必要なメモリの容量
パソコンに快適性を求める場合、CPUが高性能であれば良いと思われがちですが、実はメモリの容量の方が大切です。
Inspiron 640mで選べるメモリ
Inspiron 640mでは、次のメモリ容量から選ぶことができます。
- 2GB(2GBx1)DDR2-SDRAM メモリ
- 2GB(1GBx2)デュアルチャネルDDR2-SDRAMメモリ
- 1GB(1GBx1)DDR2 メモリ
- 1GB(512MBx2)デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ
- 512MB(512MBx1)DDR2-SDRAMメモリ
Windows XPの推奨メモリは512MBですので、「512MB(512MBx1)」でも問題ありません。
ただ、Inspiron 640mはWindows Vista対応機ですので、将来グレードアップを検討している方にとっては、512MBメモリでは快適性に不安が残ります。できれば、1GBメモリを選択しておきたいところでしょうか。
私の場合は予算重視でしたので、今はとりあえず512MBにしておいて、将来必要になった時に、もう512MBメモリを増設しようと考えました。
1GBメモリが必要な場合
また、一度にたくさんのソフトを起動させる作業や、データ量の大きなファイルを扱う作業がメインの方は、1GBメモリにしておきましょう。
これらの作業は、大量のメモリ領域を必要とするため、512MBメモリでは容量不足になりがちです。仮にメモリ不足になると、極端に快適性が低下したり、パソコンが途中で反応しなくなるなどの障害が出てきます。
1GBと2GBの差は余程複雑な作業でないと実感できませんが、512MBと1GBの差はかなり違うと思います。
メモリ選択のまとめ
予算重視の方は、私のように、
「とりあえず「512MB(512MBx1)DDR2-SDRAMメモリ」で購入し、快適性に不満が出たり、Windows Vistaへのグレードアップ時期になれば、512MBメモリを増設する。」
というのはいかがでしょうか?
また、処理負荷の高い作業がメインの方、快適性にこだわりたい方は、「1GB(512MBx2)デュアルチャネル
DDR2-SDRAMメモリ」がお奨めです。
ただし、将来2GBメモリまで増設したいと考える方は、「1GB(1GBx1)DDR2 メモリ」でメモリの空きスロットを確保しておきましょう。
さらに高いメモリ容量を必要とする方は、「2GB(1GBx2)デュアルチャネルDDR2-SDRAMメモリ」が選択肢となります。
例えば、複雑な動画編集やデータ量の大きいファイルを多数扱う方などが対象となりますが、このような使用目的がメインとなる方は、液晶モニタの大きさや基本性能の高さ等の面から考えて、上位機種であるInspiron 9400やInspiron 6400も検討しましょう。
低価格で高性能は当たり前。
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