ハードディスクは外付けも併用しよう!
Inspiron 640mでは、下記のハードディスクが選択できます。
- 120GB SATA HDD(5400回転)
- 100GB SATA HDD(7200回転)
- 80GB SATA HDD(7200回転)
- 100GB SATA HDD(5400回転)
- 80GB SATA HDD(5400回転)
- 60GB SATA HDD(5400回転)
- 40GB SATA HDD(5400回転)
ハードディスクの保存容量
ハードディスクを選ぶ場合、第一に考えるのは保存できる容量だと思います。
特に最近は、ビデオカメラで撮影した動画ファイルや高画素デジカメで撮影した画像ファイルなど、従来の文章ファイルと比べて、とても大きい傾向にあります。
そのため、ハードディスクの容量は多いほど良いのですが、ノートパソコンはデスクトップパソコンと比べると容量が少ないハードディスクしか選択できません。
また、容量が大きくなると、それだけ1GB当たりの単価が上がりますので、予算オーバーになってしまうこともあるでしょう。
ハードディスクの回転数
もう1つのポイントは、ディスクの回転数です。
ハードディスクは、中のディスクが回転してデータの読出しや記録を行っています。
つまり、このディスクの回転数が速いほど、扱えるデータ量が多くなりますので、パソコンの処理速度・快適性が向上します。
現に、近くの家電量販店で販売されているノートパソコンを見ると、安いパソコンは低速な5400回転/分のハードディスクが採用されています。
(型落ちによっては、さらに遅いハードディスクもあります。)
その点、7200回転/分のハードディスクは、デスクトップパソコンにも採用されている高速タイプです。パソコンの快適性を求める方は、ぜひ高速タイプのハードディスクを選択しましょう。
ハードディスクの熱による劣化が心配
ハードディスクは、絶えず回転し続けているので大量の熱を発生します。
その結果、ハードディスクの消耗は激しく、パソコンの中でも壊れやすいパーツの代表でもあります。
そのため、大切なデータをハードディスクだけに保存しておくことは危険です。
普段からDVDメディアに記録しておいたり、使わない時は起動させる必要がない外付けタイプのハードディスクの併用をお薦めします。
ハードディスク選択のまとめ
ちなみに私がお薦めするのは、「80GB SATA HDD(7200回転) 」です。
アプリケーションのインストール容量にも十分余裕がありますし、多少の動画ファイルであれば保存も可能です。外付けタイプのハードディスクの併用を考える方には、1GB当たりの単価が一番安い250GB前後がお薦めです。
反対に、「120GB SATA HDD(5400回転)」は容量が多いだけで、ディスクの回転速度が遅く割高ですので、お薦めできません。
低価格で高性能は当たり前。
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