DELL(デル) Dimension/Inspiron
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ページ更新:2007/2/11
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Windows Vista(ビスタ)へアップグレード

5.ビスタとXPを両方使いたい

ビスタを使うためには、「新規インストール」をする方法と、現在のOSから「アップグレード」する方法があることを、前回「ビスタへアップグレード可能なエディション」でご紹介しました。

さらにこのページでは、具体的なインストール方法についてご紹介したいと思います。

「新規インストール版」と「アップグレード版」の長所と短所

まず、「新規インストール版」と「アップグレード版」の比較について、おさらいしておきましょう。

バージョン 新規インストール版 アップグレード版
インストールの方法 現在のWindowsを削除して、新規導入する。 現在のWindowsに上書きして、導入する。
インストール時の注意 データのバックアップが必要。ソフトを改めてインストールする必要がある。 インストールに時間がかかる。ビスタと互換性のないソフトがある場合、削除するなどの必要が生じる可能性がある。
安定性 一から環境を作るので、安定性は抜群。 前の環境の不安定要素を引き継ぐ可能性がある。
価格 割高 安価

このように一長一短があり、どちらが良いかは個人差があります。

どのドライブにインストールするか

ビスタをインストールするためには、
「ハードディスクのどの領域を使用するか」
という選択肢があり、大きく分けて4つの方法があります。

  1. 新規インストール・・・現在のOS(例えばXP)を消去して、新規にビスタをインストールする
  2. アップグレード・・・現在のOSに上書きインストールする。
  3. デュアルブート・・・現在のOSは残しつつ、同じドライブに新規インストールする
  4. デュアルドライブ・デュアルブート・・・現在のOSは残しつつ、別のドライブに新規インストールする
1.新規インストール

1.新規インストール

ハードディスクをまっさらにして、初めからビスタを構築する、一番シンプルな方法。
後述するアップグレードのように、前OSの不具合を引き継ぐこともなく、安定性は一番です。

ただし、ビスタにアップグレードすると、古い周辺機器では認識しない可能性があります。
そのため、ビスタ対応状況を各メーカーのホームページで確認しておくことが大切です。

2.アップグレード

2.アップグレード

対して、一番安上がりなのは、アップグレードです。
また、パソコンのデータやアプリケーションソフトを消去することなく、ビスタが導入できます。

ただし、

  • 前OSに戻ることができない
  • 念のため、データのバックアップを取っておく

ということを忘れずに、アップグレードする必要があります。

3.デュアルブート

3.デュアルブート

ノートパソコンや省スペース型デスクトップパソコンのように、内蔵ハードディスクが1台しかないパソコンには、この新規デュアルブートがおすすめです。

現在使っている周辺機器やアプリケーションが、ビスタへの対応を発表していない方や、現在のXP環境も残しておきたいという方は、1台のパソコンでビスタとXPの2種類のOSを使うことができるこの方式が最適でしょう。

ただし、2種類のOSを1台のハードディスクにインストールするということは、それだけハードディスクの空き容量が必要になります。また、ハードディスク容量がギリギリになると、極端にパフォーマンスが低下しますので注意が必要です。

4.デュアルドライブ・デュアルブート

4.デュアルドライブ・デュアルブート

ハードディスクの台数と予算に余裕がある方は、このデュアルドライブがおすすめです。

1台のハードディスクにビスタをインストール、もう1台のハードディスクにXPをインストールすることによって、ファイルの整理もわかりやすく、空き容量にも余裕が出ます。

反対に、

  • できる機種が限られる
  • 予算が多少割高になる

という短所もありますが、それに以上に価値のある快適性が約束されます。
(私はこのパターンを利用しています)

まとめ

このように、安定性を求めるなら「1.新規インストール」、安さと現在の環境を引き継ぐなら「2.アップグレード」という選択肢が一般的です。

また、「3.デュアルブート」や「4.デュアルドライブ・デュアルブート」も、基本的には「1.新規インストール」と同じです。ハードディスク内のどの領域にビスタをインストールするかだけの違いです。

それぞれ一長一短がありますので、「これが良い!」とハッキリとは言えません。私個人的には、アップグレードよりも”デュアルブート系”がおすすめです。

>>デルWindows Vista評価ツール

参考:Windows Vista関連情報

参考:DELL公式ページ
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