくなるということでもあります。
光沢か非光沢かだけでなく、パソコンの使用目的に応じて液晶モニタを検討しましょう。
液晶モニタ選択のまとめ
Inspiron 640mの使用目的が、
- DVD映画やデジカメ写真という方は、光沢液晶
- インターネットやビジネス用途という方は、非光沢液晶
となるでしょう。
また、少しでも表示範囲が広い液晶モニタを選択したい方は、
「14.1インチTFT TrueLife WXGA 液晶ディスプレイ」
となります。
低価格で高性能は当たり前。
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