Studio Desktop 速報レビュー
(速報5)クアッドコアCPU「Core 2 Quad」が魅力的
Studio Desktopは、4つのコアを持つ「Core 2 Quad」がカスタマイズ可能です。
普及価格まで下がり、お買い得感が高いCore 2 Quad
現在のパソコン業界において、CPUを席巻しているのが、インテル製CPUの「Core 2 Duo」です。Core 2 Duoは、計算の解析や処理を行う”コア”と呼ばれる部分を贅沢に2つ搭載していることから、デュアルコアCPUと呼ばれています。
Core 2 Duoの場合。”コア”と呼ばれる部分は2個搭載している
対して、Studio Desktopシリーズでカスタマイズ可能なCPU「Core 2 Quad」は、さらに倍の4つのコアを搭載します。処理負荷が高い作業はもちろん、複数作業を同時並行しても動作が鈍くなることはほとんどありません。
Core 2 Quadの場合。”コア”と呼ばれる部分を4個も搭載している
クアッドコアCPUを導入する利点
クアッドコアCPUの利点は、
- クアッドコアCPUに対応しているソフトでの処理速度アップ
- 複数の並行作業を行っても遅くなりにくい
が挙げられます。
複数の並行作業にも強いクアッドコアCPU
ウィルススキャンをしながらインターネットを楽しみ、音楽を視聴しながら動画編集を行っても快適です。
Core 2 Quadはこれだけスゴイ!
画像編集やファイルエンコードなど、大量の計算処理が必要となる作業の場合には、高いCPU性能が必要です。
下では、CineBenchという3Dグラフィックベンチマークソフトを使用して、クアッドコアCPUの威力を試してみます。
CineBenchという、3Dグラフィックベンチマークソフト。2CPUの場合と4CPUの場合での、性能比較を行うことができる。
2コアのCore 2 Duoの場合
2コアを採用するCore 2 Duoプロセッサでは、
【その1】 2つのコアが、それぞれ2箇所から処理を始める
【その2】 かなり早い速度で、画像表示が進む
【その3】 作業終了まで2分51秒
4コアのCore 2 Quadの場合
対して、4コアを採用するCore 2 Quadプロセッサでは、
【その1】 4つのコアをフル活用して、4カ所から画像表示が始まる
【その2】 あっと言う間に終了。時間は圧巻の1分43秒
改めて確認できるCore 2 Quadの威力
比較対象 | デュアルコア代表 | クアッドコア代表 |
---|---|---|
CPU名 | Core 2 Duo E6750 | Core 2 Quad Q6600 |
基本スコア | 5168 | 8521 |
処理完了時間 | 2分51秒(171秒) | 1分43秒(103秒) |
CINEBENCHでは、クアッドコアCPUがデュアルコアCPUの約1.6倍という驚異的な破壊力が確認できました。コアが単純に2倍になっている恩恵をそのまま受けている結果でしょう。
すべてのソフトで今回のような結果が出る訳ではありませんが、
- 処理速度にこだわりたい
- 複数の作業を同時に行う機会が多い
- パソコンを長く快適に使いたい
とお考えの方には「Core 2 Quad プロセッサ」がおすすめです。
「OSがビスタであれば、体感速度も違ってくる」という方がいらっしゃるほどのパフォーマンスは、一度使うと元に戻れない魅力を持っています。
DELL公式サイト 製品ページリンク
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→Studio Desktop(DELL公式ページ)