パソコン納得購入ガイドのWindows Vista検討コラム
Windows Vistaを快適に使うためには
私は、ビスタが発売された当初から、ビスタを使用しています。
私も当初は、ビスタの動作に関して、
「かなり高い性能のパソコンが必要となる」
という予想でしたが、実際ビスタに触れてみると、それ程動作が鈍いとは思いません。
使用目的にもよりますが、ある程度以上の性能を持ったパソコンであれば、XPよりもビスタの方が動作が快適に感じる程です。
XPよりもビスタの方が快適?
不思議だと思われるかもしれませんが、ある程度パソコンの性能が高くなると、急に快適性が上がるような感じがしています。
図:パソコン性能と快適性の関係(私の体感)
パソコンの性能(横軸)が高くなると、快適性(縦軸)が向上するのは当然なのですが、ある一定のレベルに達すると、むしろビスタの方が快適な印象を受けます。
(ちなみに、メモリを512MBまで下げたり、ビデオコントローラを軟弱にすると、ほとんど使い物になりません・・・。)
あくまで私の体感的なものですので、キチンと公表できるほどのデータは持ち合わせていませんが、パソコン関連雑誌に同様の内容が掲載されているのを見たことがありますので、全くの外れではないと思っています。
ビスタを快適に動作させるためのポイント
上記の境目を探すことは難しいですが、ビスタが十分快適な動作を補償できる性能は、以下のとおりだと言われています。
- CPU:デュアルコアCPU
- メモリ:1GB〜2GB
- ビデオコントローラ:ミドルレンジ(中級)以上
魅力的なデュアルコアCPU
今ビスタに乗り換えるなら、少なくとも後3年は使うと思います。
そう考えると、低性能・低コストのCeleron系CPUよりも、高性能・高コストパフォーマンスのデュアルコアCPU(Core 2 Duo プロセッサ等)がおすすめです。
将来的な使用範囲も広がりますし、快適性・お買い得感を考えると、先行投資しても損はないと考えます。
最低でも1GBメモリ、できれば2GBメモリ
ビスタを快適に動作させるために、一番重要視されるのがメモリ容量です。
最小構成の512MBでは、ハッキリ言って使い物になりません。
快適性だけでなく、始めの起動時間さえも遅くなります。
インターネットや文章作成など、軽負荷作業の方は1GBメモリ、動画編集など重負荷作業の方は2GBメモリがおすすめです。
ミドルレンジ(中級)以上のビデオコントローラ
メモリと同様、ビスタの快適性を語る上で重要パーツとされるのが、このビデオコントローラです。
低性能タイプでは性能不足の場合が多く、ビスタの新機能である3D表示ができなかったり、動画再生時に映像がコマ落ちするなど、使い勝手はかなり悪くなります。
そのため、快適性を重視するのであれば、中〜高性能ビデオコントローラが選択できる、DELL上位機種を選択するようにしましょう。
インターネットだけ、動画編集もしたい、3Dゲームを楽しみたいなど使用目的にもよりますが、この3点は、必ず抑えておきましょう。
参考:Windows Vista関連情報
参考:DELL公式ページ
- Dimensionシリーズ(製品一覧ページ)
- Inspiron シリーズ(製品一覧ページ)
- DELLであなたにぴったりのPCを見つけよう!(DELL公式特設ページ)