Studio Desktop 速報レビュー
(速報3)Studio Desktopの性能を確認
Studio Desktopの性能をチェックしてみます。
今回ご紹介するStudio Desktopカスタマイズ
今回ご紹介するStudio Desktopのカスタマイズ構成は以下のとおりです。
- OS
- Windows Vista(R) Home Premium 正規版(日本語版)
- CPU
- インテル Core 2 Quad Q6600 (8MB L2 キャッシュ、2.40GHz、1066MHz FSB)
- メモリ
- 2GB(1GB×2)
- ハードディスク
- 500GB
- ビデオコントローラ
- ATI Radeon HD 3650 256MB
- 液晶モニタ
- 今回は19インチモニタ(1280×1024)を使用
Windows エクスペリエンス インデックス値
ビスタの動作快適性を表す「Windows エクスペリエンス インデックス値」を調べてみます。
Studio Desktopの エクスペリエンス インデックス値
- プロセッサ:5.9
- メモリ:5.5
- グラフィックス:5.7
- ゲーム用グラフィックス:5.2
- ハードディスク:5.9
基本スコアは、なんと5.2です。(カスタマイズによって変化します。)
ビスタの動作は、インデックス値が、
- 5以上・・・ものすごく快適
- 4以上・・・かなり快適
- 3以上・・・実用レベル
- 2以上・・・多少性能不足
- 1以上・・・動作しない場合あり
というランク付けであることから、かなり快適な性能を有していることになります。
2項目で最高値5.9を叩き出す
「CPU」と「ハードディスク」の2項目で最高値の5.9を達成。「メモリ」や「グラフィックス」項目もかなり高い数値を計測しています。「ゲーム用グラフィックス」こそ5.2とやや劣りますが、画像・動画編集などの処理も万全です。
CPU
一般用途であれば、現在主流となっているCore 2 Duoプロセッサでも高性能ですが、複数の作業を同時に行われる方にはCore 2 Quadがおすすめです。
動画エンコードをバックグラウンドで行いながら音楽を聴いたり、Excelを使用しながらウイルスチェックを行ったりする場合は、コアが4つあるCore 2 Quadが断然有利でしょう。
(参考)Core 2 Duo E8400(3.0GHz)を搭載したInspiron 530のビスタエクスペリエンス値。プロセッサは5.5と最高スコア5.9にはおよばない。
メモリ
「メモリ」は5.5を計測。さらに2GB増設して計4GB(1GB×4枚)にしてみると5.6まで上昇しました。ビスタを動作させるだけであれば2GBでも十分かもしれませんが、一度に大量の画像データを扱う写真レタッチ編集が主用途であれば4GBメモリをおすすめします。
ハードディスク
「ハードディスク」も5.9と最高値を記録。CPUやメモリのデータ処理速度に比べると、ハードディスクのデータ転送速度は遅いので、「ハードディスクの性能向上=パソコン全体の基本能力アップ」につながります。
Studio DesktopはInspiron 530では対応していないRAID0にも対応しますので、ハードディスクを2台用意すれば、さらなる性能向上も期待できます。
グラフィックス
グラフィック能力に関しては、Studio DesktopとInspiron 530では大差ないようです。比較的負荷が軽い3Dグラフィックスの描画であれば問題ありませんが、最新3Dゲームを楽しむなら、XPSシリーズでカスタマイズ可能な「GeForce 9800GT 512MB」以上を狙ってみてください。
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