パソコン初心者の方のための、Windows Vista対象カスタマイズ基礎知識
Windows Vista お勧めカスタマイズ 〜CPU デスクトップ編 その2〜
DELLパソコンで選択できるCPU一覧
DELLで選択できるCPUの種類は、ものすごい数になります。
2007年7月27日現在、DELLのデスクトップパソコンで選択できるCPUは以下のとおりです。
デスクトップパソコン Dimensionシリーズ
ブランド名 | プロセッサナンバ | 2次キャッシュ | 動作周波数 |
---|---|---|---|
Core 2 Duo | Extreme QX6700 | 8MB | 2.66GHz |
Extreme X6800 | 4MB | 2.93GHz | |
E6700 | 4MB | 2.66GHz | |
E6600 | 4MB | 2.40GHz | |
E6320 | 4MB | 1.86GHz | |
E4300 | 2MB | 1.80GHz | |
Athlon 64 X2 | 5200+ | 1MBx2 | 2.60GHz |
5000+ | 512KBx2 | 2.60GHz | |
4600+ | 512KBx2 | 2.40GHz | |
3800+ | 512KBx2 | 2.00GHz | |
Sempron | 3400+ | 256KB | 1.80GHz |
こうして並べてみると、性能の違いがよくわかります。
デスクトップパソコンにおける、ビスタに最適なCPUは?
現在の主流は、なんといってもCore 2 Duo プロセッサ。
ビスタの機能を快適に動作させたいのであれば、購入金額は多少上がりますが選択しておきたいところです。
2次キャッシュメモリ量に注目
中でも、注目しておきたいのが2次キャッシュメモリ量です。
よく見ると、"2MB"と"4MB"という2種類のCore 2 Duo プロセッサがあります。
ブランド名 | プロセッサナンバ | 2次キャッシュ | 動作周波数 |
---|---|---|---|
Core 2 Duo | E6600 | 4MB | 2.40GHz |
E6320 | 4MB | 1.86GHz |
前ページでもご紹介しましたが、2次キャッシュメモリとは、CPU上の高速メモリのことです。
大容量データを扱う場合にその効果を発揮し、おすすめの使用用途は、動画編集・ファイルエンコード・3Dアプリケーション等です。
つまり、
- 「ビデオカメラで撮影した動画編集がメイン。」
- 「ファイルのエンコード変換作業をバリバリしたい。」
- 「高精細なグラフィックソフトを快適に操作したい。」
という方に最適でしょう。
CPUに投資しておくべき理由を考える
CPUはアップグレードが困難
CPUは、万が一性能に不満が生じた場合、メモリやハードディスクのように、後で取り替えたり増設することが難しいパーツです。
パソコン初心者の方ではまず無理でしょうし、最悪の場合、マザーボードという基礎基板を買い替えなければならない必要性も発生します。(そうなれば、もちろんメーカー保証は受けられません。)
パソコンの買い替え周期を、1年〜2年程度と割り切っている方は、最低限の性能を持ったCPUでも良いでしょう。しかし、3年以上使おうと考えていらっしゃる方であれば、性能に余裕を持って購入しておきたいものです。
パソコン納得購入ガイドのおすすめCPU
パソコン初心者〜中級者の方におすすめ
やっぱりこのCPUで決まり!
ある程度将来を見据えた使用目的と、価格設定のコストパフォーマンスから検討すると、
デスクトップパソコンであれば、「インテル Core 2 Duo E6320」がおすすめ
です。
高性能なデュアルコアCPUでありながら、割安感のある価格設定が魅力的です。
参考:「インテル Core 2 Duo E6320」が選択できるDELLパソコン
- Inspiron 530(製品詳細)
- Inspiron 530s(製品詳細)
動画編集メインで使う、中〜上級者の方におすすめ
ワンランク上のCPUを狙うのであれば、自作ユーザーにも人気が高い「インテル Core 2 Duo プロセッサー E6600」でしょうか。
基本性能が高く、手に届きやすい価格設定のため、爆発的な人気を誇ります。
一方、XPS 710を購入するなら、
- クワッドコア:インテル Core 2 Extreme プロセッサー QX6700
- デュアルコア:インテル Core 2 Extreme プロセッサー X6800
という贅沢な選択肢もあります。
使用目的によっては、Core 2 Duo と大きな差が出ることもありますが、かなりのヘビーユーザーの方でなければ、価格差が大きいので不向きだと思います。
まとめ
計算処理がモノを言う作業であれば、CPUが高性能なほど快適になります。
また、メモリやハードディスク等と比べても、後でアップグレードしづらいパーツでもあります。
CPUはパソコン性能のかなめとなるパーツだけに、できれば予算を充てたいところです。
できれば「Core 2 Duo E6600」、予算的に厳しければ「Core 2 Duo E6320」
がおすすめです!
参考:Windows Vista関連情報
参考:DELL公式ページ
- Dimensionシリーズ(製品一覧ページ)
- DELLであなたにぴったりのPCを見つけよう!(DELL公式特設ページ)