Studio Desktop 速報レビュー
(速報7)クアッドコアCPUが生かせる作業ならStudio Desktopで決まり!
低価格でお買い得なInspironシリーズ、CPU、接続端子、見た目のプレミア感など将来性が高いStudio Desktopシリーズ。
どちらを購入するかの決め手は、
- クアッドコアCPUの搭載
- HDMI端子を装備
の2点に尽きると思います。
劇的な処理時間短縮を実現するクアッドコアCPU
インターネットやメール、文章作成が中心の方には、クアッドコアCPUは過大性能です。体感差はもちろん、実際の処理速度に関しても、恩恵を受けることはほとんどありません。同予算で動作周波数が高いデュアルコアCPUがカスタマイズできる、Inspiron 530やInspiron 530sの方が良いでしょう。
ただし、クアッドコアCPUに最適化されているアプリケーションを使う作業であれば、立場は一変します。
動画エンコードソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」で比較
Core 2 Quadに最適化されている動画エンコードの定番「TMPGEnc 4.0 XPress」を使って、動画ファイルのエンコードにかかる時間を比較します。
動画エンコードの定番「TMPGEnc 4.0 XPress」。Core 2 Duo、Core 2 Quadに最適化されている。
比較対象 | Core 2 Duo E6750(2.66GHz) | Core 2 Quad Q6600(2.40GHz) |
---|---|---|
DVI(720×480)→MPEG2(1920×1080)に変換 | 5分05秒(305秒) | 3分47秒(227秒) |
MPEG2(1920×1080)→MPEG2(1920×1080)に変換 | 2分01秒(121秒) | 1分48秒(108秒) |
MPEG2(1920×1080)→WMV(1920×1080)に変換 | 11分59秒(719秒) | 7分36秒(456秒) |
クアッド対応ソフトだけあって、デュアルコア時との速度差は驚異的。変換形式によっては、約6割程度の時間で完了することもあります。
まだまだ、クアッドコアCPUに最適化されているソフトは少ないですが、徐々に増えています。将来性は高いので、将来長く使いたい方にも最適です。
ちなみに、クアッドコアCPUに対応しているアプリケーションの一部をご紹介しておきます。
表計算ソフト「EXCEL 2007」。マクロ処理などに効果を発揮。
動画ファイルエンコードソフト「TMPEGenc」
画像レタッチ編集ソフト「SILKYPIX」。デジタル一眼レフで撮影した高画質RAWでレタッチ編集を楽しめる。クアッドコアCPUに最適化されている。
InspironシリーズにはないHDMI端子。リビングテレビに接続できるのは魅力的♪
DELL公式サイト 製品ページリンク
デジタルコンテンツ用途なら、Studioシリーズがおすすめ
Studio DesktopとStudio Slim Desktop
Inspironシリーズでは選択できないクアッドコアCPUを体験できる!
→Studio Desktop(DELL公式ページ)