Studio Desktop 本体チェック編
背面編をチェック
続いて、Studio Desktopの背面をご紹介します。
Studio Desktopの背面(一部オプションあり)
Studio Desktopの背面端子は非常に豊富です。また、ビデオカメラと接続できるIEEE1394端子が標準装備されている点も見逃せません。Inspironシリーズでは非搭載、もしくは有料オプションとなっています。
背面上部
電源部拡大写真
右半分を占めているのは電源部。電源内部の熱を排気し、安定した動作を確保するために大きなファンが搭載されています。
左にある赤色の小さな部分は、「電圧セレクタスイッチ」と呼ばれる定格電圧の選択スイッチ。日本で使う「115V」、海外で使う「230V」という2種類の切り替えが可能であり、Studio Desktop購入時には「115V」に設定されています。
左上部に見えるのは、電源コネクタです。
背面中央部
背面中央部の拡大写真
背面左部には各接続端子が集中しています。右のメッシュ部分は、ケース内の放熱を行うファンです。
デジタル音声出力とミニD-sub15ピン
上部には、デスクトップInspironシリーズには搭載されないデジタル音声出力端子を搭載。テレビやAVシステム等との連携が可能です。
また、ミニD-sub15ピン端子を搭載しているので、アナログ映像端子しか搭載していない液晶モニタとの接続もOKです。
USB端子×4ヶやIEEE1394端子、有線LAN、HDMIを搭載。
Inspironシリーズよりも接続端子が豊富です。ただし、USB端子よりも高速なeSATAが搭載されていません。XPSシリーズの特権でしょうか?
Studio Desktopの音声出力
全て音声関係の端子であり、マークが微妙に違います。簡単にご紹介しておきましょう。
端子番号 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
1(白) | サイドサラウンドコネクタ | マルチチャネル対応スピーカーを接続します |
2(黒) | S/PDIF | デジタルで音声を出力できます |
3(橙) | センター/サブウーハーコネクタ | 正面スピーカー、またはサブウーハーを接続します |
4(黒) | サラウンドサウンドコネクタ | マルチチャネル対応スピーカーを接続します |
5(黄緑) | ライン出力/ヘッドフォンコネクタ | ヘッドフォンやスピーカーを接続します |
6(水色) | ライン入力コネクタ | カセットプレーヤー、CDプレーヤーなど録音/再生機器を接続します |
背面下部
拡張性が高い背面下部
拡張スロットは全部で4個。PCIスロットが3つ、PCI Express ×16が1つです。
ビデオコントローラ
一番上の拡張スロットに搭載されているのはビデオコントローラです。Studio Desktopでは複数のビデオコントローラからカスタマイズできますが、今回ご紹介しているのは上位の「RADEON 3650 HD 256MB」です。
ビデオコントローラ拡大
左から、DVI-I、ディスプレイポート、HDMIとデジタル映像端子が並びます。基本的には、一番左のDVI端子を使って液晶モニタと接続すればOKです。
ディスプレイポートは、30インチ級の液晶モニタに搭載される次世代端子。今後普及するか全く未知数ですが、しばらく使う機会は少ないでしょう。
一番右のHDMIを使えば、モニタへの映像だけでなく音声も同時出力することができます。液晶モニタ側がHDMIに対応しているなら、積極的に使ってください。
サウンドコントローラ
Studio Desktopでは、サウンドカード「Sound Blaster X-Fi Xtreme Music」も別途カスタマイズ可能です。。オンボードタイプのサウンド機能ではなく高音質に特化した専用カードなので、音質にこだわりたいゲームユーザーの方におすすめです。
1レベル上の音質が楽めるサウンドカード「Sound Blaster X-Fi Xtreme Music」
DELL公式サイト 製品ページリンク
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