Studio Desktop 本体チェック編
Studio Desktopの各内部パーツを詳しくチェック(その2)
ビデオコントローラ
今回ご紹介しているビデオコントローラは、RADEON 3650HD 256MBです。ビスタの動作はもちろん、ハイビジョン映像の再生支援機能も兼ね揃えていますので、将来対応としても安心です。
RADEON 3650HD 256MB。スリム型のStudio Slim Desktopではカスタマイズできない上位ビデオコントローラ
放熱部にはコストかかる銅板を採用。オレンジ色に光輝く色合いにホレボレします
ただし、最新3Dオンラインゲームを高画質で楽しめるほどの性能はありません。3Dゲームを快適にプレイしたい方は、上位のXPSシリーズが購入対象となります。
性能を示す指標であるビスタエクスペリエンス値の「グラフィックス」が5.7、「ゲーム用グラフィックス」が5.2。一般用途であれば十分な性能を誇るが、最新3Dゲーム用途には不向きかも。ちなみにハイエンドデスクトップXPS
420では、両値とも最高の5.9を記録していた。
3Dグラフィック能力を測定する定番ベンチマークソフト「3DMARK06」では、4047という数値を記録。Studio
Desktopを購入するなら、「RADEON 3650HD 256MB」レベルの性能は欲しい。
ハイミドルレンジに位置するnVIDIA GeForce 8800 GT(下)と比較。大きさを見るだけでも、その性能差は歴然。グラフィック性能にこだわるなら、XPSシリーズがおすすめ。
Studio Desktopでは、ビデオコントローラは写真一番上の拡張スロットに接続される
サウンドカード
Studio Desktopでは、ハイエンドデスクトップXPSシリーズ同様、サウンドカードを別途カスタマイズすることができます。搭載しなくても標準機能で音声を出力することはできますが、3Dゲームや音楽視聴など音質にこだわるなら専用カードがおすすめです。
Studio Desktopでカスタマイズ可能な「Sound Blaster(R) X-Fi Xtreme Music
PCIサウンドカード」
豊富な音楽端子が並ぶ
デジタル音声出力・入力も装備している
高度な処理チップを搭載しているため高音質が期待できる
音質を高めるために、これだけ多くの部品が投入されている
DELL公式サイト 製品ページリンク
デジタルコンテンツ用途なら、Studioシリーズがおすすめ
Studio DesktopとStudio Slim Desktop
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→Studio Desktop(DELL公式ページ)
Studio Desktopの各内部パーツを詳しくチェック(その1)<< >>付属品チェック編「付属品の紹介」