Studio Desktop 速報レビュー 更新履歴
(速報1)クアッドコアCPUを搭載する Studio Desktop
高級感あふれるプレミアムデスクトップ
Studio Desktopは、低価格デスクトップ「Inspironシリーズ」ではカスタマイズできないクアッドコアCPU「インテル Core 2 Quad」を搭載した中級モデル。ハイエンドブランドXPSシリーズは予算オーバーという方、広い設置スペースが取れないという方におすすめです。
マルチメディア用途に最適なStudio Desktop。Inspironシリーズ売れ筋のInspiron
530と同サイズながら、クアッドコアCPU「インテル Core 2 Quad」が搭載できる
少し前までは高値の華だったクアッドコアCPUですが、価格が改定されて普及価格帯に下がっています。インターネットや文章作成程度の作業であればクアッドコアCPUのメリットはありませんが、画像や動画を扱う作業でクアッド対応ソフトを使えば劇的な処理時間短縮が望めます。
一気に買いやすくなったクアッドコアCPU
重負荷作業、複数並行作業が得意なクアッドコアCPU
4つのコアが同時に並行作業するパワーは圧倒的!クアッド対応ソフトであれば、4つのコアが全て100%前後で処理を行います。
画像・動画編集などデジタルコンテンツ用途に最適なStudio Desktop
高級感あふれるピアノブラック塗装
Studio Desktopは、プレミアム感を出すためにハイエンドデスクトップXPS 420で採用しているピアノブラック塗装を採用。また、側面も引き締まったシルバー色なので、上位機種にも負けない質感を誇ります。
InspironシリーズにはないHDMI端子など、リビングテレビに接続できる端子を搭載
Studio Desktopには、大型薄型テレビと1本のケーブルで映像と音声を伝達できるHDMI端子を装備。リビングテレビにHDMI端子があれば、Studio Desktopの画面を映し出すこともできます。
ブルーレイドライブをカスタマイズすれば、Studio Desktopで再生した映画をリビングの42型モニタで楽しむ、なんて事も可能です。
Studio Desktopのおすすめ用途
低価格なInspironシリーズではクアッドコアCPUが搭載できない、ハイエンドなXPSシリーズでは予算と設置スペースに問題が・・・、という方におすすめなStudio Desktop。
クアッドコアCPUが安くなったこと、XPSシリーズと比べると予算が抑えられる、というメリットは大きく、
- 画像編集や動画編集が主用途の方
- クアッドコアCPUにこだわりたい方
- 低価格Inspironシリーズでは性能に不満がある方
- 予算に余裕がある方
におすすめです。
ただし、グラフィック機能をつかさどるグラフィックカードについては、若干不満が残ります。2008年11月7日現在、RADEONシリーズの中下位タイプしかカスタマイズできず、描画負荷が高い最新3Dゲームには不向きです。ゲームが主用途の方はXPSシリーズが購入対象となるでしょう。
ハイエンドデスクトップXPS 420(左)と並べると、Studio Desktop(右)はかなり小さい。XPS
420は本体サイズが大きいだけ、電源容量やグラフィックカードスペースに余裕がある。
ちなみに、Studio Desktopの弟分であるStudio Desktop Slimも同時発売されています。
一部のパーツがカスタマイズできなかったり、端子数が若干違ったりという程度の差なので、Studio Desktopと性能はほとんど変わりません。
【左】拡張型のStudio Desktop、【右】スリム型のStudio Slim Desktop
「クアッドコアCPUを搭載できる省スペースデスクトップが欲しい!」という方には、Studio Desktop Slimがおすすめです。
次回は、Studio Desktopの外観を詳しくご紹介します。
DELL公式サイト 製品ページリンク
デジタルコンテンツ用途なら、Studioシリーズがおすすめ
【左】Studio Desktopと【右】Studio Slim Desktop
Inspironシリーズでは選択できないクアッドコアCPUを体験できる!
→Studio Desktop(DELL公式ページ)