パソコン初心者の方のための、Windows Vista対象カスタマイズ基礎知識
Windows Vista お勧めカスタマイズ 〜CPU ノートパソコン編 その1〜
DELLでは、2007.3.4現在、ノートパソコンで5種類のCPUが選択できます。
(※ただし、機種によって選べるCPUは制限されます。)
DELLで選択できるCPU ノートパソコンの場合
ノートパソコンでは、シェアの大部分の握るインテル社のCPU3種類と、ライバルのAMD社の3種類から選択できます。
ブランド名 | コア数 | 価格 | 使用目的 |
---|---|---|---|
インテル Core 2 Duo プロセッサ | 2 | △ | 画像編集、動画編集、3Dゲーム |
インテル Core Duo プロセッサ | 2 | ○ | 画像編集、動画編集 |
インテル Celeron プロセッサ | 1 | ◎ | 文章作成、デジカメ画像編集 |
- ブランド名
- CPUの構造を示す名前。
基本的には、上欄にあるほど高性能なCPUだと考えて良い。 - コア数
-
CPUの性能を決める中核部分の数。
低価格なCPUは1つ、高性能なCPUは2つ、最上位CPUは4つのコアから構成される。
単純に、コア数が多いほど高性能。
おすすめのCPUブランドはどれ?
簡単にCPU選択のポイントをご紹介しておくと、
- コアと呼ばれるCPUの中枢部分が2つある、「Core 2 Duo プロセッサ」がおすすめ
- Core Duo プロセッサは、省電力性に優れたCPU
- 「とにかく安く購入したい」、「インターネットや文章作成程度で十分」という方には、Celeron M プロセッサでもOK
と考えられます。
詳しくは後ページでご紹介しますが、、私のおすすめするCPUブランドは、
- 性能重視なら、Core 2 Duo プロセッサ
- 価格重視なら、Celeron プロセッサ
です。
CPUの性能をもう少し確認
CPUの性能を見極める上で、上記でご紹介した「ブランド名」「コア数」という要素以外にも、
- 「2次キャッシュメモリ量」
- 「動作周波数」
- 「FSB」
という3つの要素があります。
例えば、
インテル Core 2 Duo プロセッサ E6300 (2MB L2 キャッシュ 1.86GHz 1066MHz FSB)
では、
- L2 キャッシュ(2次キャッシュメモリ)
- システムメモリとは別に、CPU上に搭載されている高速なメモリのこと。
搭載量が多いほど、一度に大量のデータを処理できるので、効率的で高性能CPUと言えます。上記の例では、2MBとなります。 - Hz(動作周波数)
-
"1秒間に何回処理を行えるか"
を数字化したもので、Gは(×10億倍)を表します。デュアルコアCPUが登場する前は、この動作周波数でCPUの性能が決まりましたが、現在は同ブランドCPU間での比較のみ有効となります。
- FSB(フロントサイドバス)
- CPUとメモリなどとの間で、データを転送できるバス(幅)を表す数字。
大きいほど、一度にたくさんのデータを扱うことができます。
これらのことを頭に入れて、次のページでは、DELLのノートパソコンで選択できるCPUを調べてみたいと思います。
>>CPU ノート編 その2へ
参考:Windows Vista関連情報
参考:DELL公式ページ
- Inspiron シリーズ(製品一覧ページ)
- DELLであなたにぴったりのPCを見つけよう!(DELL公式特設ページ)